※今回はオープニングが長いので、前半戦は別に掲載します。
午後6:00 高崎駅
マスター「みなさんお土産も買ったことですし、これから長野に移動します。」
アシスタント「今から皆さんにしおりをお配りします。読めるときにゆっくり読んでください。」
あさま623号 高崎18:25→長野19:16
マスター「1戦目からこんな結果になるとはな。」
アシスタント「参入戦にかけるプレイヤーのたたずまいがそれを物語ってましたね。」
マスター「それよりも田辺さん、グランクラスはどうですか。」
田辺「今までにない座り心地です。」
マスター「それはよかったですね。」
田辺「いつもの移動もグランクラスだったらいいのに。」
アシスタント「毎回それだと赤字になるんじゃ。」
~次は終点長野です~
マスター「在来線に乗り換えます。」
普通 長野19:52→今井20:01
~次は今井、今井です~
マスター「今日はこちらの公務員宿舎をお借りしているので、ここで宿泊します。」
久保「なんかおしゃれだな。」
マスター「ここは、長野オリンピック選手村を改築した施設です。」
佐藤「長野でオリンピックをやったのは聞いたことがありますが。」
マスター「そういえば世代的にはリアルタイムで見てない方たちもいるのか。」
アシスタント「そうですよ。」
マスター「それはおいといて、明日は午前に開会式、午後から第2ステージを行います。」
アシスタント「高崎駅で渡したしおりの中に五色刷りの紙が入った方は、私の部屋に集まってください。」
マスター「みなさん大変お疲れさまでした。」
翌日午前10:00
マスター「開会式の会場へ向かいます。」
バス 長野オリンピック旧選手村→?
20分後
アシスタント「みなさん着きました。」
マスター「予選第2ステージの前にここで開会式を行います。」
岡村「えーここですか。」
SAORI「初めて見ました。」
マスター「みなさんはここで待機してください。」
午前11:00
アシスタント「今から開会式を行いますので、扉が開いたら入場してください。」
ゴーン、ゴーン
開会式会場に善光寺の鐘の音が響き渡り、会場内には四方に御柱が建てられ、真ん中に築かれた土俵の上では、北陸地方の学生らによる神聖な土俵入りが行われた。
🎤~これからRoad to Hokurikuに出場する方たちがライトポール横から入場いたします。みなさま大きな拍手をお願いします。
長野県歌「信濃の国」の演奏に合わせてプレイヤーが入場した。
🎤~先導するのは、過去5回の通算成績最上位の久保裕丈さんです。旗手は最多の2度トップ賞を獲得した道尾秀介さんです。
会場内をゆっくりと回り、外野後方に整列した。
🎤~大会主催者によるお言葉を頂戴します。
マスター「最初に能登半島地震でお亡くなりになった方々に深く哀悼の意を表し、能登地方の一日も早い復興・復旧を祈念いたします。さて、1998年2月7日。第18回オリンピック冬季競技大会の開会式が、ここ長野オリンピックスタジアムで行われました。リアルタイムで見ていた方も多いことでしょう。オリンピック開催に合わせて開業した新幹線も今週には敦賀まで開通します。昨年から始まったファイブスタービンゴも半年が過ぎようとしています。今回の企画自体は開始当初から計画されており、本来は北陸新幹線沿線をめぐりながら行うこととしていましたが、地震により企画の中止や延期も検討しました。このたび被災地や住民に最大限配慮する形で協力をいただき開催に至りました。ここに感謝申し上げます。最後になりますが、この企画が北陸新幹線沿線ならびに能登地方の発展と希望につながることを願い締めくくりといたします。」
🎤~ありがとうございました。引き続き開会宣言を行います。
マスター「ここに北陸新幹線敦賀延伸並びに能登半島地震復興支援 Road to Hokuriku の開会を宣言します。」
🎤~続いて、過去にトップ賞を獲得した4人によるフラッグリレーを行います。第1走者は前回トップ賞を獲得した田辺智加さんです。第2走者は第2回でトップ賞を獲得した佐藤楓さんです。第3走者は第3回でトップ賞を獲得した久保裕丈さんです。そして最終走者は第1回と第4回でトップ賞を獲得した道尾秀介さんです。
このフラッグは、北陸の山々を象徴する緑、日本海を象徴する青、山の雪化粧を表す白に加えて、左上に星が描かれています。」
演奏とともに最後の走者である道尾さんが、掲揚台に旗を括り付け、するすると旗が上がった。
🎤~ありがとうございました。これをもちましてRoad to Hokuriku開会式を終了いたします。みなさまのご協力ありがとうございました。
マスター「みなさんお疲れさまでした。このあと小休憩を兼ねてバスで会場へと移動します。」
バス 長野オリンピックスタジアム→?
道尾「有料道路を通るんですか。」
マスター「このルートが最短・最速で行けるので。」
会場到着
マスター「予選第2ステージの会場は、長野市オリンピック記念アリーナ(エムウエーブ)です。」
次回、予選第2ステージ開幕!
※この作品はフィクションです
P.S.長野オリンピックについて・・・1985年2月28日、信濃毎日新聞がオリンピック招致を求める紙面を掲載。その後長野県及び長野県下の全市町村議会が招致を決議し、1988年6月1日に国内4都市で争われた候補地選定委員会で長野市が選定され、1991年6月15日にイギリス・バーミンガムで行われた国際オリンピック委員会総会で長野市開催が決定された。
長野オリンピックスタジアムは、長野市内にある2つの野球場の老朽化に伴う、新野球場建設の一つとして計画されていたが、長野オリンピック開閉会式会場として暫定開業し、大会終了後の2000年4月16日に野球場として正式開業した。(オリンピック開催時内野スタンドは完成済み、外野スタンドは仮設で鉄骨組みの観客席が設置された。)
午後6:00 高崎駅
マスター「みなさんお土産も買ったことですし、これから長野に移動します。」
アシスタント「今から皆さんにしおりをお配りします。読めるときにゆっくり読んでください。」
あさま623号 高崎18:25→長野19:16
マスター「1戦目からこんな結果になるとはな。」
アシスタント「参入戦にかけるプレイヤーのたたずまいがそれを物語ってましたね。」
マスター「それよりも田辺さん、グランクラスはどうですか。」
田辺「今までにない座り心地です。」
マスター「それはよかったですね。」
田辺「いつもの移動もグランクラスだったらいいのに。」
アシスタント「毎回それだと赤字になるんじゃ。」
~次は終点長野です~
マスター「在来線に乗り換えます。」
普通 長野19:52→今井20:01
~次は今井、今井です~
マスター「今日はこちらの公務員宿舎をお借りしているので、ここで宿泊します。」
久保「なんかおしゃれだな。」
マスター「ここは、長野オリンピック選手村を改築した施設です。」
佐藤「長野でオリンピックをやったのは聞いたことがありますが。」
マスター「そういえば世代的にはリアルタイムで見てない方たちもいるのか。」
アシスタント「そうですよ。」
マスター「それはおいといて、明日は午前に開会式、午後から第2ステージを行います。」
アシスタント「高崎駅で渡したしおりの中に五色刷りの紙が入った方は、私の部屋に集まってください。」
マスター「みなさん大変お疲れさまでした。」
翌日午前10:00
マスター「開会式の会場へ向かいます。」
バス 長野オリンピック旧選手村→?
20分後
アシスタント「みなさん着きました。」
マスター「予選第2ステージの前にここで開会式を行います。」
岡村「えーここですか。」
SAORI「初めて見ました。」
マスター「みなさんはここで待機してください。」
午前11:00
アシスタント「今から開会式を行いますので、扉が開いたら入場してください。」
ゴーン、ゴーン
開会式会場に善光寺の鐘の音が響き渡り、会場内には四方に御柱が建てられ、真ん中に築かれた土俵の上では、北陸地方の学生らによる神聖な土俵入りが行われた。
🎤~これからRoad to Hokurikuに出場する方たちがライトポール横から入場いたします。みなさま大きな拍手をお願いします。
長野県歌「信濃の国」の演奏に合わせてプレイヤーが入場した。
🎤~先導するのは、過去5回の通算成績最上位の久保裕丈さんです。旗手は最多の2度トップ賞を獲得した道尾秀介さんです。
会場内をゆっくりと回り、外野後方に整列した。
🎤~大会主催者によるお言葉を頂戴します。
マスター「最初に能登半島地震でお亡くなりになった方々に深く哀悼の意を表し、能登地方の一日も早い復興・復旧を祈念いたします。さて、1998年2月7日。第18回オリンピック冬季競技大会の開会式が、ここ長野オリンピックスタジアムで行われました。リアルタイムで見ていた方も多いことでしょう。オリンピック開催に合わせて開業した新幹線も今週には敦賀まで開通します。昨年から始まったファイブスタービンゴも半年が過ぎようとしています。今回の企画自体は開始当初から計画されており、本来は北陸新幹線沿線をめぐりながら行うこととしていましたが、地震により企画の中止や延期も検討しました。このたび被災地や住民に最大限配慮する形で協力をいただき開催に至りました。ここに感謝申し上げます。最後になりますが、この企画が北陸新幹線沿線ならびに能登地方の発展と希望につながることを願い締めくくりといたします。」
🎤~ありがとうございました。引き続き開会宣言を行います。
マスター「ここに北陸新幹線敦賀延伸並びに能登半島地震復興支援 Road to Hokuriku の開会を宣言します。」
🎤~続いて、過去にトップ賞を獲得した4人によるフラッグリレーを行います。第1走者は前回トップ賞を獲得した田辺智加さんです。第2走者は第2回でトップ賞を獲得した佐藤楓さんです。第3走者は第3回でトップ賞を獲得した久保裕丈さんです。そして最終走者は第1回と第4回でトップ賞を獲得した道尾秀介さんです。
このフラッグは、北陸の山々を象徴する緑、日本海を象徴する青、山の雪化粧を表す白に加えて、左上に星が描かれています。」
演奏とともに最後の走者である道尾さんが、掲揚台に旗を括り付け、するすると旗が上がった。
🎤~ありがとうございました。これをもちましてRoad to Hokuriku開会式を終了いたします。みなさまのご協力ありがとうございました。
マスター「みなさんお疲れさまでした。このあと小休憩を兼ねてバスで会場へと移動します。」
バス 長野オリンピックスタジアム→?
道尾「有料道路を通るんですか。」
マスター「このルートが最短・最速で行けるので。」
会場到着
マスター「予選第2ステージの会場は、長野市オリンピック記念アリーナ(エムウエーブ)です。」
次回、予選第2ステージ開幕!
※この作品はフィクションです
P.S.長野オリンピックについて・・・1985年2月28日、信濃毎日新聞がオリンピック招致を求める紙面を掲載。その後長野県及び長野県下の全市町村議会が招致を決議し、1988年6月1日に国内4都市で争われた候補地選定委員会で長野市が選定され、1991年6月15日にイギリス・バーミンガムで行われた国際オリンピック委員会総会で長野市開催が決定された。
長野オリンピックスタジアムは、長野市内にある2つの野球場の老朽化に伴う、新野球場建設の一つとして計画されていたが、長野オリンピック開閉会式会場として暫定開業し、大会終了後の2000年4月16日に野球場として正式開業した。(オリンピック開催時内野スタンドは完成済み、外野スタンドは仮設で鉄骨組みの観客席が設置された。)
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