久しぶりに、中古レコード店に入り物色していると、3点のエリック・ドルフィーのレコードを見つけた。
2点はエリック・ドルフィーが参加した(featuring)作品で、1点は自分のグループの作品だ。
どれも、見たこともないジャケットであり、数百円で売られていた。
でも調べてみると、エポックメイキングな作品でした。
The Chico Hamilton Quintet featuring Eric Dolphy (1959年)
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エリック・ドルフィーは、チコ・ハミルトン楽団に参加して、世に知られるようになった。
エリック・ドルフィーは、Reeds(吹奏楽器)担当だ。
レコードを聞くと、映画音楽の様な曲の中で、エリック・ドルフィーが一人、場違いな演奏をしている。
もう既に、エリック・ドルフィーの音だ。
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Where? Ron Carter With Eric Dolphy, Mal Waldron (1961年)
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ロン・カーターのリーダー作品に、エリック・ドルフィーが参加している。
このレコードは、それぞれの楽器の音が綺麗に採られている。
主役はもちろんロン・カーターだけど、エリック・ドルフィーのバスクラリネットがスゴイ。フルートの音も良い。
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Iron Man Eric Dolphy (1963年)
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エリック・ドルフィーのリーダー作品だ。
ジャケットが安っぽいからかな。よく売れずに残っていてくれた。
力強さを感じ、真剣さが伝わる。
エリック・ドルフィーの目指した形がここにあります。
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