2017年4月30日から5月7日に、インド北方のラダック地方を周遊してきました。
北インド・ラダック地方の自然と文化を充分に満喫してきました。写真をいっぱい撮りましたので、北インド・ラダック地方の大自然と宗教文化を紹介します。
北インドのラダック地方は、"ヒマラヤ山脈+ザンスカール高地"と"ラダック山脈+カラコルム山脈"に挟まった盆地で、東南から西北へ、インダス川が流れています。(インダス川はパキスタン領に入ると、反転して大河となって下っていきます。)
北インド・ラダック地方は、主にチベット民族が住んでおり、過去にたくさんの仏教僧院(ゴンパ)、ストゥーパが建立されています。インド政府は、チベット民族による仏教を認めており、多くの宗教文化遺産が昔のまま維持されています。
また、インド政府は、亡命したダライ・ラマを保護しており、当然、多くの寺院でダライ・ラマをチベット仏教の生き神様として祭っています。
ツアー第六日
レー(Leh) > チェムレ(Chemrey)ゴンパ > チャンラ(Changla)峠 > パンゴン(Pangong)湖 > レー
昨日のヘミス・ゴンパと同様に、レーの街からインダス川に沿って南下し、途中で東に曲がって、ラダック山脈に向かいます。途中、チェムレ・ゴンパを見ながら、未舗装の道路を上っていきます。高度を上げると、積雪の道路となり、5,391mのチャンラ峠を超えます。山を下り、4,250mのパンゴン湖に向かいます。
帰りは、往路をレーの街まで戻ります。
パンゴン湖は塩水の湖で、細長い形をしています。約1/3がインド領に属しています。(中国との国境は、紛争中であリ暫定的です。)
本日は、パンゴン湖まで往復するので、夜明け前にレーのホテルを出発しました。
チェムレ・ゴンパに、朝日が当たっています。時間が足りず、訪問できません。
横からのチェムレ・ゴンパです。
これから、ラダック山脈の5,391mのチャンラ峠に向かいます。
山の斜面を上っていきます。
雪が増えてきました。
チャンラ峠まで、もうすぐです。
チャンラ峠に到着です。峠のカフェテリアです。慣れると寒くないのか、犬が雪の上で寝ています。
チャンラ峠には標高を示す2つの標識がありました。標高:17,688ft(5,391m)
チャンラ峠は、世界で3番目の高さの峠とのこと。(たぶん、車が通る峠で3番目)
もう一つの標識です。奥に、ストゥーパもあります。
ここから、4,250mのパンゴン湖まで下っていきます。
放牧されているのでしょうか。ヤクの群れです。
雄大な景色が続きます。
羊を放牧しています。
遠くに、パンゴン湖が見えてきました。
パンゴン湖に到着です。どのくらいの塩湖なのか、舐めてみました。うす~い塩味です。
風が強く吹いて、曇っていましたので、湖の色を撮るのに苦労しました。そんな中からの5枚です。
帰りは、元来た道を、レーまで戻ります。
明日は、レーからデリー、東京へと戻ります。
今回の北インド・ラダック地方の周遊の旅は、終了しました。
北インド・ラダック地方の自然と僧院
-1 レーからアルチ ツアー第二日
デリー > ラダック地方レー(Leh) > アルチ(Alchi)ゴンパ
-2 アルチからラマユル ツアー第三日(前半)
アルチ(Alchi) > ラマユル(Lamayuru)ゴンパ
-3 リキル・ゴンパ ツアー第三日(後半)
リキル(Likir)ゴンパ > レー
-4 レーの街の観光 ツアー第四日
スピトク(Spituk)ゴンパ > シャンティ(Shanti)ストゥーパ > レーパレス(王宮) > メインバザール(Main Bazaar Rd)
-5 へミス・ゴンパ、スタクナ・ゴンパ、ティクセ・ゴンパ ツアー第五日(前半)
へミス(hemis)ゴンパ > スタクナ(Stakna)ゴンパ > ティクセ(Thikse)ゴンパ
-6 シェイ・ゴンパ&シェイ・パレス、ストク・パレス、ストク・ゴンパ&仏教寺院 ツアー第五日(後半)
シェイ(Shey)ゴンパ&シェイ・パレス > ストク(Stok)パレス > ストク・グルプク(Stok Gurphuk)ゴンパ&仏像寺院
-7 レーからパンゴン湖 ツアー第六日
レー(Leh) > チェムレ(Chemrey)ゴンパ > チャンラ(Changla)峠 > パンゴン(Pangong)湖
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