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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

イスラエル軍が人質を「誤射」して3人射殺。アメリカ政府がイスラエル政府の「ガザ紛争は数カ月続く可能性」について同意。パレスチナ市民の7割がハマスの越境攻撃を支持。そもそも武力で「テロ」はなくならない

2023年12月16日 | イスラエル・パレスチナ戦争

可哀想に。。。この笑顔に泣けてしまう。

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 イスラエル軍は2023年12月15日、パレスチナ自治区ガザ北部シャジャイヤで戦闘中に、ハマスに拘束されていたイスラエル人の人質3人を「誤射」し、全員が死亡したと発表しました。

 イスラエル軍は3人の男性を「脅威」だと認識して射殺したと発表しましたが、その後、3人が人質である可能性が浮上したため詳しく調べたところ、いずれも10月7日にガザ地区周辺の集落からハマス側にさらわれた人物だったことが確認されたというのです。

 イスラエル軍はこれを誤射だと言い張り、ネタニヤフ首相は

「イスラエル国民全体とともに、深い悲しみに頭を下げ、3人の死を悼む」

とする声明を発表しました。

 あらためてハマスの無辜の市民拉致と言う蛮行も罪深いですが、そもそもイスラエル軍と政府が人質の命を何とも思っていなかったことも明らかです。

12月15日、イスラエル・テルアビブで、人質3人への「誤射」を受けて抗議する人々

イスラエル軍が人質奪還を大義名分にガザ全域への攻撃を再開。パレスチナ市民200万人が集まる南部へも地上侵攻を開始。イスラエル政府がパレスチナ人を解放すれば人質も戻る。イスラエル軍は即時撤退せよ。

 

 

 だって、イスラエル軍はハマスが作ったという地下トンネルに海水を注入し始めているではないですか。

 ハマスの「テロリスト」を海水で溺死させるという発想も恐ろしいですが、そこに人質がいないとどうして断言できるんですか。

 しかも、ガザ地域の市民の飲み水が海水が混ざって飲めなくなるとも指摘されているんです。

 そもそも、イスラエル軍の猛空爆に使用された兵器のうち、半分は非誘導弾なんですよ?

 人質がどこにとらわれているかもわからないのに空爆したり地上侵攻し、そして使っているミサイルは誘導弾でもない。

 どうして人質は避けて攻撃しているだなんて強弁できますか?

ハマス地下トンネルに“水攻め” 人質がいるかもしれないのになぜ…かつて“爆破”も イスラエルの狙いと海水注入のリスク (2023年12月14日) -  エキサイトニュース

ハマスのイスラエル攻撃から2か月。イスラエル軍によるパレスチナ人の死者は1万7000人。亡くなった子どもは7000人、犠牲者のうち「戦闘員」はたった5000人なのにイスラエル軍が「とても良い効率」。

 

 

 あのロシア政府が自国のロシア軍兵士の命をものとも思っていないように、イスラエル政府も人質の命なんて何とも思っていないわけですが、まして「敵」であるパレスチナ市民の命なんて歯牙にもかけていないから、2万人近いパレスチナ人が死んでもイスラエル軍はまだ攻撃を続けているわけです。

  そして、アメリカ国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は12月15日、記者団に対し

「われわれはこの紛争が数カ月続く可能性があることについてイスラエルと同意している」

と言い切りました。

 バイデン大統領らがイスラエル政府をけん制する振りはしていますが、結局、イスラエル軍の攻撃を止める気は全くないわけです。

 それに、ネタニヤフ首相は無期限でイスラエル軍をガザに駐留させると言っているわけで、数カ月で終わるはずがないことはイスラエル政府も重々承知の上。

 イスラエル軍をガザ地域から撤退させることだけが、この紛争を終わらせる唯一の手段です。

イスラエルのネタニヤフ首相がガザについて「イスラエルが無期限で全体的な治安の責任を負う」とイスラエル軍の無期限駐留を明言。だからただの「戦闘中断」や「停戦」ではなくイスラエル軍の即時撤退が必要だ。

 

 

 そして、もし、ネタニヤフ首相がイスラエル軍の武力行使でハマスを「殲滅」できると思っていたら大間違いであるということがはっきりわかる世論調査が発表されました。

 パレスチナの民間調査研究機関「政策と調査研究のためのパレスチナ・センター(PSR)」が11月22日から12月2日にヨルダン川西岸の750人とガザの481人に対面で調査したところ、パレスチナ市民の72%がハマスによるイスラエル市民1200人の大量殺戮と240人の拉致という戦争犯罪を

「正しかった」

と言っているのです。

 もちろん、その割合はガザ地区で57%、西岸で82%と攻撃されているガザ地域の方が低いのですがそれでも過半数を占めています。

 そして、イスラエル軍がガザにあれだけの攻撃をして2万人が死んでいるのに、パレスチナ市民はハマスを責めるどころか、ヨルダン川西岸地区ではハマスの支持率が3倍以上になったというのです。

 これでは、数カ月でハマスをせん滅できるだなんていうイスラエル政府とアメリカ政府の皮算用通りにいくわけがありません。

 そしてたとえハマスと言う組織を壊滅できたとしても、「ハマス的な存在」は雨後の筍のようにむしろ爆増するでしょう。

イスラエル外相、ガザ侵攻継続「国際的な支持なくても」 - 日本経済新聞

今週のイスラエル軍によるガザ攻撃。これだけのことをやられて民衆が大人しく黙っているわけがない。

 

 

 そもそも、アフガニスタンのタリバンはソ連に対抗するためにアメリカ政府が生んで育てたと言うことが広く知られています。

 そして、2001年の9・11テロ以降、アメリカ政府は「テロとの戦い」をお題目に掲げてアフガニスタン戦争やイラク戦争などを仕掛け、対テロ戦争にも躍起になったのですが、結果としてはアメリカがアフガニスタン戦争で敗北して手を引き、タリバンがアフガニスタンをまた支配することになったのは周知の事実です。

 大国が民衆に支持の基盤を持つ「テロリスト」を武力行使で根絶することなど絶対に不可能なのは、アメリカ政府もイスラエル政府も身をもって知っているはずです。

アフガニスタンの子ども達。戦争で犠牲になるのはいつも子どもたちだ。

9・11テロから20年。900兆円のお金を無駄にして30万人以上の無辜の市民を殺し、数百万人の難民を生み出した「対テロ戦争20年」の教訓。「戦争で得られるものは何もない」という真実。

 

 

 そして、ハマスも実はパレスチナ自治政府を構成するファタハを分裂させて力を削ぐためにイスラエル政府が援助したのだということが言われています。

 モサドと並ぶイスラエルの情報機関の1つで、国内情報を担当する「シンベト」の長官を務めたアミ・アヤロン氏は

 「この15年間、ネタニヤフ首相率いるイスラエル政府にとって、ハマスが支配するガザとパレスチナ自治政府のヨルダン川西岸を分断することは、非常に都合のいいことでした。」

と語り、

「しかし、政治的、イデオロギー的な組織であるハマス、そして多くのパレスチナ人が支持しているハマスを打ち負かすには、人々によりよい選択肢を提示するしかありません。」

と言っています。

 より良い選択肢とはパレスチナとイスラエルの二カ国共存のこと。

 武力行使で達成できる平和などないのです。

イラク戦争で人質になり、今現地の小学校で読み聞かせの活動をする高遠菜穂子さん(中央)。

Facebookでお友達になっていただいています。

小泉首相の「自己責任論」で苦しめられた高遠さんを含む、この全員の満面の笑顔に救われる。

これこそが平和を達成する道。

イラク戦争開戦から20年。イラクの「大量破壊兵器」保有を大義名分に始められたイラク戦争は戦争を始める口実など嘘に決まっており、どんな戦争も決して良い結果にはならないことを教えてくれる。

 

 

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

イスラエル支援企業の商品はできるだけ買いたくない。(イスラエル支援企業リスト) (メモ)

 

↑ この記事で思い出したんですが、やはりFacebook上のお友達であるジャーナリストの安田菜津紀さんがこんな投稿を。 ↓

 

 

ハマスによるイスラエル攻撃の前月に書いた記事。

イスラエル軍に蹂躙されているパレスチナ市民にも、ロシア軍に侵略されているウクライナ市民にも、武器を取って戦う抵抗権が固有の権利=自然権として認められている。

 

 

「武力行使で達成できる平和などない」

こう書くと、またウクライナ戦争における即時停戦派・軍事支援否定派に悪用されそうなので慌てて付言しておきますが、大国が民衆の意志を武力で押しつぶすことなんてできない、という真実をこの言葉は語っているのです。

ロシアと言う大国がウクライナと言う小国と民衆を押しつぶそうというときに、市民が武器を取って戦うことを否定する言葉ではありません。

そして、いずれはウクライナ戦争もウクライナ政府とロシア政府の和平協議で終わらないといけませんが、ベトナム戦争がその終結までに15年もかかり、ベトナム人民が500万人もの犠牲を払ってアメリカ軍を押し返したからこそ、国際世論に包囲されたアメリカ政府が和平をせざるを得なかった、という歴史的事実を無視してはいけません。

だからこそ、ロシア政府を包囲する国際世論に水を差す行為はウクライナの民衆の苦しみを長引かせるだけだ、ということも銘記すべきです。

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イスラエル軍、ガザで人質3人を誤って殺害=報道官

[15日 ロイター] - イスラエル軍の報道官は15日、パレスチナ地区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されている人質3人を戦闘中に誤って殺害したと発表した。

現在調査が進められているという。

イスラエル軍は声明で、ガザ地区での激しい戦闘中に「3人のイスラエル人質が脅威と認識され、その結果、部隊が発砲し、3人は殺害された」とした。

ネタニヤフ首相は「イスラエル国民全体とともに、深い悲しみに頭を下げ、3人の死を悼む」とする声明を発表した。

イスラエル軍はハマスと激しい戦闘を繰り広げているが、ハマス戦闘員は民間人のような服装をしていることが多いという。

ガザ地区にはなお約100人の人質が拘束されている。イスラエル軍はこの日、民間人1人と兵士2人の遺体を収容したと発表した。

 

 

アメリカの有力紙は、イスラエル軍がハマスの軍事拠点とみている地下トンネルへの海水の注入を開始したと伝えました。一方、アメリカのバイデン政権は、民間人の犠牲者が増え続ける中、高官を相次いでイスラエルに派遣して民間人の保護などについて改めて確認する方針で、ガザ地区の人道状況の改善につながるのか注目されます。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は12日、イスラエル側から説明を受けたアメリカ政府当局者の話として、イスラエル軍がガザ地区にあるハマスの地下トンネルへの海水の注入を開始したと伝えました。

イスラエル軍は7つあるポンプを使って数週間かけて海水を注入し、ハマスが軍事物資の保管場所や軍事拠点としている地下トンネルを浸水させる作戦だということです。

一方、ガザ地区の保健当局によりますと、一連の戦闘の巻き添えになるなどして、女性や子どもを含む死者は、これまでに1万8412人に上り、水や燃料の不足で人道状況の悪化も続いています。

ガザ地区の情勢をめぐって、アメリカのバイデン大統領は12日、首都ワシントンでの会合で「無差別的な爆撃によってイスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べました。

イスラエル軍の攻撃による民間人の犠牲が増え続け、イスラエルを支援するアメリカに対しても国内外で批判の声が強まる中、これまでよりも踏み込んで苦言を呈した形です。

バイデン大統領は12日、サリバン大統領補佐官をイスラエルに今週派遣すると明らかにしていて、民間人の犠牲の抑制やガザ地区の人道支援の重要性を改めて伝えるものと見られます。

アメリカとイスラエルの間では、戦闘終結後のガザ地区の統治をめぐっても見解の相違が表面化していて、アメリカの働きかけがガザ地区の人道状況の改善につながるのか注目されます。

 

 

 

10月7日のイスラエル奇襲、パレスチナ人7割超が支持=調査

[エルサレム 13日 ロイター] - パレスチナ人のほぼ4人に3人がイスラム組織ハマスによる10月7日のイスラエル奇襲は正しかったと考えていることが分かった。パレスチナ政策調査研究センター(PCPSR)が調査結果を公表した。

パレスチナ自治区ガザでの戦闘を受けてハマスへの支持も高まったという。

PCPSRによると、72%がハマスによるイスラエル南部への奇襲攻撃について、これまでの結果を考慮すると「正しかった」と回答。22%は「正しくなかった」と答え、残りは「どちらとも言えない」または無回答だった。

イスラエルの破壊を掲げるハマスは2007年以降、ガザを実効支配してきた。パレスチナ自治政府はヨルダン川西岸で限定的な統治を行っている。

PCPSRによると、戦闘開始前の調査と比べ、ガザではハマスに対する支持が高まった。イスラエル軍や入植者とパレスチナ人の間で衝突が激化している西岸地区では3倍以上に上昇した。

ガザの回答者の52%、西岸地区の85%、パレスチナ人全体では72%が紛争におけるハマスの役割に満足していると回答した。一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長に満足しているとの回答は11%にとどまった。

 

 

ハマスの越境攻撃、「正しい決定」と7割が支持 パレスチナ世論調査

イスラエル軍の攻撃で破壊された建物=パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで2023年12月13日、AP

 パレスチナの民間調査研究機関「政策と調査研究のためのパレスチナ・センター(PSR)」は13日、パレスチナ自治区(ヨルダン川西岸とガザの両地区)での世論調査結果を公表した。ハマスが10月7日に行ったイスラエルに対する越境攻撃について、約7割が「正しい決定だった」と支持していることが明らかになった。

 調査は11月22日~12月2日に実施され、ヨルダン川西岸の750人とガザの481人が対面で回答した。ガザ地区では戦闘休止期間中に調査したという。

 PSRによるとハマスによる越境攻撃は、ガザ地区で57%が、西岸で82%が「正しい」と答えた。ハマスの支持率は9月の前回調査に比べ、ガザ地区で4ポイント増の42%、西岸では32ポイント増の44%で、いずれもヨルダン川西岸を治める穏健派組織ファタハを上回っていた。「戦後のガザ地区は誰が統治してほしいか」との質問でも、「ハマス」と答えた人が全体の60%(ガザ地区38%、西岸75%)を占めた。

 また、「イスラエルが戦争犯罪をしている」と考える人は全体の95%に上った一方、「ハマスが戦争犯罪をしている」と考える人は10%だけだった。ハマスは10月7日の襲撃で民間人ら約1200人を殺害し、約240人を拉致した。その際の動画はSNSで拡散したり、国際ニュースで報じられたりしているが、こうした動画を視聴したことがある人は14%にとどまっていたという。【カイロ金子淳】

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8 コメント

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取り急ぎ (秋風亭遊穂)
2023-12-16 18:11:19
>パレスチナ市民の72%がハマスによるイスラエル市民1200人の大量殺戮と240人の拉致という戦争犯罪を「正しかった」と言っているのです。

 これは誤解です。攻撃については正しかったという声が多数ですが、それはハマスが戦争犯罪をしたという認識が10%しかなかったためのようです。

https://mainichi.jp/articles/20231214/k00/00m/030/042000c

 元のデータはこちら。

Press Release: Public Opinion Poll No (90)
https://www.pcpsr.org/en/node/961

4. War crimes and atrocities の項目をご覧ください。

 回答者の85%は、戦争犯罪を捉えた国際メディアやソーシャルメディアのビデオを見たことがないという。実際、90%以上が、ハマスの戦闘員はこれらのビデオに含まれる残虐行為を犯していないと考えていると。
 大多数は民間人に対する攻撃は国際法で認められないとしている。

 まだ全部読めていないので詳細は後日。
返信する
戦争犯罪だと知らないのではなく戦争犯罪を戦争犯罪と思ってもいないということではないでしょうか。 (raymiyatake)
2023-12-16 19:17:49
元のサイトにいってもすぐに日本語訳にされてしまうのですが

『私たちは国民に行為や措置のリストを提供し、それらが国際法上許されるかどうかを回答者に尋ねました。大多数(84%)が兵士の捕虜を容認すると回答した。しかし大多数(78%)は、家庭内で民間人の女性や子供を攻撃したり殺害したりすることは許されないと述べた。 77%が病院爆撃は認めないと回答。 76%は民間人からの電気と水を削減することは許されないと答えた。 52%は民間人を捕虜にすることは認めていないと回答した。』

『95%がイスラエルが現在の戦争中に戦争犯罪を犯したと考えている一方で、ハマスもそのような犯罪を犯したと考えているのはわずか10%に過ぎない。 4%はイスラエルはそのような犯罪を犯していないと考えており、89%はハマスが現在の戦争中に戦争犯罪を犯していないと考えている。
85%は国際報道機関が放映した、自宅での女性や子供の殺害など、ハマスがイスラエル民間人に対して行った行為を映したビデオを見なかったと回答した。これらのビデオを見た人はわずか 14% (ヨルダン川西岸で 7%、ガザ地区で 25%) でした。
ハマスがこれらの残虐行為を行ったかどうかとの質問には、圧倒的多数が「いいえ、行っていません」と回答し、実際に行ったと答えたのはわずか7%(ヨルダン川西岸で1%、ガザ地区で16%)であった。』

なんだか微妙ですね。
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Unknown (津木野宇佐儀)
2023-12-16 19:54:26
そういえば、アメリカがアフガニスタンで民間人を「誤爆」したとき、想定の範囲内だ、とかいうような弁解をしたのを思い出しました。
ブログ主さんがおっしゃる通り、その後、またタリバンがアフガニスタンを支配してしました。本当に「武力で「テロ」はなくならない」ですね。

私もパレスチナ製品、使ってます!
返信する
繰り返す過ち (ゴメンテイター)
2023-12-16 20:37:28
イスラエルがハマスの地下トンネルに海水を注入し始めたそうです。
人質が地下トンネル内に居たらどうなるんでしょう。
人質を射殺するイスラエルだからこそ、できるんですね。人の命を何とも思わない。パレスチナの人々を皆殺しにする作戦を遂行するイスラエル。
こんなイスラスラエルを支えるアメリカ。そしてそれに唯々従うだけのイシダメ首相。
あー、情けない。
返信する
維自悪政権はNO! (ゴメンテイター)
2023-12-17 00:16:53
先の投稿の「イシダメ首相」はもちろん「キシダメ首相」の間違いです。訂正してお詫びします。
キシダメ政権は支持率20%もあるんです。

次の政権も自民党がいい、というのが世論調査の結果だそうですが、裏金、統一教会、等々の問題だらけの政権に代われるのは、どこでもいいんじゃないでしょうか。もちろん、自民よりひどい維新以外で。

年金等、社会保障費の増大については、人口の減少がさらに打撃となっています。その原因の少子化に、なーんにも手を打たなかったこの50年。そのほとんどで政権についていたのが自民党。そこから出てきた維新。まあ、この辺を排除できればとりあえずOKだと思います。
返信する
Unknown (秋風亭遊穂)
2023-12-17 01:21:12
 パレスチナ人の国際法に対する基本認識は、家庭内で民間人の女性や子供を攻撃したり殺害したりすることは許されないという回答が78%、病院爆撃は認めないとする回答が77%ーー等々、質問に上がった一般的な事例(民間人に対する攻撃等)が国際法に反するのか問われたことに対して、多くの人が許されないとしています。戦争犯罪が何たるかを知っていると解釈できるでしょう。これはイスラエル人に対しても同様に考えているでしょう。

 一方、ハマスの戦争犯罪を各種メディアで見たことがない人が85%いて、ハマスが戦争犯罪を犯していないと考える人が89%いることを見ても、住民はハマスの実像を正しく認識できていないと推測できます。その結果が、ハマスは戦争犯罪をしていないと考える人が多数いることに表出されているかなと(テロリズムによらない武装抵抗を支持していることの裏返しかなと)。
 ですが、ハマスの残虐行為を認識している人が西岸地区では少ないものの、ガザ地区には16%いるという点は注目していいでしょう。(グラフと文章の数値が違うのが気になりますが。)こうした人がハマスの行為を正しかったと回答したのかどうかは不明ですが、いずれにしても少数派です。

 こうした点を前提に考えるなら、ハマスの戦争犯罪をパレスチナ人が支持したとは考えにくいです。
 レポートにも、”It is clear from the findings that believing in the “correctness” of Hamas' decision does not mean support for all acts that might have been committed by Hamas fighters on October 7.”(調査結果から明らかなように、ハマスの決定の「正しさ」を信じることが、10月7日にハマスの戦闘員によって行われたすべての行為について支持することを意味するわけではない。)としています。

 「イスラエルの民間人に対する攻撃を正しかったと思うか」という質問はないので、推測するしかありません(そんな質問はできないし、真意を答えてくれるかどうかもわかりませんし、結果が国際的批判を浴びるようなものだったら公表もできないですね。)。

 その他、目を引いたのが、5. When will the war stop and who will win? の中で、西岸地区住民の70%が、ハマスが勝利すると考えているのに対し、ガザ地区住民の半数しかそう考えていないこと。一方、イスラエルが勝利すると考えているのは西岸地区では1%なのに、ガザ地区では31%がそう考えていることです。
 あれほど残忍な攻撃を受けてもなお、ハマスが勝利すると考えている人が多数いるとは驚きですが、この点について立山良司氏が、パレスチナ人の時間軸が我々とは違うと解説していました。これも戦場のリアルかと思うと複雑な気持ちになります。

https://www.youtube.com/watch?v=e2OR3P7njlA
(26分あたりから)
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訂正してお詫びすべきはイシダメキシダメシチダメチシダメ… (津木野宇佐儀)
2023-12-19 00:24:50
>ゴメンテイターさん
>先の投稿の「イシダメ首相」はもちろん「キシダメ首相」の間違いです。訂正してお詫びします。
イ・キ・シ・チ・ニ…であってもダメダメですから(笑)
当初の「話を聞く」とか…訂正してお詫びするとともに、腹掻っ捌くのはキシダメ首相かと

>キシダメ政権は支持率20%もあるんです。
支持率がまだ二桁なのが信じられません
森(9%?)の頃とは(そういう意味で)「隔世の感」ですかね…
返信する
トピずれですが (津木野宇佐儀)
2023-12-19 01:12:46
安田菜津紀さんもSNSでのヘイト・スピーチ被害者ですよね。
辛いのをおして裁判をされて、勝訴(当然!)されました。
ヘイト・スピーチの犯罪化を切に望みます。
(できれば、暴行、傷害(精神的傷害も「傷害罪」同等に犯罪化してもいいのではないかと考えています)、傷害致死、と同等で)
返信する

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