ざっきばやしはなあるき  

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SONY α7Ⅲ(ILCE-7M3)

2019-07-15 21:31:09 | 電子機器

 

 ブログを今ごろ書いているが買ったのは3月。35mmフルサイズミラーレス一眼α7III。ミラーレスの購入はAPS-CのαNEX-6以来。ソニーにこだわりたかったわけでもないが、結果的にまたソニーになってしまった。
 
 当初はAPS-CのEOS M5でも買おうかと思っていたのだが、本体に静止画手振れ補正が欲しいと思って考え直し、探したけれどちょうどいいAPS-C機が見つからず、フルサイズのEOS R、EOS RPは静止画手振れ補正が無いし、NIKON Z6、NIKON Z7は出たばかりでちょい割高だし、光学式ボディ内5軸手振れ補正付きフルサイズでいちばん軽量のα7Ⅱが本体10万円以下で買えそうだったので買う気満々になっていた。でもいろいろと調べていくうちに機能について欲が出てきてしまって、本体価格が2倍のα7Ⅲを買う気満々になってしまった。軽量なうえにボディのシルエットが「にょろにょろして」いなくて「角々とちゃんとしていて」なんとなく好みだったこともある。
 
 同時に買ったレンズは単焦点(SEL50F18F)と中古の標準ズーム(SEL2870)。ライトユーザなので4か月経った今もまだ買い増しはしていないが、今後のことはわからない(;'∀')
 
 電池(NP-FZ100)の撮影可能枚数はα7Ⅱ(NP-FW50)の350枚から大幅に増えてカタログ値で710枚となった。これはかなり安心できる進化で、予備電池は購入していない。1泊くらいなら充分持つ。さらに万が一の時のために、USB充電だけでなくUSB給電もできるようになっている。スマホ用充電池はいつもカバンに入っているので、それで充電しながら撮影もできちゃうとは奇跡だ。ただ一度だけスイッチを入れてもウントモスントモ言わなくなった時がありNP-FZ100を抜き差ししたら治ったことがある。ネットにも同じような症例がいくつか書かれていた。ちょっとこの電池は持病を抱えているかも。今のところ再発はしていない。
 
 0.5型236万ドット電子ビューファインダーが付いているので炎天下でも困らない。でも液晶モニターで撮影する時もある。3.0型92万ドットモニターは上に107度、下に41度チルトする。360度自在に回転するバリアングル液晶よりも角度は制限されるが私はチルト液晶の方が好きだ。低姿勢アングルにしたい時でもサッとワンアクションでできる。ただしペンタ部があるので180度自撮り用にまでは回らない。縦の撮影時だけはバリアングルのほうが有利なのであきらめる。
 
 液晶にはタッチフォーカス機能が付いている。でもホントにそれだけで、メニューのタッチ操作などはできない。タッチできるってことはそういう体質の液晶なのだろうから、今時らしくメニュー操作もさせてくれればいいのにと思う。そうもいかないのかな。
 
 メモリーカードはデュアルスロットになっていて、安全のための同時記録、とか、JPGはこっちRAWはそっち、とか、静止画はこっち動画はそっち、とか、スロット1が満杯になったらスロット2へ、とか割と自由に指定できる。
 
 ソニーのデジカメには全画素超解像ズームという機能があり、ズームを倍増したていで中央を切り出すことで被写体を大きくすることができる(※と思っていたら特殊な処理を施して全画素サイズに画像補正しているようだ。勘違いしていた)。デジタルズームではないので安心できるし、70mmズームレンズなら140mmの気分になれるし、単焦点でもちょっと拡大したい時などに役に立つ。コンデジならズームすれば普通に倍増するが、α7Ⅲでは手動なのでカスタムボタンに割り振って使っている。
 
 RX100M3とHX90Vを所持しているので、慣れ親しんでいる操作メニューであまり迷うこともない。
 
 PlayMemories Mobileの後継アプリImaging Edge Mobileをスマホに入れれば、Wi-Fi経由で画像を転送することができる。α7ⅢだけでなくRX100M3もHX90Vも問題なく転送できる。
 
 静止画のファイル名先頭3桁を自由に設定できるので、他のデジカメの"DSC06382.JPG"のようなファイルと区別しやすい。ちなみに私は無難に"A73"に設定しているので、ファイル名は"A7300799.JPG"のようになる。
 
 美術館やお通夜など静かな場所での撮影時に便利なシャッター音の出ないサイレント撮影もできる。
 
 頻繁に使う機能をまとめておけるマイメニュー機能でメニューを出しやすい。
 
 11個のボタンに機能を割り当てられるカスタマイズ機能で好みの操作体系にできる。
 
 モードダイヤルにロック解除ボタンが無いのでモード変更が楽にできる。
 
 独立した露出補正ダイヤルで瞬時に露出調節ができる。こちらもロック解除ボタンが無いので素早く操作できる。
 
 マイクロUSB端子とTYPE-C端子の両方付いているので手持ちのケーブルで充電などに使える。
 
 最近の本体ソフトウェアアップデートではリアルタイム瞳AFの動物対応やインターバル撮影機能の追加などがされた。犬猫虎麒麟などを取りたい人には嬉しい機能。
 
 本体サイズ(グリップからモニターまで)
・初期型α7
 幅126.9mm×高さ94.4mm×奥行き48.2mm, 重量474g
・α7Ⅱ
 幅126.9mm×高さ95.7mm×奥行き59.7mm, 重量599g
・α7Ⅲ
 幅126.9mm×高さ95.6mm×奥行き62.7mm, 重量650g
いろんな機能が増えた結果、初期型より奥行きが14.5mm厚くなり、176g重くなった。初期型のサイズでα7Ⅲだったらさらに魅力的だったんだろうなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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