
今年7月、大阪維新の会公認の大阪市議、伊藤良夏(よしか)氏(35)がトヨタの高級車「レクサス」の購入費用の一部に政務活動費80万円あまりを充てていた事が発覚し、返金し、謝罪した。
2015年9月27日に投開票された大阪府東大阪市議選(定数38)は、「政務活動費(政活費)の全廃」を掲げた大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の候補者8人全員が当選し、上位3人を独占しました。
一方、政活費の不適切支出が発覚した自民党系会派では幹事長が落選し、11月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選を前に、明暗が分かれる結果となりました。
でも、東大阪の人は知らなかったのかもしれませんけど、橋下・松井維新の会ほど政務活動費や調査費をダダ漏れに流用、浪費をしてきた政党はないので、わたくし、この結果にはびっくりしちゃいました。
上の新聞記事のように、小林由佳堺市議は286万円を実態のないチラシ印刷費として受け取っていたことが今月発覚したのですが、これについて、小林市議は配布されていなかったのを知らなかったとしています。
自分の宣伝なんですから、政治家として一番気になることでしょ?
それを4年間も配布されていなかったことに気づかなかったって言うんですよ!ありえないでしょう。
また、維新の大阪市議が、事務所の賃料12万円のうちの9割を、 政務調査費で支払いながら事務所オーナーの父親から月3万円の政治献金を受けとって誤魔化していたキックバックしていたことが発覚したことがあります。
ほかにも、大阪維新の会の大阪市議たちが
・エアコン8万4千円、間仕切り7万7千円、キャビネット17万1千円といった備品のほか、ゴム印代7万1千円などの文房具代の8~9割も政調費から支出していた
・選挙に当選してから、自らの無知に気付いて大学院に入学したその入学金は政調費で支出した
・大阪維新の会の大阪市議団が、2011年11月27日の市長・府知事ダブル選挙の直前、市内全24区で開いた「区民会議」の会場代などの経費計約315万円を、政務調査費(政調費)から支出していた
ことなどが発覚しています。
橋下大阪維新の会が政務調査費を流用して選挙活動・高級椅子・大学院入学金・特別顧問に支出とは恥を知れ
さらに、大阪維新の会の議員が
・架空のタクシー代政務研究費で計上、政務調査費177万円流用
・子どもの送迎費用を政務調査費から372万円流用
・橋下維新の会では31人の府議が政策調査費690万円を使ってシンガポールにカジノを見に行った(やりに行った?)
などと言う事件もありました。
政務活動費や調査費の問題を離れると、選挙運動員が4人の議員から6人逮捕されていますし、飲酒運転中バイクと接触してあて逃げした人もいます。
前科前歴者がずらっと当選し、総選挙後1週間足らずで4陣営6人が毎日逮捕される日本維新の会
上西だけじゃない橋下維新のトンデモ議員 ひき逃げ、LINEでの中学生恫喝、婚約者へのDV、体罰・セクハラ
「中身はポンコツばっかり『橋下チルドレン』不祥事一覧」全文 週刊新潮 2015/04/16日号
そもそも、橋下市長や松井府知事が政調費を目的外支出しています。
大阪維新の会の大阪市議団が2011年11月のダブル選挙前に開いた「区民会議」に対して政務調査費が支出されたのですが、その中で、橋下市長や松井一郎府知事らが選挙への支援を繰り返し訴えました。
これは、政党や議員の公的活動ではなく、選挙運動活動あるいは政治活動、すなわち私的な活動ですから、法律・条令違反となります。
橋下市長が言い訳中にかえって違法性の認識を自白 政調費を維新の会の政党活動に使ってまた住民訴訟敗訴
また、橋下市長は
1 自分の「橋下徹後援会」会長の息子の奥下剛光という人物を
2 大阪市の特別秘書に雇って、
3 大阪市の財政から年600万円余りの給与を払っているが(大阪市で言うと課長職クラス)
4 ちっとも仕事をしている風でもないので
5 奥下氏に支払った給与を橋下市長が大阪市に返せ
という住民訴訟が起こされているのですが、この奥下氏は日本で唯一の政令指定都市の市長特別秘書なんです!
自分の後援会長の息子を縁故で雇って大阪市から税金で高給支払っていて全然働かないのに辞めさせない!
これほど納税者をナメた行為がありますか?
橋下市長が後援会会長の息子を特別秘書にして大阪市が給与を払っている情実採用住民訴訟で文書提出命令!
その奥下と言う人物の職務中のツイートがこれ。こんな人物を自身の後援会会長の息子だからといって税金で雇うと言うのが、もう公私混同。
さらに、大阪「都」構想住民投票の運動の真っただ中の2015年4月15日、橋下市長は市の税金で開いた住民説明会に出席し、「都」構想の是非を問う住民投票で賛成多数なら、
「11月の市長選に立候補します。最後まで都構想を完遂します」
などと話したのです。
橋下市長本人が
「税を使ってやってはいけないのは、政治活動。最たるものは選挙運動。」
と言っていたんですから、完全に税金の目的外支出です。
橋下市長が大阪市主催の大阪「都」説明会で、次期市長選への出馬に言及は税金使っての政治活動でアウト。
そもそも、橋下市長はメールで指示できると言って、大阪市役所に登庁して仕事することが少なく、選挙や住民投票前になると街頭演説ばかりしていて、市長としての仕事をまるでしないことで知られています。
まさに、橋下・松井維新の会ほど税金を無駄遣いし、公私のけじめがない政党はないのです。
彼らの「都」構想の住民投票には32億円もかかったのですが、そこで敗けて決着がついたのに、また11月の大阪W選挙では大阪「都」構想を公約にすると言っています。
それもこれも、みな、自分たちが使っているお金が市民の血税だという意識の欠如だと思いますね。
橋下市長は最近さかんに維新の党を攻撃して、維新の党が分党化を認めず政党交付金を分けてくれないとして
「カネにガメツイ人はじきに消滅する」
などと言っているのですが、本当に金に汚いのは誰なんでしょうか。
税金泥棒の「放蕩市長」橋下徹氏ほど納税者をナメた政治家はいない。そんな大阪「都」構想に絶対反対を。
そもそも維新の会の政策のためにお願いした特別顧問に、大阪府市の税金でお金を払っているのがもう公私混同。
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2015.10.5 22:43 産経新聞
“円満離婚”にはほど遠い? 維新・分裂協議のハードルはカネとカンバン 最後は「手切れ金」で解決か
維新の党は6日、松野頼久代表ら「残留組」と橋下徹大阪市長が24日に結党する「おおさか維新の会」に加わる「新党組」が党分裂に関する4回目の協議を行う。これまでの協議で浮き彫りとなった党名と政党交付金の分配をめぐる両者の隔たりが埋められるかが焦点となる。
新党組は「維新」の党名返上や政党交付金を国会議員数などに応じて配分する「分党」を要求してきたが、いずれも残留組は拒否。橋下氏が1日の記者会見で、維新を「偽物」と酷評したことも、残留組の感情的な反発を強めた。
新党組としては橋下氏が政治団体・大阪維新の会を設立した平成22年以来の「維新」の看板は譲れない。創設者の橋下氏が維新を離れ、おおさか維新の会を結党するだけに、“本家”のみが「維新」を名乗ることができるのが筋というわけだ。
新党に加わる松井一郎府知事も9月25日の会見で「維新」返上を拒む残留組を念頭に「(党名を)結いの党に戻したらいい」と強調。旧結いの党との合流時に江田憲司代表(当時)が新党名に「維新」を入れることに反対した過去を引き合いに皮肉った。
一方、松野氏らは「有権者から『維新の党』の名で票をいただいた」「離党したのは橋下氏だ」との立場を崩さない。このままでは「維新」を名乗る国政政党が2つ存在する事態にもなりかねない。双方が選挙で「維新」の略称を申請すれば、「維新」と書かれた票は両党の有効投票の割合に応じて割り振る「案分」となり、投票者の意思を正確に反映しないことになる。
もう1つの難題が交付金だ。維新の今年の政党交付金は約26億6478万円。年4回に分けて支給される交付金は残り2回で、計約13億円が交付される。新党組は15~20人とみられ、円満な分党ならば4億~5億円を手にできる計算だ。
「カネと名前がほしいなら全部くれてやったらいい。カネにがめつい人は、じきに消滅する」。橋下氏は1日の会見でこう述べたが、11月の「大阪ダブル選」を控え、新党組の大半は“軍資金”を得たいのが本音だ。
松野氏ら残留組が分党を拒めば、新党組は交付金が支給されない「分派」となる。ただ、残留組には新党組を敵に回したくないとの思惑もあり、“手切れ金”を渡す案も浮上している。
橋下氏、ツイッター批判激化…民主・維新を標的
新党「おおさか維新の会」の結成を表明した橋下徹大阪市長が、ツイッター上での発信を強めている。
将来の野党再編を見据えて連携を強化する維新の党と民主党を標的に、激しい言葉を浴びせ続けている。
橋下氏は5日、維新、民主両党が「身を切る改革」に取り組むとしていることに関し、「言うのは誰でもできる。公務員の労働組合から選挙応援を受けてできるわけない」と批判した。1日には「おおさか維新の会が本家本元の維新だ。偽物維新の党は民主党と組んで消滅する」とこき下ろした。
橋下氏は、新党は「生まれてから大学までの教育費無償化を基本政策に掲げる」と表明し、大阪府知事、大阪市長のダブル選(11月22日投開票)に向け、アピールに努めている。
なにわのことは夢のまた夢
橋下徹の最終決戦大阪冬の陣
2015.10.07 12:02 週刊文春

Photo:Kyodo
「偽物の維新の党に負けるわけにはいかない」
久しぶりに言いたい放題吠えたのが大阪市の橋下徹市長だ。新党「おおさか維新の会」の結成を表明した10月1日の記者会見で、橋下氏は「古巣」の維新の党に罵詈雑言を浴びせた。だが一皮めくると、大阪市長選で負ければ、一巻の終わりという苦しい事情がある。
古くから大阪市にいる商売人たちは「この街では国会議員も、府会議員も力がない。モノを頼むなら市会議員、市役所、そして市長なんや」と口をそろえる。それは、橋下氏が知事から市長にくら替えしたことからも明らかだ。その意味で大阪ダブル選挙の市長選こそが、橋下維新の生命線なのだ。
府知事選には現職の松井一郎氏をたてるが、大阪の政界関係者は「仮に府知事選で維新が勝っても、市長選で負ければ終わりだ」と予言する。
そもそも10月のこの時期に新党結成をぶち上げたのも「11月の大阪ダブル選めがけて話題をつくり、選挙戦を有利に進めるのが狙い」と永田町では受け止められている。
大阪市長選は橋下氏の側近、吉村洋文前衆院議員と、自民党府連が擁立する柳本顕大阪市議との「40代対決」になる。柳本氏は都構想反対運動の先頭に立ち、男をあげた。
都構想の住民投票では、維新側の物量作戦は圧倒的。既成政党が結集したとはいえ、大阪では国政政党の権威がなく、反対派は劣勢を強いられた。その中で反対派の中心になった柳本氏の評判はよく、“最強候補”と目されている。
一方の維新は、
「吉村氏は、昨年末の衆院選で市議から転じたが、選挙区で敗れ、比例で復活した。知名度不足は否めず、市議団は大阪1区選出の井上英孝衆院議員を推していましたが、橋下氏の意向で吉村氏に決まりました。結局、選挙は橋下氏頼みですから」(維新関係者)
もし、大阪市長選で敗れれば、国政政党「おおさか維新」も存亡の危機に陥る。維新の党から「おおさか維新」に移る国会議員の数は今のところ20人未満で、維新の過半数に届いていない。だからこそ橋下氏は「激しい引き抜き合戦になる」と、松野頼久代表率いる維新の党との議員争奪戦にもなお、意欲を示しているが、本拠地で敗れれば、永田町の「小政党」に終わる末路もあり得る。
“大阪冬の陣”で、大阪市が落城すれば、おおさか維新滅亡は遠くなさそうだ。
政活費でレクサス購入した大阪市議 パリコレモデル上がりの「美人すぎる市議」だった

大阪維新の会公認の大阪市議、伊藤良夏(よしか)氏(35)がトヨタの高級車「レクサス」の購入費用の一部に政務活動費80万円あまりを充てていた。すでに返金し、謝罪している。
この議員、実はパリコレモデルの経験や、テレビCMにも出演していた過去があり、当選時には「美人すぎる市議」などともてはやされていた。
すでに政活費80万円は返金しているが・・・
伊藤氏の収支報告書では、自動車リース費用として2012年4月から14年3月までの各月、政務活動費3万5000円が計上されていた。
しかしこの自動車はトヨタの高級車「レクサス」で、リースではなく購入されていたものだった。大阪市議会の事務局によると、リース費用に政活費の計上は認められているが、購入は資産形成にあたるため認められない。市議会の「手引き」にも明記されている。
伊藤氏は2015年7月27日にブログを更新し、「私の確認不足、勉強不足から処理が適切でないという事態をまねいてしまいました」と謝罪した。
ブログや各紙によると、過去の経費について再調査した際に割賦販売契約だったことが判明したという。契約を任せていた母親がリースだと誤認していたためと釈明した。
支払われた政活費はすでに返金し、市議会の事務局も7月24日に受け取ったと認めている。
ただ、政務に使うためとはいえ、わざわざ500万円以上もする高級車レクサスを購入した理由は分からない。伊藤氏の政務事務所に何度か電話したが、応答はなかった。毎日放送によると、体調不良を理由に会見は開かないという。
「政務活動にレクサスが必要ですか」
伊藤氏は2011年初当選の2期目。大阪維新の会から公認を受けた、いわゆる「橋下チルドレン」の1人だ。
高校生からモデル活動をはじめ、パリコレや神戸コレクションでも活躍。JR西日本や東日本、NTTドコモなど、大手企業のテレビCMに抜擢された経験がある。初出馬時は自民や民主の現職を破るなどして「美人すぎる市議」ともてはやされた。
15年の選挙では前回より得票を増やしていただけに、ツイッターなどには、
「区から出た人がこういうニュースだと落ち込みます」
「政務活動にレクサスが必要ですか」
と地元有権者と思われる人からの反発が寄せられている。
「公務員給与」に「国会議員定数」削減 民主・維新の「公約構想」は「笑えないコント」?
共産党の提唱する「野党結集」の成否が注目される中、民主党と維新の党による政策協議が本格的に始まった。2016年参院選の選挙協力では共有公約を掲げる構想が進んでおり、国家公務員の給与2割削減や国会議員の定数削減が盛り込まれるようだ。
ただ、この2つは民主党政権時代に民主党が実現できなかった政策だ。早くも維新の党を「偽物維新」と批判する大阪市の橋下徹市長からは「笑えないコント」呼ばわりされ、民主党最大の支援団体の連合からは「疑問がある」と横やりが入っている。公約の内容はまだ発表すらされていないが、現実味のなさが先行して批判の的になっている。
公務員給与、14年度からは元の水準に
民主党の岡田克也代表は9月25日に共産党の志位和夫委員長と会談したが、連立や選挙協力には慎重姿勢を崩さなかった。今後は、民主党は維新→社民→生活の順で協議を進めることにしている。すでに維新とは政策協議機関を設置し、9月30日に初回の会合を開いている。
そんな中で10月5日に協議機関でまとめる「共有公約の概要」を日本経済新聞が報じ、波紋を広げている。(1)国家公務員給与2割削減(2)国会議員の定数削減(3)安保法案の「廃止」、を盛り込むというのだ。
これらの「共有公約の概要」の中には、過去に民主党が実現できなかったものもあり、公約としての実現可能性に疑問符が付きそうなものばかりだ。
国会議員の定数削減は、12年11月の党首討論で野田佳彦首相(当時)が「定数削減は来年の通常国会で必ずやり遂げる」と述べたのに対して、自民党の安倍総裁(同)が「今この場で、しっかりと約束する」と応じて野田氏が衆院解散を決断。その結果民主党は下野したが、安倍政権は定数削減の約束を実行していない。
公務員給与の削減は、民主党時代の12年度に東日本大震災の復興財源ねん出を目的に、国家公務員の給与を平均7.8%引き下げる形で実現。ただし、これは2年間の時限立法で、14年度からは元の水準に戻った。
「廃止」を目指すという安保関連法への対応も、民主党政権で外相や国交相を務めた前原誠司衆院議員は9月30日に「安保法制は『廃止』ではなく『見直し』」と題したブログを投稿するなど、党内の足並みはそろっていない。
橋下氏「実現不可能であることは国民は見抜く」
共通公約に関する検討は10月中旬まで続く見通しだが、早くも各所から異論が噴出している。
維新の党を「偽物維新」呼ばわりしている大阪市の橋下徹市長は10月5日朝、ツイッターで「共通公約」の報道について、
「こりゃ、笑えないコントだね。そんな公約、実現不可能であることは国民は見抜く。まず民主党が与党のときに何もやってない!過去できなかったことを将来できるわけない」
「公務員の労働組合から選挙応援を受けてできるわけない。もう国民は騙されない」
と酷評。その上で、自らが新しく立ち上げた「おおさか維新の会」への支持を訴えた。
「公務員の給料削減、国会議員の定数削減は、本物の維新、おおさか維新の会にしかできない。なぜなら大阪維新の会は、公務員の給料削減、府議会議員の大胆な定数削減をやってきた。言うのは誰でもできる。しかし実行できるのは、おおさか維新の会だけだ!」
民主党にも批判が出ている。最大の支持組織、連合の古賀伸明会長は10月6日、国家公務員給与削減の方針に「疑問がある」と違和感を表明していた。
2015.9.28 03:40
【東大阪市議選】
維新候補8人全員当選 政活費争点化が奏功 ダブル選に弾み
任期満了に伴う大阪府東大阪市議選(定数38)は27日、投開票された。政務活動費の不正支出が相次ぎ、議会改革が大きな争点だった。政活費の一時廃止を公約に掲げて同市議選に初挑戦した地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)は公認候補8人全員が当選。11月22日投開票の府知事、大阪市長のダブル選に向け、弾みをつけた形となった。
東大阪市議会では昨秋以降、自民党や公明党の一部議員による政活費の不適切な支出が相次いで発覚。市長が詐欺罪などで自民関係者を告訴する事態に発展した。
神戸市議会でも政活費から裏金を捻出するなどの問題が明らかになり、政活費に対する有権者の関心が高まる中、ゼロベースでの見直しを公約に掲げて政活費を争点化した大阪維新の戦略が奏功。問題が指摘された一部の現職が苦杯をなめる一方、大阪維新の候補は順調に得票を伸ばし、1~3位を独占した。
大阪維新の幹部は「政策が評価された。維新の改革に期待する声は根強い」と述べ、ダブル選への弾みになると自信を見せた。
一方、新人2人が落選した自民の関係者は「政活費問題の釈明に追われたのが痛かった。維新は手ごわい」と厳しい口調。非維新勢力の結集を目指すダブル選に向け、戦略の練り直しを迫られそうだ。
また10人全員が当選した公明関係者も「既成政党への批判の受け皿として、大阪維新の存在がいまだに大きい」と警戒感を示した。
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こいつの顔、見たくない、話、聞きたくない。いい加減に目覚めろ、大阪人!
東京なんか、やっとあのネトウヨ空疎父郎を追放したぞ! ...というか、自分で出ていったんだけどね。
目覚めよ、日本中の頭が寝てる人たち!
古くて穢い衣を脱ぎ捨て、清らかで美しい服に着替えよう。
遠慮はいらない、私たちには、素敵な服を着る権利がある。
暗く凍った世界になる前に、自分の持てる力で社会を変えよう。
今なら、まだ間にあう、今ならまだ...。
東大阪では、西野親子のように、当選すれば良い、と右から左、左から右、とコロコロ替わる保守系議員が多いのです。
投票する側も、東大阪の有権者は、腰かけ意識の住民が多く、全く地域に関心がなくて、投票には行かない人も多く、今回は、自民に投票する人たちが、一時の心変わりで維新に投票したのでしょう。
ですので、維新が支持を受けた訳ではないでしょう。自民の代替でしょう。 次回の選挙では、維新がゼロになるかもね。
その証拠に、無所属で、地域に根付いた人は、何時でも当選しています。 共産は、固定票が多いのですが、今回は、票割りに失敗があったのでしょう。
新社会の前職が復帰していますので、票を取られたのかな。
東大阪の自民は、塩爺派と西野派に別れて、更に、西野弟の市長選立候補に関わり紛争が起き、現市長を軸に暗闘をしていましたので、正統保守が少数になりました。
自民の正統保守は、前回の選挙で敗れた人が復帰も出来ず、維新のジャリに票をさらわれました。
これからは、市議会も大変でしょう。 訳の分からない議員が一挙に増えて、事務局も大変でしょうしね。
ま~、大阪市よりは、マシかな。 あそこは、市長があれだから、事務部門は、気が狂う程でしょう。