日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

ちょっと地味目のUC4

2012-08-06 19:29:47 | UC4 「重力の井戸の底で」
戦闘シーンが二度ある「ラプラス……」の後ですからね。
一番の萌えシーンは、ジンネマンをなぐったり蹴ったりするバナージだったりする。

しかし股間一発で、あんな青二才(にもなっていない)に白旗を掲げるなんて、
いまいち押しが弱く、悪を気取いきれない漢であった。

終盤のリディ下(おい!)の直走は、彼の神業的飛行テクニックで、反射板(といっていたな)の反射角度を計算し、敵のビームを拡散させたってことですよね。ここも良かったなあ。

ガンダム種の最終話。
イザークのデュエルがディアッカのバスターから(組み合わせが逆だったか? まあいい)長距離砲を奪い取って一発を決めるシーンがあった。
私はあの1エピだけで、「続編が見たい!!」と熱望してしまった。
あれは終わりではない。あそこから始まるのだ、と思ったから。


マンガ家の萩尾○都が言っていました。
「創作に必要なもの。それは情熱。多少絵が下手だろうが、話づくりが稚拙だろうが、作り手の情熱が伝わってくる作品が、一番読み応えがある」
その点、ガンダム種は合格点でしたね。
デス種の従兄話(?)のスターゲ○ザーは、なるほど上手に作られていたが、血が騒がなかった。
って、いつの間にかUCじゃなく種になっている。
やっぱり地味だったんだ。

でも、落ち込んで乗馬するリディは好きさ。
小説を読むと、彼の家はアメリカ南部。ブライトが「こんなところ」とこぼしながら見渡す畑の白てんてんは、綿花でしょうね。
ちょっとSSでも一本書いてみたくなった。
キャラの一瞬を作者の主観で切り取るという、やったことのない手法で。

そうだった、忘れていた

2012-08-04 16:41:18 | UC5 「黒いユニコーン」
「なぜガンダムに乗るのか」と言われて、1.6エピソードぶりにオードリーのことを思い出したバナージ。
このへん、リアルですねえ。
リディにも、再々会した時に彼女のことを尋ねているし。
オードリーの方はけっこう頻繁にバナージのことを回想しているのに。

ミネバ……サンドイッチを作るときのフォークとナイフの使い方が。
あれがマナーなんでしょうなあ。
これでもかこれでもかと、彼女の育ちの良さを強調しているような気がする。

アンジェロ……悲しいね……

2012-08-02 20:49:32 | UC3  「ラプラスの亡霊」
キュアンがユニコーンに胴切りされた時。
あの表情は「怒」でも「驚」でもなく「悲」だった。
DVDは限りなくポーズができるから、いいね。

ところでアンジェロといえば、マリーダ同様の過去があるのだが、
アニメではどうするんだろう?
同じ過去でも男女では違う。
マリーダは堕胎さえ描いたが、
さて?
女のそれはぼかしても観る方は察しがつくが、
男だと、つまり、アンジェロくんはどんな悲しい目にあったの?と、最後までわからずじまいの可能性がある。

しかしその辺を省略してしまったら、
フル・フロンタルに対する心酔が解き明かせないし。

踏まれたら垂直に押しのけよ

2012-08-01 18:53:16 | UC2 「赤い彗星」
タイトル通り。

アンジェロがバナージを壁に叩きつけ、へたるバナージの肩をふんずけるシーン。
バナージがただやられるだけだったら、
水平に逃げようとしたら、水平に払おうとしたら、
かなり違ってくると思うんです。

あれは明らかにアンジェロを「ひっくり返そう」としている。一石二鳥を狙っている。
バナージもあんな顔していて、決して何もしらぬおのこではない。
一応は場数踏んでいます。


ところでジオンって、あんなに貴族趣味だったんですかね。
私が見ているガンダム(同じ時系列の)と言ったら、
ファースト、Zを断続的に、ZZをちょっと。どうだっただろう?
Zのミネバ初登場シーンで鳥が飛んでいたのは覚えている(ミネバの方は果たして覚えているだろうか)。
貴族の生活を支えるのには、それなりの資金が必要だと思うのだが。
ファーストのララアなんか、軍服もなかなか誂えてもらえなくて、
最後はキシリアのコネを使っていた。
アンジェロの軍服はリディのそれより確かに織りも良くて高価そうだ。