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2023年10月7日にハマスがパレスチナ自治区ガザからイスラエルに越境攻撃をして、赤ちゃんや子どもたちと外国人を含む1200人を無差別殺戮をして、240名以上を拉致監禁し、これに対してイスラエルがガザ地区に大規模攻撃を開始してから、明日で1年になろうとしています。
まずハマスのやった市民に対する大虐殺と誘拐は決して許されない犯罪です。
むしろその後のイスラエルによるガザ攻撃を非難することが多く、とうとうイスラエルへの入国をネタニヤフ政権から禁止されたばかりの国連のグテレス事務総長が10月5日にビデオ声明を発表し、戦闘開始のきっかけとなったハマスによるイスラエル奇襲を
「忌まわしい行為で、断固として非難する」
と批判したのは当然のことです。
人殺しは誰が誰に対してやっても等しく批判する態度でなければ、それ以前のイスラエルによるパレスチナ人虐殺もそれ以降の無差別殺戮も非難することはできません。
そして、グテーレス事務総長はさらにハマスの残虐な行為について
「日常を営んでいた人が残忍に殺害され、性暴力にも苦しめられた」
と強調して、ハマスに拘束中の人質の即時・無条件の解放を求めましたが、そもそも拉致・誘拐が犯罪ですからこれもまた当然。
しかし、イスラエルがガザ地区で行なっている大虐殺はとっくに自衛権の行使だの反撃だのの域を超えており、イスラエルがガザ地区で食料・水・エネルギーまで止めて市民に餓死者を出している状況は、国際司法裁判所からもジェノサイド(民族絶滅)だと認定されています。
イスラエル軍は10月4日もガザ全域で空爆を継続し、医療関係者によるとパレスチナ人少なくとも29人が死亡しています。
2023年に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘では、ハマスが越境攻撃でおよそ1200人を殺害した一方で、ガザ地区のパレスチナ人はその35倍にあたる4万1825人が死亡し、そのうち3分の1の1万数千人が子どもだということです。
さらに生き残った子どもたちの中でも、この1年で両親が死亡し身寄りがない孤児が1万9000人いると推定されています。
1万数千人の子どもたちを殺し、2万人に及ぶ子どもたちを孤児にし、今もガザの市民を毎日殺し続けている。
これがイスラエルのネタニヤフ政権がやっている無差別殺戮なのです。
イスラエルのネタニヤフ首相がガザへの無差別攻撃について「我々が対峙しているのは怪物」「イスラエルだけでなく文明世界と野蛮人との戦い」と強弁してクリスマス休戦さえ拒否。「怪物」はイスラエル政府と軍だ。
イスラエル軍の攻撃でガザ地区の1万数千人の子どもたちが死亡。イスラエル軍の攻撃と包囲でガザに飢餓が蔓延し人口の4分の1が飢餓状態。3月に国連安保理議長国になる日本は死に物狂いで即時停戦決議をまとめろ。
ネタニヤフ政権はガザばかりでなく、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、シリアに攻撃を開始し、大国イランとの戦争も始めようとしています。
イスラエル軍が地上侵攻まで開始してヒズボラとの交戦が激化するレバノン当局は10月4日、イスラエルの攻撃による死者がこの1年間で子どもや女性を含む2011人となったと発表しました。
国連事務総長を入国禁止にするイスラエルはまさに「ならず者国家」だ。
グテーレス国連事務総長がロシアやイスラエルが処罰されないと訴え「彼らは国際法を踏みにじり国連憲章を侵害し、国際法廷の判決に目をつぶることもできる。他国を侵略することもできる。でも何も起こらない」と演説
冒頭にご紹介した声明で、グテーレス事務総長はハマスの攻撃後のイスラエル軍の戦闘行為でガザだけでなくレバノンの人々の生活まで破壊されていると指摘し
「中東全体の苦しみと暴力を終わらせよう」
と訴えました。
10月5日には、世界各地で戦闘反対と停戦実現を訴えるデモが開かれ、参加者はイスラエルの攻撃や米国の支援を批判し、ニューヨークでテルアビブでロンドンでパリでベルリンでローマで東京で札幌で京都で、平和を求める市民がイスラエル軍に対して
「ガザから、レバノンから、中東から手を引け!」
「パレスチナに自由を」
「ガザを解放せよ」
「イスラエルの占領は犯罪だ」
「レバノンに手を出すな」
と叫びました。
イスラエル軍がレバノンに地上侵攻し、レバノン・シリアの首都に空爆。ハリス米副大統領は「イランは中東を不安定化させる危険な勢力だ」と言うが、中東で一番危険な国は中東戦争を起こそうとしているイスラエルだ。
ところが日本を含むG7は10月2日に行われた電話会議で、イスラエルを攻撃したイランだけを批判し、イランから攻撃を受けたイスラエルに対抗措置をとる権利があることを確認したほか、イランに新たな制裁を科すことでも一致したのだそうです。
イスラエルにイランに対する自衛権があるなどとことさらに強調したら、本当に第5次中東戦争になってしまいます。
また、内閣総理大臣になったばかりの石破首相も
「国際社会が全面戦争に拡大しないよう関係者に最大限の自制を求め、事態の沈静化に努力することが重要だ」
と述べただけなそうなのですが、中東戦争を引き起こそうとしているのはイスラエルのネタニヤフ政権です。
およそ「先進国」を自認するのであれば、日本を含むG7は世界の市民の声に耳を傾け、イスラエル政府を名指しして、ガザやレバノンからの即時撤退を求めるべきなのです。
イスラエル軍のガザ侵攻で孤児になった子どもたち。
イスラエルがヒズボラを狙ってレバノンでポケベルなどを相次ぎ爆発させ、あわせて数十人が死亡し5000人以上負傷。国連総会はイスラエルに対しパレスチナ占領政策を1年以内に終結するよう求める決議を採択。
ウクライナ戦争もあと数か月で3年になってしまいますが、イスラエル・パレスチナ戦争は1年続けてしかも中東戦争に拡大しようとしています。
世界でデモをして抗議をしている方々の姿を見ると力づけられますが、それよりも子どもたちの写真を見るとため息ばかりが出てしまいます。
それにしてもイランばかり批判して、大元のイスラエルのことは非難するどころか、反撃していいとお墨付きを与えるG7には驚きあきれるしかありません。
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国連総長、ハマス断固非難 戦闘1年で声明
【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は5日、イスラエル軍とイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザでの戦闘開始から7日で1年となるのに合わせたビデオ声明を発表した。戦闘開始のきっかけとなったハマスによるイスラエル奇襲を「忌まわしい行為で、断固として非難する」とした上で「中東全体の苦しみと暴力を終わらせよう」と訴えた。
奇襲により「日常を営んでいた人が残忍に殺害され、性暴力にも苦しめられた」と強調。ハマスに、拘束中の人質の即時、無条件の解放を求めた。その後の戦闘で、ガザだけでなくレバノンの人々の生活まで破壊されていると指摘した。
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米大統領選前に「成果」狙う ネタニヤフ氏、軍事行動で支持回復―専門家
安保理は談話で「中東の緊張が緊迫する中、事務総長や国連と関与しないという決定は逆効果だ」と指摘。全加盟国に対し、国連の業務を損なう行動を控えるよう呼び掛けた。
イスラエルのカッツ外相は2日、イランによるミサイル攻撃を明確に非難していないなどとして、グテレス氏を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、入国を禁止すると宣言。ドゥジャリク事務総長報道官は同日の記者会見で「イスラエル政府による国連職員への新たな攻撃だ」と批判した。グテレス氏は同日の安保理会合で、イランの攻撃を「強く非難する」と述べた。
ロシアのネベンジャ国連大使は安保理会合で「国連への侮辱だ」と強調。米国務省のミラー報道官も記者会見で、イスラエルにとって「有益でない」との認識を表明した。フランス外務省も「深刻で不当、逆効果だ」とする声明を出していた。
ガザの孤児が推定1万9000人 保護施設の整備課題に 12歳少女「家族にさよならも言えなかった」
配信
ハマスとイスラエルの衝突が始まって1年、1万9000人の子どもが親を失い孤児となったと推定されています。ユニセフの担当者は保護施設の整備が課題だと訴えました。
「私には誰も残されていない。双子の妹は人生の相棒で、何でも一緒にやった」(ガザでの戦闘で孤児になった12歳のジャナさん)
12歳のジャナさんは、イスラエル軍の攻撃で家族や親戚、あわせて60人を失いました。いまはガザ地区中部にあるデイルアルバラのテントで、独りで暮らしています。ガザ地区にはこの1年で、両親が死亡し身寄りがない孤児が1万9000人いると推定されています。
「家族にさよならも言えなかった」(ジャナさん) ユニセフはこうした子どもたちを受け入れる施設を整備していますが、課題もあります。 「戦闘が続くなかで新しい保護施設を作るのは非常に難しい状況だ」(ユニセフパレスチナ広報部長 ジョナサン・クリックス氏)
「彼らが本当に必要としているのは、近くで砲撃や砲弾の音を聞いたときに泣き叫ばなくていいようになることだ」
ユニセフは停戦を実現させ、規模を拡大して必要な支援に当たりたいとしています。(ANNニュース)
レバノン死者、1年間で2千人超 イスラエル軍の空爆で急増
【エルサレム共同】イスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラの交戦が激化するレバノン当局は4日、イスラエルの攻撃による死者が1年間で子どもや女性を含む2011人となったと発表した。軍が大規模空爆を開始して以来、犠牲者が急増した。軍は「限定的」として9月30日に始めた地上侵攻で、ヒズボラの戦闘員約250人を殺害し、武器庫など2千以上の目標を攻撃したと発表、成果を誇示した。ヒズボラも戦闘継続の構えを崩していない。
イスラエルとイスラム組織ハマスのガザでの戦闘は7日で開始から1年となる。ガザ保健当局は5日、昨年10月の戦闘開始後のガザ側死者は4万1825人となったと発表した。
レバノン当局によると、これまでのレバノン側の死者には少なくとも子ども120人、女性260人が含まれている。
レバノンメディアなどによると、イスラエル軍は5日、レバノン北部トリポリを空爆し、ハマス関係者1人と妻と子ども2人が死亡した。
パレスチナ通信は5日、イスラエル軍はガザ北部ベイトハヌーンを空爆し、5人が死亡したと報じた。
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世界各地でガザ反戦デモ 「パレスチナに自由を」
パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で1年となるのを前に、世界各地で5日、戦闘反対と停戦実現を訴えるデモが開かれた。参加者はイスラエルの攻撃や米国の支援を批判し「ガザから、レバノンから、中東から手を引け!」「パレスチナに自由を」などと叫んだ。
ニューヨークの繁華街タイムズスクエアのデモには数千人が集結。冒頭、主催者の呼びかけで犠牲者に黙とうをささげた。
その後、デモ隊は「ガザを解放せよ」「イスラエルの占領は犯罪だ」とシュプレヒコールを上げながら行進。周囲では多数の警官隊が警戒した。
イスラエル中部テルアビブでもハマスに拘束されている人質約100人の救出を求めるデモが開かれた。
ロンドンやパリ、ベルリン、ローマなど欧州各地でも大規模な抗議デモがあり、参加者はパレスチナの旗や「レバノンに手を出すな」などと書かれたプラカードを掲げ、市中心部を行進するなどした。
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バイデン氏、イラン核施設への攻撃は「反対」
【ローマ=倉茂由美子、ワシントン=淵上隆悠】先進7か国(G7)は2日、イランによるイスラエルに対する大規模なミサイル攻撃を受け、電話で首脳会議を開いた。議長国イタリア首相府の発表によると、イランの攻撃を強く非難するとともに、中東情勢の緊張緩和に向けて連携することで一致した。
これに関し、米国のバイデン大統領は2日、イスラエルが検討している報復措置について「相応のものであるべきだ」との認識でG7首脳が一致したことを明らかにした。ワシントン郊外で、記者団に語った。イランは1日、イスラエルを弾道ミサイルで攻撃したが、大半は迎撃されたという。バイデン氏は同日、「攻撃は失敗し、効果はなかった」との認識を示していた。
伊首相府によると、G7は、イランとイスラエルによる報復合戦に発展する恐れがあることを踏まえ、事態悪化に対する「強い懸念」を表明した。「(中東)地域全体を巻き込む紛争は誰の利益にもならない」とも訴え、外交的解決が可能との認識を共有した。
石破首相は、会議で「国際社会が全面戦争に拡大しないよう関係者に最大限の自制を求め、事態の沈静化に努力することが重要だ」と述べた。
バイデン氏によると、G7は、イランから攻撃を受けたイスラエルに対抗措置をとる権利があることを確認したほか、イランに新たな制裁を科すことでも一致した。ただ、バイデン氏は記者団に、イスラエルのイランへの報復措置を巡り、核施設への攻撃には反対する姿勢を鮮明にした。記者団から「イスラエルがイランの核施設を攻撃することを支持するか」と問われ、「答えはノーだ」と応じた。
バイデン氏はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とも「比較的すぐに」会談することも明言した。
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イスラエルの蛮行に、反吐が出そうでした。
イスラエルは、何かというと「ホロコースト」を持ち出します。ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺です。
しかし、この虐殺には「ユダヤ人で構成された『ユダヤ人評議会』がナチスの出先機関としてアウシュビッツでのユダヤ人大量虐殺に手を貸した」ことを哲学者のハンナ・アーレントが暴露しています。
ホロコーストを持ち出せば何でも許される、それはもうないのです。
「イスラエルの建国=侵略」以来、中東では紛争が絶えません。そりゃそうでしょう。ある日突然「ここは私の祖先の土地だった。出て行け。」と銃を突き付けられて土地を奪われ、平和な生活を奪われて、「ハイ、分かりました」となりますか。
こんなことが許されるのなら、アメリカ大陸では先住民がバイデンに「出て行け」と言えるのですよ。
ガザで何人死のうが、ハマスによる攻撃を口実に「何が悪い」と言うのですから話になりません。イスラエルの「建国=侵略」以来続いている戦争だということが分からないのでしょうか。
戦争の起源はイスラエルの存在です。
これをなくさない限り、中東は平和にはなりません。
ヒズボラ自体はシリアの鬼畜アサドを長年支援してきた勢力なので、それだけで充分支持できない理由になります
しかしテロや人道犯罪ということに関しては、2005年のハリリ元レバノン首相の暗殺でヒズボラの4人が起訴され1人が有罪になった、というトピック以外は見つけられませんでした
あくまで比べればの話ですが、ICCが幹部のハニヤ師やシンワル師に逮捕状を出しているハマスよりはまっとうな組織では、という印象です
レバノンだイランだと暴走を加速するネタニヤフは当然、ベングヴィルやスモトリッチら連立を組む外道どもに尻を叩かれてるんでしょう
しかし最も裁かれるべき「犯罪者」はネタニヤフ以外存在しないですから、ナスララもハニヤも少なくともこの男の手にかかるべき人物でないのは明白です
シオニズム=ナチズム
でしかありません。
だから、イスラエルの脱・シオニズム化がなされない限り、ハマースやヒズブッラーをせん滅したとしても、また、ネタニヤフが失脚しても、その後継は後を絶たないでしょう
「シオニズム=ナチズム」
eg.
ナチの採用した「レーベンスラウム」と、労働シオニズムの「入植」や宗教シオニズムのイスラエル「領土」概念(と、大ニッポソ帝国の旧「満州」)
←もともと住んている人々の土地・権利・生存を奪う、すこぶる独りよがりな破壊的暴力思想
イスラエルだけでなく、というより、アメリカの脱シオニズム化こそなされなければいけません。
詳細はのちほど
イスラエルだけでなく、というよりアメリカの脱シオニズム化こそがパレスチナの真の平和には必須かと。
自民×統一教会 同様 共和党×福音派
アメリカのキリスト教極右・福音派は「キリスト教シオニズム」なるものを唱えているんですよね。
また、アメリカの「ユダヤ人」コミュニティでは、戦前の日本と同様な教育が公然と行われ、カハニズムのようなシオニズム極右を生み出し、拡散させ、率先して「入植」させています。
「アメリカにとってイスラエルは国内問題だ」と日本の識者が言っていましたが、その通りなんですよね。
cf.
NHK教育「シリーズ徹底討論 「宗教と政治」」
NHK・BS「アメリカ 揺れるユダヤ系新世代 〜“イスラエル主義”とパレスチナの現実〜」
現在、配信されているかはわかりませんが、是非視ていただきたいです
村野瀬さんのサイトの各記事にある、パレスチナ支援リストのクリックするだけの所の毎日のクリックをお願いします。arab.orgなど外国のサイトに認識されてなくても日本からの声が届けば、と思います。
このキリスト教シオニズムは米国だけではなく、日本にも存在する。それが「キリストの幕屋」。1910年に創設されたが、1961年にイスラエルに巡礼、キブツに青年たちを留学させ、現在もイスラエルとの関係がより強化されている。
https://www.makuya.or.jp/about-us/makuya-israel/
また、愛国心の高揚、憲法改正や教育基本法の見直し、良妻賢母型家庭婦人を唱える日本会議のメンバーでもある。1万人ほどの信者を抱えている。
イスラエルの占領地で日本人信者がいるらしい。ガザ虐殺の砲弾に祈りの言葉を書いている。
https://x.com/ParstodayJ/status/1728349853535932472
>「キリストの幕屋」
ご教示、ありがとうございます。
広河隆一氏が若いころイスラエルにあこがれ、キブツ体験をしたことと、「キリストの幕屋」とは何らかの関係があるのですかね?
これは、本人しかわからない問題ですし、氏の名前を出すことがはばかられていますから、何とも言いようがないかと。
当時、広河氏同様、イスラエルのキブツに若い世代があこがれる、その原因にキリストの幕屋の関与の有無、どうなんでしょうね。
それより、左派的(「労働シオニズム」)影響が強かったのかと思います。(結局、自己解決…(^^;)
(↑の「キリストの幕屋」と広河氏、のことは、決して秋風亭遊穂さんに回答を求めているわけではありません。単なる私の素朴な疑問の吐露、ということでお願いします)
「自民×統一教会 = 共和党×福音派」の書き込みの文章の文言を訂正させていただきます
誤:カハニズムのようなシオニズム極右を生み出し
正:カハニズムのようなシオニズム極右を拡散し
以上、勝手ではありますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
以下、余談ですが…
夏終わり うるさいハエが 飛びまくる
季節変わりに 多く沸くハエ
(ハエ=改造バイク)
こういう「ハエ」は何とも思いませんが
大型バイクの爆音には、私は感覚過敏があるので非常に気分を害されます。
最近、家の表の信号のない「通り抜け」道路を大型バイクが通り抜けていくことが多くなりました。
「信号除け程度」にしか思っていない、ツーリングの気分の本人は気分いいでしょうが、爆音に曝されるこちらからすれば、それは傷害行為でしかありません。
バイクこそ電化を急ぐべきかと…それか、生活道路からの車両の廃除…
まったく関係のない愚痴、失礼しました…
Bezalel Smotrich calls for Israel's borders to extend to Damascus
(Middle east eye 2024/10/11)
https://x.com/ShaykhSulaiman/status/1844179103227969768
「私はヨルダン、レバノン、エジプト、シリア、イラク、サウジアラビアの一部を含むユダヤ人国家を望んでいる。我々の偉大な賢人たちによれば、エルサレムはダマスカスまで続く運命にある。」
ドキュメンタリー番組のインタビューでの発言。このクレージーな大イスラエル主義は、修正主義シオニズムの流れにある。その修正主義シオニズムの源流となっているのが、ジャボティンスキー(Vladimir Evgen'evich Zhabotinskii 1880~1940)である。1931年に武装組織イルグンを設立。イルグンはキング・デイビッド・ホテル爆破、パレスチナ・アラブ人村民を殺害したデイル・ヤシーン虐殺などのテロを起こした。
19世紀末に起こったシオニズム運動は、ユダヤ人が購入した土地からアラブ人を追い出し、その結果としてアラブ人の襲撃を受けるも反撃、報復を繰り返す暴力性を持っていたが、それはユダヤ人が多数派を作り出すためだった(どんな理由であれ違法行為が許されないのは言うまでも無い)。
ただし、シオニズム運動には社会主義的理念によりアラブ人との共存を目指した労働シオニズムもあり、修正主義運動と激しく対立していた。しかし、その後の労働運動が「民族」へと理念が変質する中でアラブ人(パレスチナ人)との共存を放棄、排他的・強硬路線へ転落していった。以降、修正シオニズムが主流になっていく。換言すれば、列強の政治的保証を重視する政治的シオニズム(修正主義シオニズム)、移民~入植活動~農作業などの労働を通じた実践的シオニズム(労働シオニズム)が相互にせめぎ合っていた。アラブ人との共存する萌芽がなぜ潰れてしまったのか、そこから何を学べるのか。
シオニズムは他にもさまざまで一括りにはできない。冒頭の超強硬派はその一部。
なお、ロシア~東欧でのユダヤ人の苦難がシオニズムに反映されたとする論考が次にある。歴史を刻み込むシオニズムを抱え、ジェノサイドを正当化するイスラエルを、国際秩序の枠組みに入れ直す責任が国際社会にある。
シオニズムとは何か――イスラエルの孤立化と軍事信仰の起源
(Synodos 2016.07.26)
https://synodos.jp/opinion/international/17133/