誰が共犯だって？

　大体、男はあんまり見ない。ほとんどは女性ファン。

ジャニー喜多川の性加害問題は日本人全員が「共犯者」である

　無茶苦茶なタイトルである。というかメディアの責任を自分達が取らずに日本人全体に押し付けようと意思で書いたものであって２ページ目で案の定そういう記事が出てきている。文春が書いても誰も動かなかったと書いているが一般市民がその報道に感化されたとして何ができた？問題の記事は１９９９年だそうだが、その頃のインターネット事情はまだADSLが普及する前でISDNとかでインターネットを使うレベル。私の家でインターネット回線の契約をするのが２００３年だったか２００４年だったかで、上記の記事にあるような暗黙の了解など形成されるわけも無く上記記者の願望か妄想レベルの話をあたかも事実であるかのように書くのは歴史修正主義の類である。それを天下のニューズウィークがやるのかねえ？ちなみにネットと現実との接点を社会が認識する事になる一つの契機が西鉄バスジャック事件だが、これですら２０００年の出来事だ。事実誤認にも程がある。そもそも今だってメディアは忖度している。ここから書く事はメディアにとって最大のタブーであり、上記の記事を書いた記者にとっても目にしたくない内容だろう。ウチの読者でもここから先は読まない方がいいかもしれないが、ジャニー喜多川の性犯罪の一番の共犯者はジャニーズの芸能人を応援するファンだろ。結局コンサートのチケットやグッズが売れるからジャニー喜多川が力を持ったのであってジャニーズ関連のイベントのチケットを買ったりグッズを買ったりする事そのものが性的搾取であると何故書かないのだろうか？当然上記の記者も最終的にこの問題を突き詰めればここに行き当たる事は判っていながらここまで言及しないのは同じメディア業界で飯を食う人間が不買運動まで呼びかける事に抵抗があるからだろう。国民全体を共犯者呼ばわりしておいて不買運動は呼びかけない欺瞞。この問題はあくまで記者としての飯の種であって組織そのものの解体だけは断じて困るからこの問題に無関係の国民まで「共犯者」呼ばわりしての炎上商法だろう。恐らくは上記の記事も黙殺されてオシマイだと思っているようだからあえて採り上げてやったが本気でこの問題を解決するなら芸能なんてものを無くしてしまえばいいだけ。私が子供の頃はワイドショーはこんなに無かったし芸能ニュースは刑事事件でも起こさない限りそもそも放送さえされなかった。その頃に戻せばいいだけ。でもそれを呼びかける覚悟も勇気も無いだろうなあ、上記の記者は。

やっぱりロシアが絡んでいたか。

　しかし杜撰な計画だなあ。

「ハインリッヒ１３世」首謀のクーデター計画、新たに男女３人逮捕…ロシア総領事に接触も

　ロシア大使館が何処まで関与していたのかは不明だが実現する可能性の低い計画だけに協力する気はあんまり無かっただろうなあ。もっとも計画が仮に上手く行っていたとしたらウクライナは今頃ロシアの支配下に入っていたかもしれない。上手く行く可能性は無かったし現に失敗したけど。ロシアは今回の戦争で失ったものがあまりにも大きすぎて取り返しのつかない事になっているのだが、ドイツ国内でのクーデター計画は失敗しているのに対してロシア国内で起きたクーデターはどうなっているのだろうか？

ベルゴロド州の戦闘2日目、襲撃グループがロ軍の兵員輸送車を奪取か　映像公開

　ここまでの事態になるとロシアは手に負えなくなるかもなあ。

判っていても何もしない奴。

　この間の選挙で自民党が議席を減らしたのはこういうところに原因があったのかもなあ。

マイナカード口座誤登録 デジ庁把握も公表せず

　多分、都内の人間は結構な割合でマイナカードを作ってポイント貰って喜んでいたと思うんだよなあ。で、実際に使ってみたらこのザマ。印鑑証明を取ろうとしたら他の人のが出てくるとか病院で使えないとか。病院とかマイナカードを作って便利だとネット上に書き込んでいた人を知っているけれども自分の個人情報が洩れるかもしれないという可能性が出てきた現在、どういう気分なんだろうか意外に内心穏やかじゃないんじゃなかろうか？しかも上記の問題は銀行口座絡みだし。今まで国会で問題になっていた事は「桜を見る会」にしろ「森友学園問題」にしろ、最近でも「防衛予算」にしたって有権者からすれば自分の生活に関係無いと思っていた人もマイナカードで自分の情報が漏洩したり、そこから悪用される可能性が出てくれば話は別であって自分の生活に直結する話になると投票行動に与える影響は大きいんじゃないのかねえ？それがまさにこの間の選挙結果に表れたのだと思う。その意味ではこの件に関しても対応がいい加減な河野太郎で大丈夫なのかねえ？今更代えても遅いけど。

これ自民は負けるよ。

　まだ公明党の方が票が入ったんじゃないのかねえ？

公明　東京28区の擁立断念する方向で調整

　これは創価学会と統一教会の争いかねえ？その気になれば公明党は連立を止めても今まで以上に議席を伸ばせる可能性があるわけで後はやる気があるかどうかだろう。逆に自民党はそこまで判った上でも公明党と戦う選択をしたのだろうか？本気で連立を解消すれば政権時代に自民党が何をやったのか全部バラして選挙をすればいいわけで、それこそ安倍政権時代から自民党がやった事件の舞台裏とか洗い浚い暴き出して、「こういうロクでも無い政党の尻拭いをやりながら、それでも政治の停滞を起こさないために公明党がどれだけ頑張ってきたのか？それももう限界だから袂を分かった」と言ったらどういう事になるだろうか？特に安倍晋三に関しては本人が死んでしまっている以上は反論のしようも無い。とはいえ政権にいた公明党議員や大臣は現場で見てきたのだから、それを公表すると言えば反論しにくいだろう。そこまでさせないように連立解消だけは避けようとするだろうけど何処まで争うのかねえ？