2024年10月13日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」の実際の出演メンバー。
橋下氏が本当にどこかの党首、というか維新から党首が2人出ているように見える(笑)。
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国政選挙そのもの話に比べるとずっと小ネタなのですが、病院の建築ミス問題というややこしそうな法律相談が案外早く済んで、次の患者様とのトラブルという別の医院との相談の間に時間ができたので(ある医師会の顧問弁護士なんですw)。
うちの読者だけではなくもう日本全国の視聴者がご存じの今や弁護士コメンテーターの枠内だけではなく、すべての政治・社会問題で一番のインフルエンサーと言える橋下徹氏。
彼が10月13日の日曜報道THE PRIMEには出演していたのに20日は欠席、また21日のめざまし8も欠席したというだけでスポーツ紙のニュースになっていたんです。
10月13日は公示日前だからこその党首討論会に出演した橋下氏。
れいわだけ顔触れが変わったが、社民党党首の福島みずほ氏がいるべきところに橋下氏が陣取っている構図は変わらず。
これって、橋下氏が本来一番出たらあかん番組やん。
フジテレビの日曜報道THE PRIMEが福島みずほ社民党党首を討論会に参加させず。「国政政党の党首でもないのに並んでいる橋下徹さんの枠に #社民党 の福島みずほ党首を入れて」「維新が二人いるの何で?」
これって、MBSが2022年3月に、日本維新の会の吉村洋文大阪府知事と、維新創設者の橋下徹氏と松井一郎氏を呼んで番組を作って、それが政治的に公正・中立と言えるかが大問題になってから、橋下氏が気を付け始めたことなんです。
つまり、公職選挙法に言う「選挙運動」の期間にあたる国政選挙の公示日から投開票日の先日まではテレビに出ないっていう配慮です。
今回の衆院総選挙の場合には石破首相の裏金隠し解散ですから、解散した10月9日から27日の投開票日までが史上最短、当然公示日である15日から投開票日までは10日余りしかないという短さで、金に汚いから政界を引退して弁護士コメンテーターに専念している橋下氏にとっては売り上げの低下を防げて、さぞ喜んでいることでしょう。
このテレビに出演しない間も、ネットニュースには党派性丸出しの彼の記事が載っていて、彼の近著を紹介する連載の
『橋下徹「何でもかんでも自民党の逆張りでいいと思い込むな」…「内輪もめ」で「自滅」を繰り返す立憲民主党に橋下徹が「忠告」』
で、「立憲民主党は口先集団」「自民党に文句を言う」だけで「何も成し遂げていない」だとか立民を下げて自民と維新を上げる発言をしまくってます(-_-;)。
最近は馬場執行部を切って、吉村氏を生き残らせる戦略に転じた創業者の橋下氏。
毎日放送(MBS)が橋下・松井・吉村維新揃い踏みの偏向番組について「政治的公平性に対する認識が甘く、バランスのとり方が極めて不十分だった」。これ、関西のテレビ局全部にあてはまるから!
この欠席の件について、橋下氏の天敵というか全くかなわない相手である超優良社会派弁護士である紀藤正樹弁護士も
「本来公党の元顧問の橋下氏の中立性につき放送上の疑義があり当然の措置だと思います。ただきちんと説明すべきです」
と投稿されています。
しかし、お恐れながら紀藤弁護士に一言申し上げると、橋下氏がフジのレギュラー番組になぜ出ないかを両者が説明すればいいというものじゃないんですよ。
むしろ統一教会の問題を扱う番組に、紀藤先生とよう一緒に出て、しかも統一教会を擁護するとか、その神経に恐れ入る橋下弁護士。
紀藤弁護士に徹底論破された「咬ませ犬」橋下徹弁護士が、まだ統一教会の名称変更を許した下村博文元文科相より拒絶した前川喜平氏が違法と主張。むしろ橋下氏が統一教会の「思う壺」になっている(笑)。
公職選挙法の選挙運動になるような日本維新の会びいきの話をしているという自覚がある橋下氏が、普段はテレビに出放題出られて全く同じ話をしているわけです。
しかも、投開票日の10月27日にはまたフジテレビの宮根誠司さんMCのMr.サンデーから派生した選挙速報番組には出て、絶対にまたれいわ新選組の山本代表に絡んでいくに決まっているんです。
公示日から選挙前日までテレビに出たらあかん奴は、普段からテレビに出したらあかん人。
それが本日言いたいことでした~~
今回は『Live選挙サンデー 超速報SP』という番組名だそうです。見ないけど!
銃撃への怒りより、昔、山本太郎氏に福島原発事故がれき処理問題で批判された恨みの方が大きかった(笑)。
【卑怯で下品な維新】橋下徹元代表が、ここぞとばかりに宿敵れいわ山本太郎氏代表と枝野幸男立憲代表を攻撃。おまけに松井一郎維新代表が来年夏に改憲と言い出した!【調子に乗るな!】
編集後記
橋下氏はもう生涯一コメンテーターであることを覚悟しておられまして、この前完全敗訴したれいわ新選組の大石あきこ氏に名誉毀損裁判を起こした時も
大石氏に
「橋下元知事は、気に入らない記者は袋だたきにする」「飴と鞭でマスコミをDVして服従させていた」
と言われたのを
「読者に対して橋下氏がマスコミに不当な圧力を加え、報道の自由を侵害して自身への批判を封殺しているという印象を与え、橋下氏の社会的評価を下げる内容になっている」
という理由で提訴していました。
橋下氏はあんなに言いたい放題やっているように見えて、実は物凄く細かい計算をしてテレビやⅩでの発言を組み立て、また使い分けているんですよ。
なにしろ政治とテレビの大天才ですから(真面目に言ってます)。
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橋下徹氏 フジ「めざまし8」欠席、前日は同局「日曜報道」を欠席
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)を欠席した。
橋下氏は、普段は月曜日に出演しており、事実上の月曜レギュラーだが、この日は、毎週金曜日に出演している「メイプル超合金」カズレーザーがコメンテーターとして出演した。
橋下氏は、前日20日もレギュラーコメンテーターを務める同局「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)を欠席。梅津弥英子アナウンサーが冒頭に「レギュラーコメンテーターの橋下徹さんはお休みです」とだけ伝えていた。「日曜報道…」には、衆院選(27日投開票)を控えた与野党7党の幹事長、書記局長がゲスト出演した。
与野党7党の党首らがゲスト出演した前週13日の「日曜報道…」に、橋下氏は出演していた。
紀藤弁護士 橋下徹氏のフジ「日曜報道」欠席に私見「公党の元顧問…当然の措置。きちんと説明すべき」
弁護士・紀藤正樹氏(62)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が同日、レギュラーコメンテーターとして出演しているフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)を欠席したことに言及した。
番組冒頭、梅津弥英子アナウンサー梅津弥英子アナウンサーが「レギュラーコメンテーターの橋下徹さんはお休みです」とだけ伝えた。欠席理由については触れなかった。
衆院選(27日投開票)まで、あと1週間となったこの日、番組には与野党7党の幹事長、書記局長がゲスト出演した。
紀藤氏は、「本来公党の元顧問の橋下氏の中立性につき放送上の疑義があり当然の措置だと思います。ただきちんと説明すべきです」と自身の見解をつづった。
与野党7党の党首らがゲスト出演した前週13日の放送では、橋下氏は出演していた。
橋下氏は大阪府知事だった2010年、大阪都構想の実現を目指して地域政党・大阪維新の会を創設。12年には国政政党・日本維新の会の代表に就任し、15年に都構想の住民投票での否決を受けて政界を引退した。引退後は日本維新の法律政策顧問と大阪維新の法律顧問に就任したが、17年に日本維新、22年に大阪維新の顧問を辞任している。
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…って、自分の露出が、嫌われるようになってきたことを、自覚し出したんでしょうかね?
それよりも、瓦解し始めた維新を見限った、その方がハシモトらしいですね(呆)
橋下氏のような『利権の代弁人』を“中立を装ったコメンテイター”にすること自体に強く反対するのは『市民の義務』にすらなっていますよね。
https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2023/230413.html
☆憲法改正手続法における国民投票に関するインターネット広告の規制に関する意見書
2023年4月13日 日本弁護士連合会
◎本意見書の趣旨
当連合会は、日本国憲法の改正手続に関する法律について、2019年1月18日付け「arrow_blue_1.gif憲法改正手続法における広告放送及び最低投票率に関する意見書」で、テレビ・ラジオの有料勧誘広告及び意見表明広告について2週間以上の相当期間はそれを禁止すべきこと等の検討を求める意見を表明しているが、いまだに検討されておらず、その実行を強く求める。