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アルフォンス・ミュシャ展

2010-06-04 23:26:49 | 美術[ま]
「三鷹市市制施行60周年
 生誕150周年記念 アルフォンス・ミュシャ展」@三鷹市美術ギャラリー


 ミュシャは好きな画家のひとりなので、ぐるっとパスを持って見に行った。お馴染みのポスターだけでなく、油彩、水彩、デッサンなど、もろもろ150点が展示されている。特に好きなのが《黄道12宮》と《ヒヤシンス姫》のポスターで両方とも展示してあった。堺市所蔵の《黄道12宮》の下絵も展示してあったが、左下の円の中に《ムンクの叫び》みたいなのが描いてあった。ありゃいったいなんだったのだろう(゜_。)?(。_゜)


井の頭自然文化園

 ぐるっとパスがあるので、ついでに井の頭公園に向かい、井の頭自然文化園にも入ってみた。初めてだ。鳥や魚、リス、フェネック、ヤマネコ、その他いろいろ、なんとゾウまでいる。そういう動物園なだけだと思っていたら、彫刻園というのもあるという。「動物園のついでにちょっと彫刻も」という気分でいたら、なんとこっちのほうがメインになってしまった。

 長崎の平和祈念像の作者、北村西望(きたむらせいぼう)の彫刻園であった。朝倉文夫もライバルだったという。

 平和祈念像を作成した天井の高いアトリエと、A、Bふたつの展示棟、さらにその周辺にブロンズやアルミ製の像が立ち並び、大小合わせて250点ほどの彫刻作品がずらりと勢ぞろい。展示棟Aには長谷寺の観音もびっくり、高さ9m69cmの平和祈念像の原寸大石膏原型がド~~~ンと半跏趺坐黙想、天を指す右手は原爆を示し、水平に掲げられた左手は平和を示している。階段を上って顔の高さでも見ることができてけっこう壮観。井の頭公園の端っこでこんなモノに遭遇するとは思ってもいなかった。これも、ぐるっとパスラー様のお導きであろう。



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