※諸般の事情により投稿が遅くなりました。お詫びいたします。
3月14日 午後3:00
マスター「次の会場に行く前に、皆さんにぜひ行ってもらいたいところがあります。」
バス 糸魚川市民総合体育館→?
会場到着
マスター「今から駅北広場キターレを見学しに行きます。」
駅北広場キターレ・・・糸魚川市にある地域交流施設。
糸魚川市の名所の紹介や2016年糸魚川市大規模火災の記録とその後の街づくりの発信を中心に、2020年4月に完成した。
地下には防火水槽が備えられているほか、糸魚川市の一時避難場所の指定も受けている。
アシスタント「海の方まで火の手が回ったのか。」
マスター「強風で火の粉が飛んでいたるところに発火点ができたんだ。」
アシスタント「ニュースでずっと見てましたよ。」
マスター「私もです。」
アシスタント「そこから短期間で町が整備されたんですね。」
マスター「きれいな街並みが少しずつ戻ってきているんだ。」
午後4:30
マスター「それでは糸魚川駅に歩いて行きます。」
糸魚川駅到着
マスター「突然ですが、ご報告です。次は富山市で行います・・・が、
ここで三手に分かれて移動をします。」
新幹線→道尾
バス→チャレンジャー決定戦出場者
在来線→上2つに該当しない出場者
マスター「となります。」
そのころ東京・新宿では、
スタッフ「急に呼び出して申し訳ありません。以前お話ししていたファイブスタービンゴ Road to Hokuriku の結果、上位30人に入ったので敗者復活で参加が決まりました。」
AIMI「やったー。」
真戸原「絶対ないなーと思った。」
スタッフ「ということで、ここからバスで富山に行きます。」
日が暮れるころ、続々と出場者が集まってきた。
マスター「道尾さんは私たちと一緒にホテルへチェックインしましょう。」
アシスタント「チャレンジャー決定戦に出場する方は、明日の会場になっている富山県総合体育センターに泊まります。」
久保「ここに泊まるんですか。」
アシスタント「会場直結!朝からストレスなく行けるからいいんじゃないですか。」
のん「お風呂はあるんですか?」
アシスタント「ありますよ。他にもサウナ・トレーニングルーム・食堂・卓球やビリヤードができるコーナーもあります。」
岡村「すごい充実してる。」
アシスタント「部屋割りはこちらになりますので、各自で確認してください。」
~~
アシスタント「こちらのホテルに泊まります。」
菊池「なんか温泉みたい。」
アシスタント「温泉旅館ですよ。」
山口「早く泊まりたーい。」
アシスタント「部屋割りはこちらです。素泊まりで予約したので、食事は各自で準備してください。」
~~
翌日7時
🔔~~
マスター「チャレンジャー決定戦に出場するみなさんおはようございます。昨夜はみなさん楽しんでいたようですね。
朝食を済ませたら部屋の片づけをして8時半に大アリーナに集まってください。」
大アリーナ
マスター「少し早いですが準備が完了したので、ファイブスタービンゴRoadtoHokurikuチャレンジャー決定戦を行います。」
アシスタント「それでは、今回の出場者を総合成績の上位から紹介します。
(○はリザーバー、◎はチャレンジャー)
○バチェラー・ジャパンのパイオニア・・・久保裕丈(総合順位2位タイ:☆☆)
前回リザーバー落ちで決定戦へ。
優勝を2回しているだけに本選出場を決められるか。
◎創作あーちすと・・・のん(総合順位2位タイ)
予選ラウンド2位。リザーバーからのスタートながらも得点を積み上げ3位まで浮上。
勢いそのままチャレンジャーに残れるか。
◎体当たり演技の象使い・・・岡村いずみ(総合順位4位)
トップ賞の獲得はないが、安定して上位につけ4位につけた。
安定した戦いで今回もチャレンジャー継続なるか。
◎アイドル界きっての駅伝通・・・佐藤楓(総合順位5位:☆)
トップ賞1回、参入戦出場3回と成績に波があるが、すべての回でチャレンジャーとして出場。
チャレンジャー皆勤を続けられるか。
○愛と義理のカリスマバイヤー・・・城咲仁(総合順位6位)
ファイブスタービンゴ独特のルールに振り回されながらも、点数を積み上げてきた。
苦労が報われるのか。
◎悪人顔の善人・・・脇知弘(総合順位7位:☆)
前回悲願のトップ賞獲得。久しぶりのビンゴで調子は上々だ。
好調を維持できるかがカギだ。
○リザーバーの主・・・敦士(総合順位8位)
第1回からリザーバーとして参加。参入戦に3度出場するもチャレンジャーには進めず。
今回初のチャレンジャールールでの参加となるかいかに。
○アンドロイドのお姉さん・・・SAORI(総合成績9位)
リザーバー落ちしたが、チャレンジャーとしての成績は申し分ない。
前回リザーバーに落ちた時はすぐに復帰できたが、今回はどうなるか。
○夢の国のあんみつ姫・・・田辺智加(総合成績10位:☆)
トップ賞は1回獲得しているが、成績のアップダウンが激しくなんとか10位にとどまった。
チャレンジャーとして残れるか。
◎赤髪のファイター・・・槙野智章(総合成績12位)
すべての回で2桁得点を記録し、安定した成績をあげている。
この勢いでトップ10に入れるか。
◎令和の最強かわいいアイドル・・・櫻井優衣(総合成績15位)
予選ラウンドMVP。前回チャレンジャーとして初出場し、2位となった。
本選への逆転進出を狙う。
◎&TEAMのスピードスター・・・K(総合成績16位)
予選ラウンド3位。徐々に順位を上げてチャレンジャーとなった。
ロケットスタートで本選チャレンジャーを勝ち取れるか。
◎芸能界の剛球王・・・間宮祥太朗(総合成績26位)
最終ラウンドでチャレンジャー入り。読者モデルから俳優の道へ。
野球経験者で最速139km/hを記録したことがある。
◎Mr.Paket・・・大森元貴(総合成績27位)
最終ラウンドでチャレンジャー入り。スリーピースバンド「Mrs.GREEN APPLE」のボーカル。
Mr.Paketの名義でソロ活動を行っていた時期がある。
以上、14名で行います。」
マスター「今回は今までとは違い、次に行われる本選大会にチャレンジャーとして出場するプレイヤーを決めます。なので、特別ルールで行います。」
アシスタント「ルールは前方のスクリーンに映します。
~ルール~
①勝負は全6ラウンド
②すべてのラウンドで減点制を採用。減点された点数は6ラウンド終了後にチャレンジャーへ分配される。
③各プレイヤーはそれまでの得点を持ち点とする。6ラウンド終了後、獲得した点数を加算した点数が最終点数となる。
④最終点数が多い上位9名は本選大会のチャレンジャー権を獲得。下位5名はリザーバー権を獲得する。
以上となります。」
マスター「ゲームを始める前に各プレイヤーの持ち点を発表します。
・久保裕丈:107点
・のん:107点
・岡村いずみ:105点
・佐藤楓:92点
・城咲仁:87点
・脇知弘:85点
・敦士:84点
・SAORI:79点
・田辺智加:75点
・槙野智章:69点
・櫻井優衣:62点
・K:61点
・間宮祥太朗:29点
・大森元貴:28点
では、ルールについて聞きたいことがある方はいますか~・・・特にいないようなので、第1ゲームを始めます。」
くじ引きの結果以下の配置となった
敦士「5×5がこんなに広いとは。」
間宮「ビンゴのステージに立つのは初めてだが、緊張する。」
アシスタント「今回の球出しは私ではなく、本選大会にチャレンジャーとして出場を決めている道尾さんにやってもらいます。」
道尾「えっ、私ですか。」
アシスタント「そうです。ではお願いします。」
道尾「いきなり言われても・・・でもわかりました。」
マスター「私とアシスタントは立会人として見守ります。」
道尾「それでは、1球目・・・3!」
田辺「え~もう呼ばれちゃった。」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「お先にすいません。」
久保「今回はよりシビアな戦いになる。」
道尾「2球目・・・16!」
SAORI「私だ。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「よかった~」
佐藤「14人もいるから圧がすごい。」
道尾「3球目・・・6!」
敦士「当たった。」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「当たったんだ。」
K「人数が多いと一人勝ちは難しいな。」
道尾「4球目・・・11!」
佐藤「私だ。」
アシスタント「佐藤さんのマスが点灯します。」
佐藤「まず当たってよかった。」
櫻井「減点だけは嫌です~」
道尾「5球目・・・5!」
大森「俺じゃん。」
アシスタント「大森さんのマスが点灯します。」
大森「当たると思ってなかった。」
城咲「最初はみんなそういうんだ。」
その後、24→17と出た。
道尾「8球目・・・20!」
のん「わー」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「思わず叫んじゃいました。」
岡村「上位だからって気が抜けないからね。」
道尾「9球目・・・20! 佐藤さんと敦士さんとSAORIさんがリーチです。」
佐藤「リーチだ。」
敦士「ついに来るか。」
SAORI「減点にならなくてよかった。」
道尾「10球目・・・21!」
佐藤「やったー」
敦士「やっとビンゴだ。」
SAORI「はやっ」
アシスタント「佐藤さん・敦士さん・SAORIさんビンゴになりました。」
佐藤「よかったー」
敦士「ようやくビンゴになったぞー」
SAORI「減点じゃなくてよかった。」
マスター「第1ゲームは
・佐藤さん・敦士さん・SAORIさんに2点が与えられます。
・その他のプレイヤーは1点減点となります。」
大森「現実は甘くない。」
のん「まだ始まったばかりですよ。」
マスター「第2ゲームを始めます。」
くじ引きの結果以下の配置となった
槙野「ここから本番だ。」
間宮「あと5ゲームあるのか。」
道尾「では1球目・・・14!」
K「よしっ。」
アシスタント「Kさんのマスが点灯します。」
K「最初に当たった。」
脇「一番最初に呼ばれたかった。」
道尾「2球目・・・24、3球目・・・23!」
敦士「また当たった。」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「順調だ。」
岡村「まあここからが本番だけれどね。」
その後、13→20と出た。
道尾「6球目・・・3!」
間宮「お、俺じゃん。」
アシスタント「間宮さんのマスが点灯します。」
間宮「初めて当たった。」
久保「そろそろあたりが来てほしい。」
道尾「7球目・・・4、8球目・・・10!」
田辺「よかった~」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「今回はビンゴになるかも。」
のん「当たってるの右半分だけじゃん。」
道尾「9球目・・・11、9球目・・・17!」
SAORI「私も当たった。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「ようやく左側の番号も出てきた。」
大森「と言ってもプレイヤーのところだけ呼ばれてねー」
道尾「10球目・・・22、11球目・・・2!」
のん「はい。」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「ふ~」
K 「なかなかリーチにならないな。」
道尾「12球目・・・15!」
槙野「呼ばれた。」
アシスタント「槙野さんのマスが点灯します。同時に脇さんと槙野さんとKさんがリーチとなりました。」
槙野「よっしゃー、リーチだ。」
脇「あと俺だけか。」
K「持ち点が低いから1点でも多くとらないと。」
道尾「13球目・・・6!」
城咲「やっと来たよ。」
アシスタント「城咲さんのマスが点灯します。」
城咲「まだチャンスはある。」
間宮「逆転の芽はまだありますね。」
道尾「14球目・・・12!」
脇「ビンゴだー!」
アシスタント「脇さんのマスが点灯します。同時に脇さんと槙野さんとKさんがビンゴ、のんさんと佐藤さんとSAORIさんがリーチとなりました。」
脇「よかった~」
槙野「久しぶりのビンゴだ。」
K「たまたまついてただけです。」
のん「あぶなかったです。」
佐藤「リーチになったので一安心です。」
SAORI「今回も減点じゃなくてよかった。」
マスター「第2ゲームは
・脇さんと槙野さんとKさんに2点
・のんさんと佐藤さんとSAORIさんに1点
・その他のプレイヤーは1点減点となります。」
久保「全然調子上がらねえ。」
岡村「ほとんどのプレイヤーが-2点ですよ。」
マスター「それでは第3ゲームを始めますが、このゲームのみ点数が変わります。
・ビンゴが3点
・リーチが2点
・それ以外は-2点となります。」
大森「おいおい嘘だろ。」
城咲「1点ずつ増えてる。」
くじ引きの結果以下の配置となった
櫻井「次は当たりたい。」
田辺「ギリギリで残ってるからここで点数とらないと。」
道尾「1球目・・・19!」
槙野「びっくりした。」
アシスタント「槙野さんのマスが点灯します。」
槙野「ちょっと油断してた。」
久保「だめですよ。」
道尾「2球目・・・3!」
SAORI「私です。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「今日は調子がいいみたい。」
岡村「私は逆に調子が悪いみたい。」
その後、5→20と出た。
道尾「5球目・・・24!」
岡村「やった~」
アシスタント「岡村さんのマスが点灯します。」
岡村「あとはリーチになるだけ。」
脇「人が多いと全員の情報を頭に入れないといけないから大変だ。」
道尾「6球目・・・11、7球目・・・15!」
敦士「うおー」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「さっきはだめだったから挽回しないと。」
K「減点はやだなあ。」
道尾「8球目・・・8!」
櫻井「よかった~」
アシスタント「櫻井さんのマスが点灯します。」
櫻井「もうだめかと思った。」
久保「まだまだあきらめるのは早い。」
道尾「9球目・・・14、10球目・・・22!」
城咲「俺のところだ。」
アシスタント「城咲さんのマスが点灯します。」
城咲「呼ばれるだけでもまだ楽だ。」
のん「安心しますね。」
道尾「11球目・・・21!」
のん「また呼ばれた。」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「今のままならチャレンジャーに残れるじゃん。」
槙野「俺はチャレンジャーに残れるか瀬戸際だ。」
道尾「12球目・・・25! のんさんと岡村さんと城咲さんと脇さんと敦士さんがリーチとなりました。」
のん「またリーチだ。」
岡村「これでイーブンです。」
城咲「あぶねえ~」
脇「今回もビンゴかな。」
敦士「このまま一人勝ちでチャレンジャーになる。」
道尾「13球目・・・13!」
大森「わ~」
アシスタント「大森さんのマスが点灯します。同時に敦士さんがダブルリーチ、大森さんもリーチとなりました。」
大森「しかもリーチだ。」
敦士「そうかダブルリーチもあるのか。」
道尾「14球目・・・18!」
K「呼ばれた、よかった~」
アシスタント「Kさんのマスが点灯します。同時に大森さんもダブルリーチ、脇さんとSAORIさんと櫻井さんとKさんもリーチとなります。」
K「マイナスだけは避けたかったからよかった。」
大森「あとはビンゴになるだけ。」
脇「連続ビンゴも狙える。」
SAORI「ようやくビンゴになるチャンス。」
櫻井「リーチだ~」
道尾「15球目・・・2!」
久保「俺だ。」
アシスタント「久保さんのマスが点灯します。」
久保「ここから巻き返しだ。」
間宮「このままマイナスで終わっちゃうのか。」
道尾「16球目・・・6!」
田辺「まあ~ね。」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「他の人が気になっちゃう。」
K「そうなんですよ。」
道尾「17球目・・・16!」
間宮「ようやく呼ばれた。」
アシスタント「間宮さんのマスが点灯します。同時にのんさんと間宮さんもダブルリーチ、佐藤さんと田辺さんと槙野さんとKさんもリーチとなりました。」
間宮「ヒヤヒヤした。」
のん「なかなかビンゴにならない。」
佐藤「まだビンゴにならない。」
田辺「なんか疲れた。」
槙野「前半戦もあとちょっとだ。」
K「ビンゴになれば上位に入れるチャンスもあるんだ。」
道尾「18球目・・・17!」
槙野「よっしゃー」
K「やっとビンゴだ。」
間宮「長かった~」
アシスタント「槙野さんとKさんと間宮さんビンゴになりました。」
槙野「そういえば連続じゃん。」
K「俺もですよ。」
間宮「初ビンゴです。」
マスター「第3ゲームは
・槙野さんとKさんと間宮さんに3点
・のんさんと岡村さんと佐藤さんと城咲さんと脇さんと敦士さんとSAORIさんと田辺さんと櫻井さんと大森さんに2点
・久保さんは2点減点となります。」
久保「マジかよ~」
敦士「あと一歩だったなあ。」
マスター「ここで前半戦の終了時の順位と点数を発表します。なお点数は持ち点との合算ではなく、このゲームのみの点数となります。
1位 佐藤楓・SAORI 5点
3位 槙野智章・K 4点
5位 脇知弘・敦士 3点
7位 のん 2点
8位 間宮祥太朗 1点
9位 岡村いずみ・城咲仁・田辺智加・櫻井優衣・大森元貴 0点
14位 久保裕丈 -4点
ここで小休憩とします。」
次回は後半戦です。
※この作品はフィクションです
3月14日 午後3:00
マスター「次の会場に行く前に、皆さんにぜひ行ってもらいたいところがあります。」
バス 糸魚川市民総合体育館→?
会場到着
マスター「今から駅北広場キターレを見学しに行きます。」
駅北広場キターレ・・・糸魚川市にある地域交流施設。
糸魚川市の名所の紹介や2016年糸魚川市大規模火災の記録とその後の街づくりの発信を中心に、2020年4月に完成した。
地下には防火水槽が備えられているほか、糸魚川市の一時避難場所の指定も受けている。
アシスタント「海の方まで火の手が回ったのか。」
マスター「強風で火の粉が飛んでいたるところに発火点ができたんだ。」
アシスタント「ニュースでずっと見てましたよ。」
マスター「私もです。」
アシスタント「そこから短期間で町が整備されたんですね。」
マスター「きれいな街並みが少しずつ戻ってきているんだ。」
午後4:30
マスター「それでは糸魚川駅に歩いて行きます。」
糸魚川駅到着
マスター「突然ですが、ご報告です。次は富山市で行います・・・が、
ここで三手に分かれて移動をします。」
新幹線→道尾
バス→チャレンジャー決定戦出場者
在来線→上2つに該当しない出場者
マスター「となります。」
そのころ東京・新宿では、
スタッフ「急に呼び出して申し訳ありません。以前お話ししていたファイブスタービンゴ Road to Hokuriku の結果、上位30人に入ったので敗者復活で参加が決まりました。」
AIMI「やったー。」
真戸原「絶対ないなーと思った。」
スタッフ「ということで、ここからバスで富山に行きます。」
日が暮れるころ、続々と出場者が集まってきた。
マスター「道尾さんは私たちと一緒にホテルへチェックインしましょう。」
アシスタント「チャレンジャー決定戦に出場する方は、明日の会場になっている富山県総合体育センターに泊まります。」
久保「ここに泊まるんですか。」
アシスタント「会場直結!朝からストレスなく行けるからいいんじゃないですか。」
のん「お風呂はあるんですか?」
アシスタント「ありますよ。他にもサウナ・トレーニングルーム・食堂・卓球やビリヤードができるコーナーもあります。」
岡村「すごい充実してる。」
アシスタント「部屋割りはこちらになりますので、各自で確認してください。」
~~
アシスタント「こちらのホテルに泊まります。」
菊池「なんか温泉みたい。」
アシスタント「温泉旅館ですよ。」
山口「早く泊まりたーい。」
アシスタント「部屋割りはこちらです。素泊まりで予約したので、食事は各自で準備してください。」
~~
翌日7時
🔔~~
マスター「チャレンジャー決定戦に出場するみなさんおはようございます。昨夜はみなさん楽しんでいたようですね。
朝食を済ませたら部屋の片づけをして8時半に大アリーナに集まってください。」
大アリーナ
マスター「少し早いですが準備が完了したので、ファイブスタービンゴRoadtoHokurikuチャレンジャー決定戦を行います。」
アシスタント「それでは、今回の出場者を総合成績の上位から紹介します。
(○はリザーバー、◎はチャレンジャー)
○バチェラー・ジャパンのパイオニア・・・久保裕丈(総合順位2位タイ:☆☆)
前回リザーバー落ちで決定戦へ。
優勝を2回しているだけに本選出場を決められるか。
◎創作あーちすと・・・のん(総合順位2位タイ)
予選ラウンド2位。リザーバーからのスタートながらも得点を積み上げ3位まで浮上。
勢いそのままチャレンジャーに残れるか。
◎体当たり演技の象使い・・・岡村いずみ(総合順位4位)
トップ賞の獲得はないが、安定して上位につけ4位につけた。
安定した戦いで今回もチャレンジャー継続なるか。
◎アイドル界きっての駅伝通・・・佐藤楓(総合順位5位:☆)
トップ賞1回、参入戦出場3回と成績に波があるが、すべての回でチャレンジャーとして出場。
チャレンジャー皆勤を続けられるか。
○愛と義理のカリスマバイヤー・・・城咲仁(総合順位6位)
ファイブスタービンゴ独特のルールに振り回されながらも、点数を積み上げてきた。
苦労が報われるのか。
◎悪人顔の善人・・・脇知弘(総合順位7位:☆)
前回悲願のトップ賞獲得。久しぶりのビンゴで調子は上々だ。
好調を維持できるかがカギだ。
○リザーバーの主・・・敦士(総合順位8位)
第1回からリザーバーとして参加。参入戦に3度出場するもチャレンジャーには進めず。
今回初のチャレンジャールールでの参加となるかいかに。
○アンドロイドのお姉さん・・・SAORI(総合成績9位)
リザーバー落ちしたが、チャレンジャーとしての成績は申し分ない。
前回リザーバーに落ちた時はすぐに復帰できたが、今回はどうなるか。
○夢の国のあんみつ姫・・・田辺智加(総合成績10位:☆)
トップ賞は1回獲得しているが、成績のアップダウンが激しくなんとか10位にとどまった。
チャレンジャーとして残れるか。
◎赤髪のファイター・・・槙野智章(総合成績12位)
すべての回で2桁得点を記録し、安定した成績をあげている。
この勢いでトップ10に入れるか。
◎令和の最強かわいいアイドル・・・櫻井優衣(総合成績15位)
予選ラウンドMVP。前回チャレンジャーとして初出場し、2位となった。
本選への逆転進出を狙う。
◎&TEAMのスピードスター・・・K(総合成績16位)
予選ラウンド3位。徐々に順位を上げてチャレンジャーとなった。
ロケットスタートで本選チャレンジャーを勝ち取れるか。
◎芸能界の剛球王・・・間宮祥太朗(総合成績26位)
最終ラウンドでチャレンジャー入り。読者モデルから俳優の道へ。
野球経験者で最速139km/hを記録したことがある。
◎Mr.Paket・・・大森元貴(総合成績27位)
最終ラウンドでチャレンジャー入り。スリーピースバンド「Mrs.GREEN APPLE」のボーカル。
Mr.Paketの名義でソロ活動を行っていた時期がある。
以上、14名で行います。」
マスター「今回は今までとは違い、次に行われる本選大会にチャレンジャーとして出場するプレイヤーを決めます。なので、特別ルールで行います。」
アシスタント「ルールは前方のスクリーンに映します。
~ルール~
①勝負は全6ラウンド
②すべてのラウンドで減点制を採用。減点された点数は6ラウンド終了後にチャレンジャーへ分配される。
③各プレイヤーはそれまでの得点を持ち点とする。6ラウンド終了後、獲得した点数を加算した点数が最終点数となる。
④最終点数が多い上位9名は本選大会のチャレンジャー権を獲得。下位5名はリザーバー権を獲得する。
以上となります。」
マスター「ゲームを始める前に各プレイヤーの持ち点を発表します。
・久保裕丈:107点
・のん:107点
・岡村いずみ:105点
・佐藤楓:92点
・城咲仁:87点
・脇知弘:85点
・敦士:84点
・SAORI:79点
・田辺智加:75点
・槙野智章:69点
・櫻井優衣:62点
・K:61点
・間宮祥太朗:29点
・大森元貴:28点
では、ルールについて聞きたいことがある方はいますか~・・・特にいないようなので、第1ゲームを始めます。」
くじ引きの結果以下の配置となった
敦士「5×5がこんなに広いとは。」
間宮「ビンゴのステージに立つのは初めてだが、緊張する。」
アシスタント「今回の球出しは私ではなく、本選大会にチャレンジャーとして出場を決めている道尾さんにやってもらいます。」
道尾「えっ、私ですか。」
アシスタント「そうです。ではお願いします。」
道尾「いきなり言われても・・・でもわかりました。」
マスター「私とアシスタントは立会人として見守ります。」
道尾「それでは、1球目・・・3!」
田辺「え~もう呼ばれちゃった。」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「お先にすいません。」
久保「今回はよりシビアな戦いになる。」
道尾「2球目・・・16!」
SAORI「私だ。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「よかった~」
佐藤「14人もいるから圧がすごい。」
道尾「3球目・・・6!」
敦士「当たった。」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「当たったんだ。」
K「人数が多いと一人勝ちは難しいな。」
道尾「4球目・・・11!」
佐藤「私だ。」
アシスタント「佐藤さんのマスが点灯します。」
佐藤「まず当たってよかった。」
櫻井「減点だけは嫌です~」
道尾「5球目・・・5!」
大森「俺じゃん。」
アシスタント「大森さんのマスが点灯します。」
大森「当たると思ってなかった。」
城咲「最初はみんなそういうんだ。」
その後、24→17と出た。
道尾「8球目・・・20!」
のん「わー」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「思わず叫んじゃいました。」
岡村「上位だからって気が抜けないからね。」
道尾「9球目・・・20! 佐藤さんと敦士さんとSAORIさんがリーチです。」
佐藤「リーチだ。」
敦士「ついに来るか。」
SAORI「減点にならなくてよかった。」
道尾「10球目・・・21!」
佐藤「やったー」
敦士「やっとビンゴだ。」
SAORI「はやっ」
アシスタント「佐藤さん・敦士さん・SAORIさんビンゴになりました。」
佐藤「よかったー」
敦士「ようやくビンゴになったぞー」
SAORI「減点じゃなくてよかった。」
マスター「第1ゲームは
・佐藤さん・敦士さん・SAORIさんに2点が与えられます。
・その他のプレイヤーは1点減点となります。」
大森「現実は甘くない。」
のん「まだ始まったばかりですよ。」
マスター「第2ゲームを始めます。」
くじ引きの結果以下の配置となった
槙野「ここから本番だ。」
間宮「あと5ゲームあるのか。」
道尾「では1球目・・・14!」
K「よしっ。」
アシスタント「Kさんのマスが点灯します。」
K「最初に当たった。」
脇「一番最初に呼ばれたかった。」
道尾「2球目・・・24、3球目・・・23!」
敦士「また当たった。」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「順調だ。」
岡村「まあここからが本番だけれどね。」
その後、13→20と出た。
道尾「6球目・・・3!」
間宮「お、俺じゃん。」
アシスタント「間宮さんのマスが点灯します。」
間宮「初めて当たった。」
久保「そろそろあたりが来てほしい。」
道尾「7球目・・・4、8球目・・・10!」
田辺「よかった~」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「今回はビンゴになるかも。」
のん「当たってるの右半分だけじゃん。」
道尾「9球目・・・11、9球目・・・17!」
SAORI「私も当たった。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「ようやく左側の番号も出てきた。」
大森「と言ってもプレイヤーのところだけ呼ばれてねー」
道尾「10球目・・・22、11球目・・・2!」
のん「はい。」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「ふ~」
K 「なかなかリーチにならないな。」
道尾「12球目・・・15!」
槙野「呼ばれた。」
アシスタント「槙野さんのマスが点灯します。同時に脇さんと槙野さんとKさんがリーチとなりました。」
槙野「よっしゃー、リーチだ。」
脇「あと俺だけか。」
K「持ち点が低いから1点でも多くとらないと。」
道尾「13球目・・・6!」
城咲「やっと来たよ。」
アシスタント「城咲さんのマスが点灯します。」
城咲「まだチャンスはある。」
間宮「逆転の芽はまだありますね。」
道尾「14球目・・・12!」
脇「ビンゴだー!」
アシスタント「脇さんのマスが点灯します。同時に脇さんと槙野さんとKさんがビンゴ、のんさんと佐藤さんとSAORIさんがリーチとなりました。」
脇「よかった~」
槙野「久しぶりのビンゴだ。」
K「たまたまついてただけです。」
のん「あぶなかったです。」
佐藤「リーチになったので一安心です。」
SAORI「今回も減点じゃなくてよかった。」
マスター「第2ゲームは
・脇さんと槙野さんとKさんに2点
・のんさんと佐藤さんとSAORIさんに1点
・その他のプレイヤーは1点減点となります。」
久保「全然調子上がらねえ。」
岡村「ほとんどのプレイヤーが-2点ですよ。」
マスター「それでは第3ゲームを始めますが、このゲームのみ点数が変わります。
・ビンゴが3点
・リーチが2点
・それ以外は-2点となります。」
大森「おいおい嘘だろ。」
城咲「1点ずつ増えてる。」
くじ引きの結果以下の配置となった
櫻井「次は当たりたい。」
田辺「ギリギリで残ってるからここで点数とらないと。」
道尾「1球目・・・19!」
槙野「びっくりした。」
アシスタント「槙野さんのマスが点灯します。」
槙野「ちょっと油断してた。」
久保「だめですよ。」
道尾「2球目・・・3!」
SAORI「私です。」
アシスタント「SAORIさんのマスが点灯します。」
SAORI「今日は調子がいいみたい。」
岡村「私は逆に調子が悪いみたい。」
その後、5→20と出た。
道尾「5球目・・・24!」
岡村「やった~」
アシスタント「岡村さんのマスが点灯します。」
岡村「あとはリーチになるだけ。」
脇「人が多いと全員の情報を頭に入れないといけないから大変だ。」
道尾「6球目・・・11、7球目・・・15!」
敦士「うおー」
アシスタント「敦士さんのマスが点灯します。」
敦士「さっきはだめだったから挽回しないと。」
K「減点はやだなあ。」
道尾「8球目・・・8!」
櫻井「よかった~」
アシスタント「櫻井さんのマスが点灯します。」
櫻井「もうだめかと思った。」
久保「まだまだあきらめるのは早い。」
道尾「9球目・・・14、10球目・・・22!」
城咲「俺のところだ。」
アシスタント「城咲さんのマスが点灯します。」
城咲「呼ばれるだけでもまだ楽だ。」
のん「安心しますね。」
道尾「11球目・・・21!」
のん「また呼ばれた。」
アシスタント「のんさんのマスが点灯します。」
のん「今のままならチャレンジャーに残れるじゃん。」
槙野「俺はチャレンジャーに残れるか瀬戸際だ。」
道尾「12球目・・・25! のんさんと岡村さんと城咲さんと脇さんと敦士さんがリーチとなりました。」
のん「またリーチだ。」
岡村「これでイーブンです。」
城咲「あぶねえ~」
脇「今回もビンゴかな。」
敦士「このまま一人勝ちでチャレンジャーになる。」
道尾「13球目・・・13!」
大森「わ~」
アシスタント「大森さんのマスが点灯します。同時に敦士さんがダブルリーチ、大森さんもリーチとなりました。」
大森「しかもリーチだ。」
敦士「そうかダブルリーチもあるのか。」
道尾「14球目・・・18!」
K「呼ばれた、よかった~」
アシスタント「Kさんのマスが点灯します。同時に大森さんもダブルリーチ、脇さんとSAORIさんと櫻井さんとKさんもリーチとなります。」
K「マイナスだけは避けたかったからよかった。」
大森「あとはビンゴになるだけ。」
脇「連続ビンゴも狙える。」
SAORI「ようやくビンゴになるチャンス。」
櫻井「リーチだ~」
道尾「15球目・・・2!」
久保「俺だ。」
アシスタント「久保さんのマスが点灯します。」
久保「ここから巻き返しだ。」
間宮「このままマイナスで終わっちゃうのか。」
道尾「16球目・・・6!」
田辺「まあ~ね。」
アシスタント「田辺さんのマスが点灯します。」
田辺「他の人が気になっちゃう。」
K「そうなんですよ。」
道尾「17球目・・・16!」
間宮「ようやく呼ばれた。」
アシスタント「間宮さんのマスが点灯します。同時にのんさんと間宮さんもダブルリーチ、佐藤さんと田辺さんと槙野さんとKさんもリーチとなりました。」
間宮「ヒヤヒヤした。」
のん「なかなかビンゴにならない。」
佐藤「まだビンゴにならない。」
田辺「なんか疲れた。」
槙野「前半戦もあとちょっとだ。」
K「ビンゴになれば上位に入れるチャンスもあるんだ。」
道尾「18球目・・・17!」
槙野「よっしゃー」
K「やっとビンゴだ。」
間宮「長かった~」
アシスタント「槙野さんとKさんと間宮さんビンゴになりました。」
槙野「そういえば連続じゃん。」
K「俺もですよ。」
間宮「初ビンゴです。」
マスター「第3ゲームは
・槙野さんとKさんと間宮さんに3点
・のんさんと岡村さんと佐藤さんと城咲さんと脇さんと敦士さんとSAORIさんと田辺さんと櫻井さんと大森さんに2点
・久保さんは2点減点となります。」
久保「マジかよ~」
敦士「あと一歩だったなあ。」
マスター「ここで前半戦の終了時の順位と点数を発表します。なお点数は持ち点との合算ではなく、このゲームのみの点数となります。
1位 佐藤楓・SAORI 5点
3位 槙野智章・K 4点
5位 脇知弘・敦士 3点
7位 のん 2点
8位 間宮祥太朗 1点
9位 岡村いずみ・城咲仁・田辺智加・櫻井優衣・大森元貴 0点
14位 久保裕丈 -4点
ここで小休憩とします。」
次回は後半戦です。
※この作品はフィクションです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます