今日パウルクレー展を観に国立近代美術館へ行きました。
ポストカードを数枚購入・・そのうちの一枚
どの向きで観ましょうか?
本来はどの向きで観るべきか、この4枚を見比べるとお分かりかと思います。
でもどうでしょうか?こういった抽象的な絵は色々な向きで見てみると
なんだか違うものに観えてきたり、新しい発見があったりしませんか?
例えば、2で雪山に見えたものが3では空に見えて空が水の中に見えたりしませんか?
1や4は大きくすると人が岩肌を昇っているようにも見える。顔に見えたり。
もしかしたら私たちが目にしているものこれはこれだと認識しているもの全て
捉われた概念の中に存在し、もっと違う見方をすれば当たり前の事でさえも
発見があるのかもしれないと思うのです。
本当に勝手な私の絵の観方です。こうして美術館から変えると独り
ポストカード遊びをするのです。
だから抽象的なものが好き。
このパウルクレーも大好きな芸術家の一人です。
数百人の
子供の声で
歌うための
神秘の合唱を作りだす
それができるような人は
あえて努力する必要がない
沢山の小さな作品が
最後にはそこへと導くのだ
パウルクレーのこの歌の意味昨日より今日少しわかってきました。0.00005mmくらい進歩。
これから小さな小さな努力を積み重ねます。
パウルクレーのような芸術家も思考錯誤をしていたのだから・・・・。