宇宙戦争 オフィシャルサイト
H・G・ウェルズ原作、有名なパニックSFを天下のスピルバーグが50年ぶりにリメイクした。いきなりオチで宇宙人が出てきちゃう映画と違って、最初から宇宙人出っ放しの映画は重みがある。怖さを前面に押し出したって感じで、軽薄な笑いなんぞ求めてはいかんと怒られそうな硬派な映画である。最初の頃の何か得体の知れない怖さもいいし、トライポッドの登場で逃げる以外になすすべが無い怖さも充分。いちばん怖かったのは火の玉列車だったりするけど。
なんとなくインデペンデンスデイの宇宙人と似たような風体をしていて、愛らしさも糞もない。宇宙人のおともだちであるスピルバーグが全然おともだちになれそうもない宇宙人を描いている。米軍の司令部も天才エンジニアも現れず、酒池肉林じゃなくて血池肉林の中を逃げ惑う主人公トム・クル-ズも、家族愛に溢れる単なる一般人なので、観客も主人公と同じ目線で怪物を見るような感覚である。ダコタ・ファニングの悲鳴がさらに恐怖感を増長させる。この映画のオチはわかっちゃっているが、迫力ある圧倒的スケールの映像や、休む暇もない逃亡劇は、時を忘れて楽しめる。
H・G・ウェルズ原作、有名なパニックSFを天下のスピルバーグが50年ぶりにリメイクした。いきなりオチで宇宙人が出てきちゃう映画と違って、最初から宇宙人出っ放しの映画は重みがある。怖さを前面に押し出したって感じで、軽薄な笑いなんぞ求めてはいかんと怒られそうな硬派な映画である。最初の頃の何か得体の知れない怖さもいいし、トライポッドの登場で逃げる以外になすすべが無い怖さも充分。いちばん怖かったのは火の玉列車だったりするけど。
なんとなくインデペンデンスデイの宇宙人と似たような風体をしていて、愛らしさも糞もない。宇宙人のおともだちであるスピルバーグが全然おともだちになれそうもない宇宙人を描いている。米軍の司令部も天才エンジニアも現れず、酒池肉林じゃなくて血池肉林の中を逃げ惑う主人公トム・クル-ズも、家族愛に溢れる単なる一般人なので、観客も主人公と同じ目線で怪物を見るような感覚である。ダコタ・ファニングの悲鳴がさらに恐怖感を増長させる。この映画のオチはわかっちゃっているが、迫力ある圧倒的スケールの映像や、休む暇もない逃亡劇は、時を忘れて楽しめる。
眺めておりました。
そんなにいやらしいCGじゃなくって、普通に見ることができたと思います。