そこが落としどころになるのなら最終的な決着はそこになるんだろうが。
結局ロシアがこれ以上占領地域を拡大できる可能性は低くなった上にロシアの占領地域でも恐らくロシアに対する失望の声が広がっているんじゃなかろうか。特に戦争前からロシアが独立をさせていた地域では本当は「独立」したかったんであって「ロシアの一部」になる気は無かったはずだ。にもかかわらずロシアに編入されたんだから、ここの住民の失望感は相当大きいはず。しかも大国だと思っていたロシアがここまで弱く、しかも住民虐殺までやったのを見たらウクライナの方がマシだったと思うだろう。最終的にウクライナのNATO加盟断念を条件に戦争を終わらせる他無いだろうという読みは外交のプロとしては正しい判断だと思う。が、政治と軍事がこれを飲むかどうか?