コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅に行ってきました。
2018年4月26日~5月3日の8日間で、クラブツーリズムのツアーです。
4. アルメニアの旅(ハフパト修道院、セヴァン修道院)の続編で、アルメニアのアララト山、エチミアジン大聖堂等を訪問しました。たくさんの写真で紹介します。
5. アルメニアの旅(アララト山、エチミアジン大聖堂)
アルメニアに入国して2日目です。最初に、アララト山へ向かいます。
アララト山はアルメニア民族のシンボルとされ、古くはアルメニア人が多く居住していた地域ですが、現在はトルコ領となっています。
大アララト山(右)と小アララト山です。大アララト山は日本の富士山よりずっと高く、標高は5,137mです。
大アララト山の右側に、ホルヴィラップ修道院が見えます。ホルヴィラップ修道院から山方向へ1Km先に、トルコとの国境があります。
ホルヴィラップ修道院です。キリスト教の布教に努めていた聖グレゴリウスは、13年もの間、ここに幽閉されてしまいます。
中国のTVクルーが、若い二人の旅番組を撮っていました。
エチミアジン大聖堂に向かいます。アルメニア使徒教会の総本山と知られ、広い敷地の中にあります。近代的な門をくぐります。
裏側から見ると、こんな形です。
広い敷地内を進むと、エチミアジン大聖堂が見えてきました。工事中でした。
エチミアジン大聖堂は、アルメニア最古の大聖堂です
エチミアジン大聖堂の奥に、宝物館があります。
世界で最初にキリスト教を国教と定めた国ですので、貴重な宝物が展示されています。
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聖槍・ロンギヌスの槍: 十字架に磔(はりつけ)にされたイエス・キリストの生死を確認するために、兵士ロンギヌスが、イエス・キリストのわき腹を刺したとされる槍です。
幽閉から解かれた聖グレゴリウスは聖槍を手に入れると、王と民衆をキリスト教に改宗させ、301年にアルメニアはキリスト教を国教と定めました。
ノアの箱舟の木片: 十字架の後ろにある、左下がちょっと欠けた板が、その木片です。
昼食は、郊外のガルニ村のレストランで食べました。
ラヴァシュを焼いていました。ラヴァシュは"ナム"に似ていますが、薄い塩味です。
壺状の焼き窯の側面に、生地を貼り付けます。
焼けて膨らんできました。
コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅
1.アゼルバイジャン: 首都バクー(フレイムタワー、カスピ海、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、乙女の塔)
2.ジョージア-1: 首都トリビシ(ナリカラ要塞跡、シオニ大聖堂、メヒテ教会、平和の橋、ジョージアの母)
3.ジョージア-2: ムツヘタ地方(ジュワリ聖堂、スヴェティツホヴェリ大聖堂、アナヌリ教会)
4.アルメニア-1: ハフパト修道院、セヴァン修道院
5.アルメニア-2: アララト山、エチミアジン大聖堂
6.アルメニア-3: ゲガルト修道院、ガルニ神殿、カスケード
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