ヨコハマトリエンナーレ2011
アートテラーとに~さん主催のヨコハマトリエンナーレ2011オフ会に参加した。ヨコハマトリエンナーレは今年で4回目。
2001年:パシフィコ横浜は物珍しさも手伝って興味津々、超でっかいドレスと秘宝館が目に焼き付いている。インタチンコに張り付いた巨大バッタやつやつやした野菜の樹で楽しさ倍増。
2005年:山下ふ頭は旗のなびく長いエントランスロードでやたら海に出っ張った会場、穴から顔を出してなんか見た想い出、つなぎ合わせた黄色い貨車のアーチが印象的。
2008年:新港ピアはベニヤを立てかけた学園祭の準備中みたいな印象、その初っ端に美的センスゼロのゴミのような自称「アート」が散らばっていたのが安っぽさに拍車をかけてた感じ。寝てるネズミはよかったけど。
そして、
2011年:横浜美術館をメイン会場として、横浜港近辺で始まった。インターバルが3年もあるのに、毎度もめにもめて、今年は震災の影響でさらにもめて、開催が決定して4か月で大慌てで準備するというお笑いトリエンナーレ。その割に、名物学芸員・天野さんたちの努力でなんとか見栄えのするお祭りになった感じ。
4回目でようやく横浜美術館という、やって当然と思える場所が会場となった。空調設備の整った美術館ならではの展示ができるし、また、美術館ではちょっと無理な作品は倉庫会場に持って行けばよい。現代アートだけでなく、国芳が出てきたりマグリットが出てきたりという広範囲な展開ができるのも美術館会場のメリットだという。
美術館の中でも写真OKという嬉しい状態に喜んでみんなでばしばしシャッターを押していると、時々係員がやってきて「こちらの作品は撮影禁止です」と注意する。そんな時の反応は「え?そうなんですか?」となる。係員の指さす方向を見ると、奥のほうのキャプションの脇に小さなカメラ禁止マークが張ってある。目立たないし、キャプションより先にでっかい作品があるのだから無理もない。その手前の作品までシャッター押しているのだから観客がそこまで気を回せるはずもない。もうちょっと工夫すれば係員も余計な気を遣わなくて済むのにと思う。
オフ会なので限られた時間で次に行かなければならない。今回は美術館会場が約1時間半だったが、全部見て満足するにはちょっと時間が足りなかった。もうこの段階で再訪は決まった。10月になったらもう一度行くぞ。まぁ、多いと言っても越後妻有のように幾日あっても見きれないというようなレベルではないので。
日本郵船海岸通倉庫の会場では今回も映像作品が多い。全部見たら24時間かかるという洒落にならない作品も、そんなに長く見なくてもいいからもうちょっと見てみたい。毎度おバカな映像で観客をケムに巻く泉太郎の作品がハマる。ホントに見てる時間が無駄なんだけど次回もまた無駄に見てしまいそう。
最後はトリエンナーレに連動している「黄金町バザール」に向かう。今回は各会場をシャトルバスが運行しているので、移動は楽である。とに~さんのお薦めの展示スポットをちょこちょこと案内してもらう。ときどき作家さんも登場して、あれやこれや話を聞いたりしながら、黄金町のゆる~い散歩を楽しむ。しかし黄金町バザールは8月は準備期間で9月から本稼働だとか。
そんなわけで、楽しいトリエンナーレツアーを終えたのだが、次の朝、原因不明のめまいと吐き気に襲われることになろうとは、この時はまだ知るよしもなかったのである・・・
アートテラーとに~さん主催のヨコハマトリエンナーレ2011オフ会に参加した。ヨコハマトリエンナーレは今年で4回目。
2001年:パシフィコ横浜は物珍しさも手伝って興味津々、超でっかいドレスと秘宝館が目に焼き付いている。インタチンコに張り付いた巨大バッタやつやつやした野菜の樹で楽しさ倍増。
2005年:山下ふ頭は旗のなびく長いエントランスロードでやたら海に出っ張った会場、穴から顔を出してなんか見た想い出、つなぎ合わせた黄色い貨車のアーチが印象的。
2008年:新港ピアはベニヤを立てかけた学園祭の準備中みたいな印象、その初っ端に美的センスゼロのゴミのような自称「アート」が散らばっていたのが安っぽさに拍車をかけてた感じ。寝てるネズミはよかったけど。
そして、
2011年:横浜美術館をメイン会場として、横浜港近辺で始まった。インターバルが3年もあるのに、毎度もめにもめて、今年は震災の影響でさらにもめて、開催が決定して4か月で大慌てで準備するというお笑いトリエンナーレ。その割に、名物学芸員・天野さんたちの努力でなんとか見栄えのするお祭りになった感じ。
4回目でようやく横浜美術館という、やって当然と思える場所が会場となった。空調設備の整った美術館ならではの展示ができるし、また、美術館ではちょっと無理な作品は倉庫会場に持って行けばよい。現代アートだけでなく、国芳が出てきたりマグリットが出てきたりという広範囲な展開ができるのも美術館会場のメリットだという。
美術館の中でも写真OKという嬉しい状態に喜んでみんなでばしばしシャッターを押していると、時々係員がやってきて「こちらの作品は撮影禁止です」と注意する。そんな時の反応は「え?そうなんですか?」となる。係員の指さす方向を見ると、奥のほうのキャプションの脇に小さなカメラ禁止マークが張ってある。目立たないし、キャプションより先にでっかい作品があるのだから無理もない。その手前の作品までシャッター押しているのだから観客がそこまで気を回せるはずもない。もうちょっと工夫すれば係員も余計な気を遣わなくて済むのにと思う。
オフ会なので限られた時間で次に行かなければならない。今回は美術館会場が約1時間半だったが、全部見て満足するにはちょっと時間が足りなかった。もうこの段階で再訪は決まった。10月になったらもう一度行くぞ。まぁ、多いと言っても越後妻有のように幾日あっても見きれないというようなレベルではないので。
日本郵船海岸通倉庫の会場では今回も映像作品が多い。全部見たら24時間かかるという洒落にならない作品も、そんなに長く見なくてもいいからもうちょっと見てみたい。毎度おバカな映像で観客をケムに巻く泉太郎の作品がハマる。ホントに見てる時間が無駄なんだけど次回もまた無駄に見てしまいそう。
最後はトリエンナーレに連動している「黄金町バザール」に向かう。今回は各会場をシャトルバスが運行しているので、移動は楽である。とに~さんのお薦めの展示スポットをちょこちょこと案内してもらう。ときどき作家さんも登場して、あれやこれや話を聞いたりしながら、黄金町のゆる~い散歩を楽しむ。しかし黄金町バザールは8月は準備期間で9月から本稼働だとか。
そんなわけで、楽しいトリエンナーレツアーを終えたのだが、次の朝、原因不明のめまいと吐き気に襲われることになろうとは、この時はまだ知るよしもなかったのである・・・
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