詩:宇宙の果てまで(うちゅうのはてまで)
大昔
遠く 離れた 夜汽車 は
煙 で お互いの 場所を
知らせて いた ・・
今 は
レーダー で
どこを 走って いるのか
手にとるように わかっている
遠く 離れた 夜汽車 は
もう ひとりでは なくなっている
新しい 場所 を 探しに
宇宙の 大冒険
君の 夢枕
今宵 枕もと を シュッポ シュッポ
夢に 乗っかり 遠くへと
ずーっと 遠くへと 運ばれて行く ・・
シュッポ シュッポ シュッポ
夜汽車 は 走る ・・
ずーっと ずーっと 遠くへと
汽笛 が 鳴り響いて いる
らしんとおる