これを接触というのだろうか?恥ずかしいから報道して欲しくなかった(苦笑)。
日本側の対応に問題が無いのならわざわざ立ち話でも会談の場を無理に持つ必要は無かっただろう。それは中国としても一緒であるわけで、どちらも引くに引けない状況を自分で作り出してどうにもならなくなっているわけだが、今回の会議で居心地の悪い思いをするのは日本と中国だろう。日本では一部の右翼や保守が汚染水の問題で「問題無いのに騒いでいる」みたいな論調が多いが国際社会の合意形成のプロセスをいい加減にしたからこういう結果になったんであって、このブログでも「汚染水」を書いてはいるが「放出の是非」についてはあえて触れていない。「IAEA」はとりあえず安全という評価らしいが放出以前に「アンダーコントロール」と言い切った日本政府(安倍晋三が死んでも政府にはこの発言を否定していない)の責任は問われるわけで放出という行為時点でアンダーコントロールができていないし、事前に説明すると言いながら説明したのは漁業者だけ。諸外国に何らかの説明の機会を設けたか?全部いい加減だから「結局それしか選択肢が無い」と判っている国でも放出について口を噤む国が多いのが実情だ。やってる仕事が雑で説明もいい加減で信用しろと言われてもできないわけで、中には「IAEAの報告書を読め」とか騒いでいる保守の論客もいるが読めじゃないだろ。報告書があるから読まない奴が悪いじゃなくて、細かい内容までちゃんと政府が理解しているのか信用されていない、信用されるための取り組みが杜撰である事は汚染水の問題で正しい事をやっていても「日本という国家への信頼が毀損する」という事実にどれだけ理解できているのだろうか?まあ今回は中国が過剰に騒いでいるからそこばかりが話題になっているがそれ以外の国が日本をどう見ているのか?少なくとも快くは思われていないと思うが。