平和外交がいいとは言わないが、これはそう思う。
大体、改憲派が水害の時に酒盛りしていたりゴルフに興じて激甚災害の指定も出さないなんていうのを見たら、予算さえつければ国防は安心できると勘違いしているんじゃなかろうか?この間も自衛隊のヘリが墜落して幹部クラスが大量に殉職するという信じられない事件があったが、この件についてロクな発表も無い始末。いくら国家機密に関わる問題とはいえ自衛隊が国民の税金で存在している以上、この件に関して調査報告が正式にあって然るべきなのだが、そういう話が未だに出てこない始末。自民党も防衛省に催促しないのかねえ?これで安全保障を掲げて改憲を言い出されても信用できないのは当然であって、敵基地攻撃論だって攻撃まではいいがその後は何処まで考えているのやら?仮想敵国が何処になるのか知らないが反撃できれば攻めてこないわけでは無い。第二次世界大戦の時はドイツ軍のミサイルがイギリスに撃ち込まれるという事があったがイギリスは戦争を継続した。敵基地攻撃が有効なのは戦争という一線を越える前までで、超えてしまった後の事を考えた構想はロクに考えられていない。むしろ改憲派にそのアイデアがあるのなら聞いてみたいぐらいだ。結局自民党の政治がボロボロで平和外交をやる余裕が無くなり一転して軍事による防衛に転換したものの長期的な視点の無い刹那的思考からくる改憲論で所詮は改憲派も平和ボケしていて、そこに世界経済から落ちこぼれた日本がまだまだ世界でトップと勘違いしている夜郎自大的妄想に憑りつかれた連中が改憲派という現実の深刻さの方が護憲派のお花畑的平和主義より酷いわけで、ここまで日本経済が深刻な状況になっても自分の暮らしが厳しくなっても改憲派は気が付かないのだから危機を通り越して平和ボケの末期症状だなあ。日本が亡ぶような事にならなければいいが。