こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

FGO2部 ゲッテルデメルングをやりながら書いていた感想のようなヤツ、その3(ラスト!)

2018年07月29日 | 日記
はいプレイ再開。
もうクライマックスというところで、ある程度見せ場の予想つく他キャラはいいとして、オフェリアさんに見せ場頼むよ~って感じ。


第14節からラストまで。


――――


・「その足下に近寄る巨人種が、哀れにも踏み砕かれる」 「うおー! 巨人の王復活! ラグナロク再開じゃ~!」と盛り上がっていた巨人さん、春映画で復活した岩石大首領が思ったよりヤバくて慌てる幹部たちみたいですね。
・スルトくんの肩に乗せられているオフェリアさん、めっちゃ怖そう。まあ彼女が落とされることはないだろうけど。
・「……愚かな。クリプターと言っても、ヤツとは随分と異なるな。女を捨てられぬ哀れな者め」 おっ、カイニスくん知ってたのか。
・「次の安全、なんて思いあがっているあたり、テメエもそろそろお役ごめんだ。異聞帯のすべてがテメェの味方だとは思わないことだな、『愛玩』のケモノさんよ」 いい加減今後もずっと二人とも出てくるってのはなさそうだけど、カイニスくんとコヤンスカヤさんはどうなるんでしょうね。五章終わっても同じようなポジションでいたら笑っちゃうけど、まあそうはならんでしょう。(ケモノのほうはわからん)
・お目覚めのシグルドさんによる自己紹介、オフェリアさんがあのときめっちゃ期待してた代物だと思うと笑ってしまいますね。
・「どうかお姉様に、言葉をかけてください。私の望みは……それだけ、です」「無論だ。妹御の心遣いに再度感謝する」 言われるまでもなくそのつもりだったし、その上で感謝の言葉を繰り返す。さっきまでなかに入ってた人とは悲しいくらいに違う。
・スカディさん、この人ちゃんと女王してるよね……(誰かがしていないみたいに聞こえるとしたら、僕の言っていないことを勝手に受け取っているほうにこそ責任があるのでは?)
・仮面を失ってラグナロクテンションの巨人たちが暴れている。彼らが暴れたら暴れたで北欧異聞帯は詰むし、スルトくんも空想樹どころか星の終わりを見せる気満々だけど、カルデアはカルデアで滅ぼすために救わなきゃならんとはな。
・滅ぼすために救うカルデアと、異聞帯を保つために救いたい女王の共闘になるね。
・「ただ、ボーダーを強襲した彼が真のシグルドではない、という確信はあった。伝える余裕はなかったがね」 確信があったので、身体さえ無事なら伝えることはできたということ。
・「しかしだ、技術顧問。戦闘状況というのは命を懸けたやり取りの最中であり、正確な情報伝達や予測の公開というのは目標とすべきものではあるが、必ずしも可能とは……」 戦闘中の自らのサーヴァントに、ああいう令呪を切った人の血縁である。
・異聞帯北欧神話の回想おもしろいね。おもしろいし、唯一残った神であるスカディさんも頑張ってたんだけど、キャパの限界っぽかった総勢1万人をキープし続ける世界でスルトくんが暴れたら、もしも今回倒せたところで……な感じだ。
・「こやつ、智慧の瞳の奥にいささかの曇りがある」 ホームズ野郎のなんかあるんだろうね感は前々から漂ってたけど、今回は随分とアピールしてくるな。
・あっ、またセーブポイントエネミーだ。
・「通常の生物ではありえない形態。幻想種? タイミングから見るにスルトの眷属と化した植物か? いや、これは……おそらく……」 こういう風に言われるってことは、よその異聞帯から来たとかじゃなさうねって思っていたら空想樹の種子とのこと。答え合わせしてくれるんなら言ってよ!
・「あのフレイヤが、私に似て氷雪などを操るか」 にっこり笑顔のスカディさん。スカサハさんなら「あっ殺されそう」ってなるはずのに、まったく思わなかったので、たぶん僕のなかで完全に別人って認識になってる。
・この世界を滅ぼすために一度救うっていうふざけた同盟を、スカディさんが飲んでくれたぞ。わーい!
・「……本当に困ってしまいます。皇帝陛下、その、私の隣にはシグルドがいるのです……」「おまえの美しさであれば仕方なきこと。だが、皇帝よ。貴殿は彼女の愛を獲得できない」 シグルドさんの100点解答見ると、間男って怒ってた人が本当に悲しくなる。
・「重々注意せよ。我がルーンの働きによって霊核を繋ぎ止めはしたが、その接合は十全ではない。戦いに魔力のすべてを費やせば、再び砕け散ろう」 零がこう言えば、覚悟は「なんと! 俺はまだそんなにも戦えるのか!」と答える。
・強くなければ生きられなかったロシアに対して、弱くなければ生きていけない北欧。しかし同盟を組んでもらっておいて悪いんだけど、神の下の弱い人間はもう卒業してきたのだ。スルトくん倒したら戦わなければ。
・「戦後のことも考えておくのが優秀な責任者というものだ!」 神霊のレポートでのし上がるつもりのゴルドルフさん、ロシアに続きやっぱり一番人類を信じてる。
・「法政科やら貴族主義やらと渡り合う政治力がなけりゃ、そんなん無理に決まってるでしょうが!」「な、なな、なんだと! というか君やけに詳しいがそれは――」 ムニエルくんの発言を流すんじゃなくて普通に触れるってことは、ムニエルくん裏切り展開はなさそうね。
・「いくよ、ジャイアントキリングだ!」 ダヴィンチちゃん、それずっと言おうと思ってたな???
・さっきからやたらと触れられる2羽の鳥。なにかスカディさんが納得してるけど、いまは教えてくれないヤツだ。これはあくまで推測なのですが、どうやら飛翔の蝙也さんではなさそう。
・種子がやたら飛んでるのは、危険に怯える空想樹の防衛機能説おもしろいですね。だとしたら、種子が飛んでる間は空想樹をエニグマで紙にできるね。

・「私は、踏み出さない私のままでいられる」 んもーーーーーー! オフェリアさん、んもーーーーーー!!
・フレイザード状態になるスルトくん。まだまだ進化していくらしい。しかしこのフェンリルを喰らったスルトくんがありなら、キリシュタリアさんとこの神々とかだいぶ『本来とは違う』のを出してくるんじゃないの? …………はっ! 本来とは違い、クズ要素のない神々……!! 勝てない……!!
・「集落を灼くさまを私たちに見せつけたい、とか?」「俺たちに見せる意味はないだろうな」 見せたいのはカルデアの面々でも、異聞帯や人理の面々でもないでしょうね。特等席まで用意しちゃって。
・「冗談は下手ね。スルト」「アナタには、私など不要でしょう」「いいや。お前が要る」「だとしても、私は……アナタのために大令呪を用いることはない」 アンジャッシュです。
・「オフェリア。星の終末を、ともに、見よう」 たまにはいいこと言うんだね、って繋がらないタイプの君の知らない物語だ……
・君の知らない物語の歌詞を検索して笑うのをやめろ!! そんなことだから、プレイ進行がやたら遅いんだぞ!!
・「バーサーカー! いいわ、そのまま魔力ごと受け止めなさい!」 ビッグ・ザ・ヘラクレス、完全に不意打ちでメチャクチャ笑ってしまったwwwwwwwwww
・いや、たしかに夢に出てきたんだから、そりゃね! イリヤだからって、雑に夢にバーサーカー出てきただけなワケないだろって言われたらね! そりゃね! でも、心の奥底になんか知らんけど土方さんがいたりするじゃんよォ!
・「ただ……誰かを――肝心な司令官を忘れちゃあいないか! 影が薄いほうだとは思わんのだがな、俺は!」 ナポレオンさん、なにがズルいって炎の剣以降ほんのちょっぴり出てこなかっただけで、別にここまでなにひとつ影は薄くなかったからな。
・「――不可能だって? そう言ったか。ああ、言ったよな」 自分がかっこよくなる瞬間を間違えない、正義超人のような男だ。本来のナポレオン・ボナパルトは時間超人なのだけど。
・にーじがかーかるー。
・「生きているのなら進め。生者の進む先が、人理の行く先だ」 ナポレオンさん、かなり皆川漫画みたいですよね。キャラ付けがとかじゃなくて、言っていることが。 
・(急げ急げ。ふう、念話を繋げるのに苦労したぜ。これぞ皇帝特権、ってな) おっ、皇帝特権とかいうインチキスキル。
・(オマエは進めなかったんだな。だが、ああ、皆が皆、同じようにはできまいよ) あっ、これいいですね。主人公くんサイドから見るナポレオンさんは、人理を修復した面々への対応しか見れないからな。ちゃんと弱い人にも接することができるのなら、好感度ガン上がりだ。
・最期の最期に「助けてと言えばよかった」エンドだったらガッカリだっただけに、ナポレオンさんが言えばよかったんだしてくれるのはよかったね。
・「私――汎人類史を白紙に変えたのだとしても。星を、灰にしたいワケではないの」 スルトくん、めっちゃ普通にびっくりしてそう。
・「……都合のいいことだと承知した上でお願い。いまだけでいい。アナタたちの側に私を立たせて」 やっとオフェリアさんが道を決めた! これが致命傷を受けたあととかだったらガッカリだったが、よかったよかった。遅すぎるということはない。
・「でも、いいのよ。これでいい。私は希望をもってこうするの」 いいですね。自分で決めるのはよいことだ。殺すのはダメだぞと言い続けていたスカディさんが、覚悟して自らを傷つけるのは止めないのもいいね。
・「輝け、輝け、輝け! 私の……! 此処に輝け、私の――大令呪――!」 ここで出てきた、大令呪。ロシアではサーヴァント自身によって阻止される命令で、北欧ではサーヴァントが了承する命令っていうのも素敵。
・そしてオフェリアさんには申し訳ないことに、ここで寝る。いや2日連続3時間弱睡眠ではさすがに……さすがに……。もう今日ガチャ更新されたとしても、来そうなキャラは出てきているはずだし……ねっ? こっからね、次のピックアップがいままで出て来てないキャラとかないでしょ? ねっ? ねっ? 寝る。

・はいプレイ再開! 決戦のタイトルは……『瞳の先に』……グ、グムー……これは……
・「行くがいい! 勇士たち! ――我がルーンの徴は、空駆ける不可視の翼を与える!」 興奮するな、こういうの……。決戦でいきなり飛べるようになるヤツ大好きなんですよ。
・「飛行速度、時速200キロメートルで維持。高速にて接近中です」 とはいえ、具体的な数字出されると笑ってしまう。
・「ならば、真なる太陽の力にて相対するより他にない! 魔剣解放。魔剣完了。最期まで貴殿が扱い切れずにいた魔剣グラム、その真なる力を受けるがいい、我が魂に棲んだ者よ!」 ナチュラルにマウントを取るのが上手い。葉隠一族だ。
・「おおおおおおおおおおおおおおお! オフェリアアァアアアアアアアアアアア!」 はい。
・「己が分を超える大欲にて世界を荒らす者! 貴殿はすでに、悪竜である!」 己が分を超える大欲。
・NPCのシグルドさんを入れたら普通に全然向いてないバトルだったので、やはり甘えた編成ではいかん本気で行かなくてはと男として反省し、出雲に神ありスイミングの時間した。
・「たまにはこういう催しもよいものですね」 やりやがった!!!!
・ここは睨む場面だと睨んだ結果、ルーンを直に受けて落ちていく。そんな。
・「――ずいぶんと、楽しい夢を視ているようですね。哀れなる巨人王。スルト」 いやたしかに露骨な伏線差し込まれてはいたけど、いやこの場面で……? ひええ……つ、強い……と、ひたすら怯える。
・シグルドさんとブリュンヒルデさんの合体技、完全に「G螺旋! 生涯忘れません!」「お前と堀江の技こそ天晴!」ですよ。
・悪鬼、最微塵(クォーク)と化す!
・「――見つけてくれた」
 (略)
 「――炎でしかない俺は、破壊でしかない俺は」
 「――おまえに。なにを」
 「――おまえに、なにを、返してやれるのだろう」
・巨人王スルトは悪鬼である。
 出会うべきではなかった。ただ、一人で消えてゆくべきだった。
 悲しい結末は約束されていて、どう足掻いても避けることはできない。
 けれど、きっと、否定するのだ。出会わなければよかったということだけは。
 どんなに彼女に理解されなかろうと、なにも伝わっていなかろうと、一つとして与えることはできなかろうと――出会わなければよかったかと問われれば、身勝手にもそれだけは否定することだろう。
 最終的に必ず愛憎にまみれた悲劇に至ると、自分たちでは手の届かない存在によって規定された――龍殺しの大英雄と神性を剥ぎ取られた戦乙女が、しかし決して互いの出会いを否定することはないように。
 だから、倒さねばならない。
 だからこそ、シグルドとブリュンヒルデがこそ、悪鬼スルトを討たねばならない。
・零式防衛術は相手を殺す技でなく己を殺す技である、っていうお話。
・ゆえに異聞帯の王が残っていようと、彼と彼女は役目を終えて帰還する。
・「お前の槍であれば、当方はいつでも受け止める準備はある。次にどこかで見えたときには、迷わず当方を殺すがいい。それがお前の愛の証明であれば――当方は生存し、尚且つ愛を証明してみせよう」 さ……作詞、山口貴由!!!!
・想像もしたことのない共闘に喜び震えるブリュンヒルデさんに、追撃のこれ……! つ、強い……!
・「――大令呪。クリプターに与えられた最大の力なるもの。切り札。その解放に際しての代償は……術者の生命だ」
・「マシュ、すごいのね。本当にあれを倒してしまうんだから。私、カドックをもう責められない。アナタたちを止めることなんて、きっと……最初から……」 なんにもしないで「最初から――」エンドだったら許せんと思っていましたが、ちゃんとやりたいことを見つけてからなのでよかった。
・ちゃんと見つけて、動いて、やらかしてからなら、それはよかった。ほんと安心したよ……漫画ロワなら中盤に「こいつもうよくない?」ってサクッと――
・「……アナタは進んで。踏み出して。マシュ・キリエライト――」 最期に、消えないものを刻み付けてくる。2部1章では主人公に、2章ではマシュに、もう戻れない理由を刺して来てますね。
・まあ……なんでしょうね。オフェリアさん、ほんとうっかりキリシュタリアさんを見てしまわなかったら、もしかしたら二択でこっちを選ばなかったかもしれない人だったんですね。うーむ、納得納得。
・僕の好みとしては、銀杏BOYZであり筋肉少女帯であるカドックくんのが好きだけど、彼女について納得できたのでよかったね。
・いまさら「マシュ来ないで」じゃねえ~! お前は喧嘩を売ったんだから、ちゃんとヒールやれやあ~~~! 実は裏の目的があるんだ路線ならいいけど、単にブレてるのはダメだろうが~~~~~! からここまで上げてきたので本当によかった。
・いや、途中までだって……ねえ……「お前~! これでなにもしないまま悲しい感じで死んだら、そんときはお前~~~~!」だったし……
・さておきカドックくんとオフェリアさん、終わってみればどっちもAチームメンタル難あり組のケア回という感じで、最初の1人2人って感じだったけど、そろそろ次からゴリゴリに汎人類史取りに来るのかな。主人公とマシュに戻れない理由を刺し込んで、こっからという感じで。
・油断してたらラブデスターがクロオくん回だったので、16節だけやって今日のFGOはおしまいです。

・お、おわーーーー! 23時20分! 今日終わらせる予定だったが、これは……。ともあれ、少しでも。クリア報酬宝箱だし、つまりそういうことなんだろうし。
・エネミークラス、キャスターとランサー。これは、もう完全にVS異聞帯の王でしょう。思えば彼女は本当にちゃんと世界の運営をしていた神で、外見がヤバい人と同じだったがとてもちゃんとしていた。敬礼しつつ終わらせよう。
・「そして北欧の異聞帯は救われて――シャドウ・ボーダーは旅立ってゆきました。めでたし、めでたし……なんて都合のいいことには、どうしたってなってくれないのね。悔しいけど」 シトナイさん、いいですね。伐れるときに伐れと言ったのは君だ。
・ていうか、これ衛府の七忍だよ!! 衛府の七忍、5巻のあとがき!! 「独裁者を倒せばすべてが解決し、みんなが笑顔に包まれる。そんな物語は――」だよ!!
・勧善懲悪の覚悟のススメをやって、やり切って、その先にあるのは――衛府の七忍!!
・「ねえ、ねえ。あなた、ここの集落の子じゃないわよね?」 ゲルダちゃんとの悲しいお別れは当然考えていたが、まさかこのタイミングで、異聞帯の王を倒して終わらせるタイミングで、絡んできてしまうとは思っていなかった。
・スルトくんに食われはしたが、すべては食われておらず根がしっかりと残っている空想樹。種も飛ばしていたし、なかなか簡単には枯れてくれないようだ。
・スカディさん変身。スカサハさんなら笑っちゃいそうな格好だけど、スカサハさんではないのでおもしろくはないな……。スカサハさんだったら、完全に「敵がゆたりした服着てたらなにか隠してる思うの常識」だけど。
・「わたしだけでは、到底――」「そこだ。そこが、真に恐るべきところよ」 地上にたった一柱の神はたった一柱であるがゆえに、多数の力を誰よりも評価し恐れる。
・「黙れ。我が決意を鈍らせるな。お前が唇を開くと、汎人類史の神話を思ってしまう」 まさしくこの世界の王だ……的なことを考えるも、『世界の王』だと完全にホームラン王の人になってしまうので、今後は『世界の王』ってワードを極力思い浮かべないように気を付けたい。
・「…………ならば、私は、我が1万の民への愛がため、お前たちの幾億、幾千億――否、否! 那由多の命をもこの手で奪ってみせよう! この奇跡を逃してなるものか!」 いいですね、スカディさん。オフェリアさんがああいう感じだった分、向こう側も世界を背負っていてこちらと同じく決して負けられない、ってのを見せてくれるのは素敵だ。
・「奇跡――なるほど。そう、貴女は言うのか。この異聞帯の存在、約3千年の平穏の北欧世界が、貴女にとっては奇跡だというのですね、女王。ならば貴女は知っているのだ。知っていたのだ。…………異聞帯が自然ならざる異常の存在なのだと。貴女ははっきりと自覚している」 言う。言ってやる。言ってしまう。そこを平然と突けるから、ホームズ野郎は強い。
・スカディさんの慟哭。この世界はどうしようもなく詰んでいて、発展性がない以上剪定されて当然で、わかっていながらそれでもと叫ぶ。一回ほとんど殺されてなお、割と余裕を見せていた五章のスカサハさんとは違いますね。
・そして勝った。割とあっさりと。たった一柱の神とたった一人の戦乙女は硬かったが、それは割と削り切れる程度の硬さで――勝った。6騎並べた英霊の手によって。
・エネミー傾向『?』。空想樹でしょう。種子がキャスターだったから、まあとりあえずファラオメインで。
・めっちゃ硬くなるし、めっちゃNP溜めさせなくしてくるタイプだったので、ファラオじゃなくて雷帝出したほうがよかったかもだが、ゴリ押した。
・先ほどのスカディさんらの戦いと同じく、硬いは硬いがしかし削り切れてしまっていう、この異聞帯っぽいヤツでしたね。
・神であるスカディさんを倒せた真相。戦いよりも、優先すべきことがあったから。やはり外見以外は、あの人の成分は一要素でしかない。
・2羽の鳥の正体が明かされたとき、あの2羽が唯一残ったスカディさんが敗北する結末へと導いてくれた、その重さを知るのです。
・さて――残るエピソードは1つ(報酬入手以降にエピローグがなければだが)。一番越えるのがしんどい、しかし越えねばならないハードルが残っている。パツシィくんとは違い、彼女はまだ倒れてはいないのだから。
・北欧に根付いていた空想樹の名はソンブレロ。……あれ!? 前のがオロチだったから、てっきり俺は8本目があるヤツじゃーんだったのだけど……。
・屍を踏み越えて征けと、最後まで教えてくれるスカディさん。2つの異聞帯でのチュートリアルが終わったのを感じる。
・「ええとね? あたし、よくわからないけど……神さまのおっしゃる通りにすると思うわ。朝にね、御使いが神さまのお言葉を教えてくれたの。今日はお昼になったら全員家に入って、夜じゃないけど眠りなさい、って。そうしたら、もう二度と目が覚めないんだって。あのね、別に怖いことじゃないの。大きな巨人が出てきて、暴れてしまったから、それを直すためなんですって。神さまが言うんだから、うん、そうなのよね」
・『せーの……』
・『ぴょーん!』
・異聞帯の人間と交流したところで、なにが変わるワケでもない。
 汎人類史を取り戻すということは、結局は異聞帯に住んでいる彼ら彼女らの可能性を絶つということで――
 ただ、寝ていたら味わえなかった初めての春の風に、思わず彼女は頬を緩ませた。それだけ。干渉して変わったのは、せいぜいそれだけだ。
・『――2015年X月X日』 いや続くのかよ!! 〆みたいなこと書いちゃったよ!! はずかしいよ!! うわーーーーめっちゃいいけど、これにコメント難しいよ~! ってなってたよ!! なんだよ!!!
・マシュとオフェリアさんの回想、いや続くのかよのテンションで読んでいいヤツじゃなかったよ!!
・「だーーーーーっ! もう、なんスかこの空気~~~~! さっきから黙りこくって、暗いったらないですよ! 俺だってそりゃあ落ち込んでますけど」 ムニエルくん、偉いな。偉いよ。偉い。
・「異聞帯との戦い、その始まりがロシアと北欧で我々は幸運だったとも言えます」 そんな話はしていないのだが、そのしていない話をきちんとする役目のホームズ野郎も偉いぜ。
・「私は見ての通り、冷酷な貴族主義、選民思想の権化だが……それでも、無垢な子どもの笑顔をなかったこととして忘れるのは難しいのだよ」 新所長、これを言語化できるのがすごいな。なんて人間的なんだろうとか、この人はもしや二部の主人公なんじゃないのかとかよりも、気持ちを言語化して口にしなければならないと思ってるところがいいね。
・言語化、文章化して、決して忘れないのはグッと来ちゃうよ。
・「こんな気持ちになるくらいなら、異聞帯の住民とは関わらないほうがいいかもだ」「……いや、それは」 見たくないものを見ないで燃やすのは彼と同じだし、彼はもっと見た上で見ないで燃やすに至ったんだ。彼には負けられないよな。
・「マップパターン青! これは――海だ! 目の前に海が広がっている!」「あの……Mr.ムニエル? もしや心労がもっとも大きかったのは……」 待て待てなんで他の誰もが見てわからない海に気付いたんだよ、と思ったけど、これはモニター的なヤツを見てたってことかな? うーむ、わからん。あとで読み返そう。
・海にぼっちゃーん。これが今年の水着イベントですか。
・ていうか、新所長カナヅチって……そっ、そんな……水着新所長は絶望的か……
・とか言ってる場合ではないんだけど、しかし異聞帯の王を撃破したが荒れた海には勝てんっていうのめっちゃおもしろい。好きです。
・カルデアに入った彷徨海からの通信、果てしなくしんどいキャラだな……。でもシャドウボーダーdis芸は、次のシナリオでダヴィンチちゃん相手にまたやってほしい。
・「おや。私と同格の博士キャラがいるのかな? それは大変喜ばしい。友達ができそうだ! ようこそ原初の魔術工房、彷徨海・バルトアンデルスへ! 私はシオン。シオン・エルトナム・ソカリス」 wwwwwwwwwww!?wwwwwwwwwwwwwww!?!?!?!?wwwwwww????!!!!wwwwwwwwwwwwwww
・「そろそろ地球が滅びるなー、と予想して彷徨海に逃げ込み、キミたちを待ち続けた電子ハッカー。彷徨海のお歴々から白紙化地球解決プロジェクトを任された、アトラス院の最後の一人だ」 で、電子ハッカーになっとる……変なキャラの電子ハッカーに……
・えええええ……
・プレゼントボックスに礼装が送られ、最後に出てきた人のことをいったん忘れる。どんどん刻み込まれるってことは、どんどん死ねなくなるってことだよ。
・うーん、一部ラスト時点では「チェッ、あと少しだったんだけどな」できたけど、いつの間にかそんな風に「チェッ」と爽やかに諦めるなんてできなくなって迎えるのが二部ラストなのかなあ。


――――


終わり! おもしろかったよ!

クリプターや異聞帯の王、シナリオの流れは1章のが好きだけど、ラストは今回かなー。
1章ラストみたいな「敗北を認めさせちゃうのは、ちょっとやりすぎでは……」がなくて、その分刺さってくるのがよかったね。ぴょーん。
しかし切除されたあとどうなるんだろう……。まだ明確な説明ないよね。

1章のビリーくんやベオウルフさんみたいなすでに本編に出ているキャラが別の持ち味出すの期待してた分、それがなかったのはちょっと残念だけど初登場メンツが最高によかったのでよしよし!
シグルドさんは葉隠一族で、ナポレオンさんは皆川漫画なんだよな……。
ブリュンヒルデさんはシグルドさん絡みもよかったけど、ワルキューレ軍相手にお姉様してるのもよかったよ。

スカディさんはあの外見からは予期せぬ本当に真っ当な唯一残った神で、これはこれでよかったですよ。
僕には『最初は間違いなく尊い思想だった停滞者』の雷帝がブッ刺さりすぎただけで、雷帝の次にこういう異聞帯の王を出すのは納得すぎる。

オフェリアさんについてはプレイ中にめっちゃ書いてるので、いまさら言わなくてもいいでしょう。
漫画ロワならサクッと落とされていたので、本当によかった。本当に。

なんていうか、こう、1章と2章で2つ揃ってチュートリアルって感じだよね。
こういう世界の住民がいるし、そういう世界の住民もある。
こういうクリプターもいるし、そういうクリプターもいる。
こういう異聞帯の王もいるし、そういう異聞帯の王もいる。
それを示した上で、3章のSIN(舞台はサザンクロスかな????)担当の彼女はいままでと違って、ダヴィンチちゃんが友達になれそうなAチームのメンツとして挙げなかった人なので、期待が高まりますね。

――チュートリアルは終わったのだ!
これでまたチュートリアル感あったらごめんな! 適当こいてたなアイツと思ってて!

最後に出てきた人はまあね……特に触れないよ……

FGO2部 ゲッテルデメルングをやりながら書いていた感想のようなヤツ、その2

2018年07月25日 | 日記
…………あれ!? 昨日(7/24)の夜に更新したはずだったのに、更新されてねーじゃねーか!
今日(7/25)の俺は第15節まで終わらせてるんだけど、まあブログ編集ページに下書き残ってたから昨日更新する予定だったヤツそのままで。
14節以降はこの次にまとめよう。
以下、昨日更新したつもりだったヤツ。


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はい、プレイ再開。
さくさくとやるぞ。さくさくと。
だいたいいつも余計な話が長いんだよ。
そんな話をする暇があったらさっさとやれ。


第7節から第13節まで。


――――


・事前に「まあ捕まるくらいのことは考えとこう」していた主人公組。うむうむ! 全部思った通りではなく、カイニスさん来ちゃったっていうイレギュラーがあったのもよし。
・「しかも生前の失敗を反省した状態のオレだ!」 ナポレオン・ボナパルトによるこの宣言は、ちょっと強すぎますね。
・手伝ってあげるとの声。これがタイトルになっているもう一人の女神さんなんですかね。
・おーナポレオンさんいいですねって思っていたところで、主人公特有の寝落ち。ひょえ~! イベントでは何度もあるけど、本編で寝落ちは怖すぎる。
・「残滓も、夢を通じて蝕む深淵もオレだけの得物であり、現実として記録なぞを残すべきものではない」 んん……? こいつはもしや……? と思ったら!! こ、こいつ、平然と幕間前提の話を!!!!
・そうだよね……『俺』ではない『オレ』のほうは退去とか関係ないよな……。
・ひたすら前に前に進む指示しか出さない、カーブもUターンも迂回もない巌窟王くんナビ。導けるのはオレだけだ状態。
・なんでヘラクレスなんだ。
・『お疲れさま、バーサーカー。守ってくれてありがとう。いつも、わたしを守ってくれるんだね――』 ええええ……?
・勝手に納得しつつ、目的地周辺まで来たので案内を終了する巌窟王くんナビ。
・アルターエゴ・シトナイって、いやシトナイのほうより器のほうをさあ……そういうことでしょ? だよね?
・あっ、北の大地の方おめでとう。カウカウプリウェンペ。

・ということで、魔法少女ではないほうのです。女神三柱分のハイサーヴァント。
・「だっていまの地球にある異聞帯には、アインツベルン家なんて存在しないもの」 あら、平和そう。
・女神三柱の正体がカギになるんだろ~? 引っ張るんだろ~? って思ってたら、普通にあっさり明かされる。シトナイ、ロウヒ、フレイヤ。別の世界では娘なので殺せないのかも? と。はあ。
・今回フォウくんがやたら喋るのなんなんだろうと思ってたけど、作中キャラにも触れられたのでなんか理由あるみたいですね。北欧が馴染むのかな。
・「クリプターに従う赤い眼の英霊シグルド。あれは、ううん、違う。あれは異聞帯サーヴァントじゃないよ」 ほうほう。アレがどうもシグルドさんじゃない感はスゲーあったけど、異聞帯出身でもないのか。
・「スカサハ=スカディ、シトナイ……そして、もうひとりの神性がこの北欧異聞帯にいるの」 おっ、「もう一人の女神」が指しているのはシトナイさんではなかったんですね。曖昧な存在とか言ってるし、ブリュンヒルデさんかもね。
・自分でこいつ仲間になったら腹立つだろうなあって言いだしたせいで、コヤンスカヤさんがそういう前フリしてる気がしてきてよくない。どうしても笑っちゃうほうに行ってほしくなる。
・あっ、ていうか普通にまずい、巨人×30はいかんよ、それはいかんよーとか思ってたら途中で終わった。びびらせやがって。

・「私のなかに組み込まれたケルトの女がな、如何にも自信ありげに斯様に言ってみせるのだ。あれは簡便に扱える武器ではなく、あれの存在そのものが持ち主を傷つける魔剣だと」 自信ありげに言いそう。
・「そして、マシュなる人の娘のことを考えておけ。あの弓兵のこともな」 スカディさんアドバイス。
・「根本的に他人に助けられたことがない人間なんです、アナタは。だって……友人なんて、いままで一人もいなかったでしょう?」 コヤンスカヤさんアドバイス。セイバーくんにかなり問題があるのはありそうだけど、オフェリアさんにそういうところもあるのね。
・「あら怖い。魔剣の騎士様はこれだからいけません。ああ、いえ。王様と呼ぶべきかしら?」 強調されてるので王様がセイバーくんの中身っぽいんですが、まあ普通に心当たりがないですよね。親父さんではないだろう。
・この異聞帯を本当の姿にしてほしい――と、コヤンスカヤさん。ふーむ、この現状システムができていて一応落ち着いてはいる状態は、彼女的に本当じゃあないらしい。
・レーションすげえなーのナポレオンさん、実にいいですね……いい……。
・炎の館めっちゃ鮮やかでときめきますね。アトラクション的だ。戦闘の背景もいいぞ。
・なんか降ってきたと思ったら、マジでなんだかわからん機械みたいなヤツで笑ってしまう。いやなんやねん……セーブポイントみたいな見た目しやがって……
・生き物らしいし、笑うらしい。ほんとなんなんでしょうね。間鎚かな?
・ともあれ、館のなかにいたブリュンヒルデさん解放。わーい。これで赤目のセイバーくんはシグルドさんじゃないぞ展開になるだろうし、一気に話が動きそうかも?

・「――汎人類史のお姉様が目覚めました」 あっ、バレた。ワルキューレさんたちが異聞帯のであるのはそらそうとして、カルデアに召喚されるほうはどうなんだろう。
・「美人を困らせるのは男の特権だな! ――いや。いまのは最低の発言かもしれん。取り消そう。取り消して構わんかな、美しきご婦人」 テンション上がってから冷静になるの好きなんですよね。
・「視覚をはじめとする感覚の乗っ取り、現実誤認を誘発する魔術」 こんなのをランサーのクラスで平然と使えるの、やはり聖杯戦争ってバランスが取れた神ゲーとかでは全然ないですよね。
・あまりにも長い間シャドウボーダーに戻っていなくて、割と普通に不安ですね。
・集落に新たに張られている結界。ブリュンヒルデさんレベルの使い手でなければ気付かないが、彼女にも術式の種別までは読み取れない、神代の域に達した魔術。少なくともルーンではないので、スカディさんでもない。ふーむ、いまさら新キャラ出るのかなあ。
・シャドウボーダーが不安とか言っていたらあっさり通信が繋がり、しかも彼らは自分たちではなく23集落の心配をしていた。勝手に不安になっていて申し訳ないし、たった数十秒繋がった通信で命じるのが集落の死守とは熱い男だぜ。
・「『寒くはない。暖は不要だ』って。でもお召し物はボロボロで、顔も見えなくて……(略)『私はカルデアの者だ。気にする必要はない』と言って……」 結界を強化したのは例の『カルデアの者』と。うーーーん、これはやっぱり……あの結界に対する格の上げ方的に、やっぱり……。
・僕はあのー、第4節のときにも思っていたんですけど、このままね、傲慢で残酷に汎人類史の価値観を押し付けるムーブをしていたら、どこかで詰まって下を向くと思うんですよね。いつかそうならないと。で、そのとき再び前を向かせるべきなのは、やっぱり彼だと思っているんですよね。ロマンが「だったら僕を否定するのかい?」って言うんじゃあダメで、彼が「我が偉業を阻止したお前がそれを否定するのか!」しないと。もう背負ってきてるって教えるのは、ロマンじゃなくて彼でしょう。
・完全版ARMSで、バンダースナッチに飲みこまれかけた高槻に、キース・グリーンが「僕を倒しておいて諦めるなよ」って言うヤツね。
・Aチームのクリプターたちがやるよりもずっと先に、主人公ではなく自分が――を彼がやっているんだからさ。
・そういえばアレですね。カドックくんを言峰にさらわれたときは「うわこういう離脱するんか」と驚いたけど、皆川漫画なら完全に世界の広さを知って戻ってくるヤツですね。言峰いるけどね……
・でも、言峰はカドックくんみたいなの好きそうですよね。問題があるとすれば、アイツが好きそうだから大丈夫だろうとは全然ならないところです。
・ゲルダちゃんがいい子すぎて空想樹を伐るときを思うと……だけど、それ以前にたぶんこれワルキューレさんたち来ますよね。たぶん彼女らは結界越えれるし。

・↑などと予想していたら、シャドウボーダーのほうに行っていた。へへ……人々に余計な危害は加えないよう設定されてるのに、変な予想しちゃってすいやせん、へへへへ……。
・感情を与えられておらず不確実性がなく、命令を確実に遂行できる量産型。かつてのブリュンヒルデさんがそうであったならば、シグルドさんと出会っても決して揺らぐことはなかっただろう……だから悲しいのだ! 女泣き――!
・「貴女たちは、個が破壊されてしまう哀しさを知りなさい。増産されることはあるでしょう、でも、それは、決して死からの再生でない。新たな個体が生み出されるだけです。個としての貴女たちは、決して、永遠ではない」 23集落での主人公たちと同じで、それを知らぬ量産型にはきっと伝わらないが、どうしても言わずにいられない。
・巨人たちに投石してもらう作戦、ダヴィンチちゃんはこのサイズになっても考えがえげつないですね。
・「ただの落石程度なら多重結界で弾けるなけど、なにせ巨人種の投石だ! どうにも神秘が付随しちゃう!」 おもしろいなあ。巨人にいろんなものを投げてもらえば、なんでも神秘つきの遠距離攻撃だ。
・「貴女は汎人類史の存在。狂えるラグナロクの炎熱をご存じではない、幸福なる魂」 終盤で大炎上しそうなフリを、急に撒いて来たな。
・「お姉様にとっては違うの!? あたしたちは、顔が同じだけの別人で……! 殺しても構わない存在なの!?」 異聞帯の設定聞いたら、誰もがいつか来ると思っていた展開だ! 素直に投げてきたのもいいし、あんまりシナリオのメインじゃないところでサクッと片付けるのもいいぞ!
・「殺しても構わないヤツなんざ、なあ――いるワケがなかろう! 莫迦者!」 ナポレオンさん、さすがの大英雄で、主人公たちの一歩も二歩も先を行っている。
・そしてオリジナルの三姉妹、あんまり強くない……悲しいなあ……。
・シグルドさんと出会わずしてヒトの精神を手に入れている姉妹たちを喜び、賞賛するブリュンヒルデさん。しかしそのブリュンヒルデさんにとっての賞賛は、彼女らにとって受け入れられるものではない。理解不能理解不能。
・「やはりお姉様は狂ってしまわれた! シグルドなる迷いの導きが、穢れが、貴女を歪めた! あの凛として迷わず、怯まず、勇士の魂を刈り取り続けるはずのお姉様を狂わせた!」 ときめくな、俺の心。揺れるな、俺の心。恋は覚悟を鈍らせる。
・「お姉様。お姉様。私たちの異聞帯でも、やはり……貴女は、そのこころに従って死んでいったのです」 うわあ、めっちゃいいですね、スルーズさんとヒルドさんの最期のパート。しかし壊れきれなかったゆえに残されてしまったオルトリンデさんは辛かろう。
・あの緩やかな日々がずっと続けばよかったかもしれないけど、それでも、シグルドさんに出会う世界と出会えない世界があるならば、たとえ結末が変わらないとしても――

・「アナタ、ちゃんと寝てる? 今度はアナタの調子が悪いなんて、カドックのことをとやかく言えないじゃないの」 ペペロンチーノさん、ダヴィンチちゃんがAチームの面々を説明したころからずっと気遣いができる人ですね。
・「でも、噂の騎士殿も完璧ではないようね。精神のケアまでは至らない、か」「そう、ね。たしかに……(それが悩みの元凶なのだけど――)」 主従同士でまったく理解し合えていなくて、そこの信頼だけはたしかにあったロシアとは正反対ですね。
・ていうかまあセイバーくんの中身がヤバヤバなんだろうけど、しかしなあ……。「マシュは殺さないで」とかやっておいてこれは……。
・「ロシアと連絡が取れればいいのだけど、あの子ったら一向に回線を開かないし……」 あの後のカドックくん、僕もだいぶ気になる。普通に言峰とお別れしてロシア出てたら、それはそれで笑っちゃうな。
・「殺そうとしたわ。したのよ。殺そうとしたの。本当に。でも……」 ダ、ダメだあ……! 脱落する……! 異聞帯レースから二番目に……! 主人公が来てしまったからとかではなく、こんなことでは主人公の介入など無関係に……!
・「(別に、自分を重ねたワケじゃない――神話に登場する戦乙女に自己投影ができるほど、私は、ナルシストにはなれない。こう想ったのだ。ああ、私はきっと彼女のようにはなれない、と。本能的に私は感じて、竦んだのだ)」 ダ、ダメだあ! カドックくん程度の才能でも、彼はやることもスタンスも決めて足を踏み出したのに! コンプレックスをステージに上げたのに! やっぱりオフェリアさんは……ステージにも上がっていないじゃないか!
・「クリプターといえど孤独に呟く夜があるか。女だな、オフェリア」 なんでここでそのセリフが出てくるんだよ! アナスタシアさんは意地悪なセリフを吐いているようで、ちゃんとわかって彼が上がるステージへの道筋を用意してたのに!
・「クク。俺を睨みつけてどうする。気を払うべきものは、他にあるのではないか? なにが起きるか、なにをしてくれるか。俺には楽しみでならん」 ダ、ダメだあ! 俺は強いからいいとして、君のマスターはあのカドックくんでもとうに定めていた目的地とかないんだよ!? わかってる!?
・「来ないで……マシュ……」 この期に及んで「来ないでマシュ」じゃねええ~~~~! あのカドックくんですらヒールで行くと決めて、見るからにわざとらしく煽ってきてたんだよ!
・オフェリアさん、この人……普通……! 恥も外聞も捨てて、へったくそなパンクロックを叫べない! 自分の内面をさらけ出して、正直ぐちゃぐちゃなんですと明かせるほどの強さもない!
・どうすればいいんだろう……この人……。普通に悲しくなって来てしまった……。よっぽど雑魚でよっぽど凡人のカドックくんは、それを自覚してスタンスを固めて貫いたのに……。だからアナスタシアさんだけには伝わっていたのに……。
・アニロワならどうにかしてくれるだろうけど、漫画ロワだと雑にマーダーに食われちゃうよ……。ここまで来て、「マシュは殺さないで」→「来ないでマシュ」とかやってちゃまずいよ……。大変なんだろうけど、このままだと死に際に「いろいろ打ち明ければよかったな」って思う人になっちゃうよ……。
・他の二人のように壊れきって死ぬこともできないし、自分でもなんで泣いてるのかわからない頭のなかぐちゃぐちゃのオルトリンデさん。オフェリアさんもぐっちゃぐちゃ。
・「英霊ブリュンヒルデ! おお……伝説に聞くシグルド殺しの戦乙女か!」 不意打ちでめっちゃ笑ってしまった。新所長が軽率に「伝説の再現あるぞ~!」とか言ってる人を見て、オフェリアさんは勝手に沈んで殺せなかったんだぞ!!
・「む、むむむう。となるとすなわち複数の神霊の総意であるのだろうから、やっぱり無視はできんぞ……」 神霊がそう言うならたぶん正しいんだろうの精神。強し。
・「うむ、任せておきたまえ! カリッカリのベーコンエッグで氷の心を溶かしてやろう!」「ほう、自白剤やら魔術やらは使わないのか? こいつは甘い魔術師もいたもんだ」 笑いどころのはずなんですが、なんとセイバーくんのムーブよりはベーコンエッグのほうが正解なんだよなあ……
・寝ようとしてたらナポレオンさんが部屋に来るって、なんだかメチャクチャおもしれえな……
・妹殺しまでさせた上に愛した男を二度も殺させるなんて、間違いなく効率的だしそれしかないけど思うものはあるぜというナポレオンさん。いい男だ。
・「グズルーンって女がいてな。ソイツはシグルドに惚れ込んで、策略を巡らせた」 理系総支配・グズルーン!
・「……詳しいだろ、オレ。はは。まあ、これも秘密の情報源からの受け売りだ」 秘密の情報源さん、ブリュンヒルデさんの存在まで知ってたのかよ。いや、シグルドさんの話をすれば自然と語られる内容ではあるけれど。
・「ただ、オマエに伝えておきたかった。誰かが背負うべきだ。誰かが自覚すべきだ」 やっぱりナポレオンさんは英雄として先輩ってとこを見せてきますね。
・ナポレオンさんの北欧唯一の英霊宣言、実は単に誰も見つからなかったから思い込んでたオチだった。株を上げてからバラすことで、勘違いかよ~とか言わせなくするテクかよ。
・「あの情報源のヤロウに適当言われたぜ……。ブリュンヒルデの伝説なんぞを語るもんだから、気付いとくべきだったが……」 気になることを言いますね。
・「妙なヤツだったよ。ナリはどう見てもただの人間だったが、異聞帯で生きる知恵に長けていた。“なぜ地球は白紙になったのか?”その経緯を探している、とも言っていた。……そうだな。集落の結界を強化してたのも、ヤツかもしれん」 ふーーーーむ…………
・どうもこの情報源さん、滅びゆく世界で理由が気になって飛び出して行ったヤツくさいですよね……。でも結界なあ……あの持ち上げられ方は、ちょっとあの人ではなさそうだけど……。
・情報源さん、『カルデアの者』さん、虚数空間でマシュが感じた暖かい気配の人。 ←こいつら全員別人なんじゃねえの? ナポレオンさんの結界と同じヤツかも発言、だいぶ怪しくない?
・「…………他人行儀、なのですね」「他人だ。俺にとってはな」「貴方は異聞帯のサーヴァントであるとでも? 瞳の色が違う程度で、私は私の獲物を違えない」 セイバーくんはもうちょっと隠そうとしろ! なんですが、初登場時点ですでにこんなんだったので仕方ない。でもこうなってくると、ブリュンヒルデさんをつれてきたメリットが死ぬのでは……?
・「いいや違うね、そりゃあ健気って言うのさ魔剣使い! おまえさん、腕の割には女心がわからない朴念仁だな!」 ナポレオンさん、口のほうではセイバーくんに10:0ついてる。
・「私が知っていたのは平時の彼、冒険ならざる平穏のなかで生きる彼の顔ばかり」 冷静な分析とノロケを同時にこなす戦乙女です。
・「……マシュ。アナタは随分と強くなった。私とは段違い。私は、アナタのようにはなれない。けれど道は譲らない。私は、ヴォーダイムのあの決断を――いえ、キリシュタリア様の期待だけは裏切れない!」 この辺は気になりますね。こんなオフェリアさんが縋るものってなんなんだ。
・ひょえ~オフェリアさんの魔眼すごいじゃないって思ったら、ブリュンヒルデさんが魔眼知識あるとはいえ平然と初見の魔眼に対応する。ひょえ~。
・「歩む道をひとつきりだと定めて、定めきって、別の可能性の自分を発生させない――そんなことができるの!?」 覚悟は作品によってキャラが変わるけど、散様はいつも散様なのと同じだと解釈しよう。
・「そ、そんな莫迦なことがあるか!? 戦乙女ブリュンヒルデの宝具だぞ、英雄殺しだぞ! 魔剣グラムを操るシグルドなのだろうが! であればその槍、狙い違わず……その命を奪うはず!」 新所長による丁寧な前フリ。そして、種明かし。
・「……いいえ。駄目! その肉体を砕かれるワケにはいかない。異聞帯にあって、アナタは我が騎士のままでいなさい」 よほど中身がよろしくないものみたいですね。
・シグルドがかつて使うまいと宣言していた炎を、さも俺と言えばとばかりに扱うシグルドならざるセイバーくん。狂えるラグナロクとか言われたしそういう展開になるのかなーって感じだけど、でもスルトは巨人だよねえ。
・「遂に……遂に、シグルドの霊核を貫く者が来た……! そうだ、是を、俺は待っていた! 待っていたのだ! 小癪なる令呪によって自害を封じられた、俺は!」 殻を破ってしまった。このままクライマックス入りしそうだ。
・「落ちる。落ちていく。地上へと――ああ、太陽が落ちる」 さっきアニロワなら大丈夫だろうけどとか言ってたら、フォーグラー落下要素でメチャクチャ笑ってしまった。なしなし。ノーカンノーカン。仕切り直し。
・「――真名を、炎の巨人王スルト――」 おお、マジでスルトだ。とんでもねえもん召喚すんなよ! なにやってんだよ! ブリュンヒルデさん殺せなかったじゃないよ! 外殻を壊し得る筆頭だろ!!
・ラスプーチンさんといい、召喚しちゃったヤツの後始末もうちょいなんとかして!!
・あっ、雪溶けるのかな。ドサクサまぎれでいいことありそうだ。
・外殻のシグルドさんの心配はしませんよ。血髑髏の手によって戦術鬼と化した葉隠覚悟が、その後いったいどうなったか、ってことです。

・「私は、私自身を嫌っていたのだ。日曜日という牢獄から出られない私を、踏み出せない自分自身を」「だから――誰かが来るのを待っていた。誰かが私を、ここから出してくれるのを」「ずっと……ずっと。待っていた。誰も来てくれないことは、わかってるのに」 だ、ダメだあ……死んじゃうよ、オフェリアさん……。もはやナポレオンさんフラグに頼るしかねえ……。
・ラグナロク再開宣言。ヒエ~~~~ッwwwwwwwwwwwww
・「にっくき英霊シグルドを倒したと思ったら、太陽が空から地上に落ちてきた。その上、あれ、どう見ても巨人だろう?」 新所長は完璧に起こったことを説明してるんですが、なーにいってんだこいつ……
・「……遅かったか。さすがの私も、『確証がなければ話せない』という決まりを恨んでしまいそうだ」 そういえばセイバーくんもといスルトくん、最初にホームズ野郎落としといたのは完全に正解でしたね。
・『蘇生おめでとう。キミであれば、世界を救えると信じていたよ。こんにちは、キリシュタリア・ヴォーダイム』 思わせぶりなことを言うなあ。
・『人理とやらは焼却し過去は消え去るだろう。だが、それは我々には関係のない話だ。予想外ではあっても、予定を変えるほどでもない。侵略によって虚空は閉じ、キミたち人類もようやく終了を迎える。だがこの喜ぶべき偉業において、神にはいまだ肉体がないんだ』 魔術王の次のお仕事に関係しそうですが、そんなことより僕はネプチューンマンが刈ったマスクを被って地上に降りてくる完璧超人を思い出しましたね。
・「――いや。私だけでは不十分だ。協力者として他の6人も推薦する」(略)『あと数度、世界を敵に回す苦しみに耐えられるかい?』「もちろん。それが人間にできることであれば、必ず」 大物ですね、キリシュタリアさん。これくらいでいい。これくらいがいい。
・「私は彼のようにはなれない。でも、その手助けをしたいと思った」 本当に申し訳ないんですが、その流れでああなっちゃうのはおもしろすぎでしょ……。
・「――では、アナタはスルトなのね」「ク。俺を知る者か。おもしろい女だ。灼かれる世界で死にながら、我が炎を視るとは」 余計なもの見ないほうがいいですよ、ってオフェリアさんに声をかけるものは一人もいない。
・「――そこで終わったのね、アナタの世界は」「ああ」「――じゃあ同じだわ。私たち」 変なのと絡まないほうがいいっすよと言ってあげられる人は、他に誰もいないのだ。
・「幾万の奇跡を越えて、幾億の偶然を越えて、もしも、再びお前が俺を視たならば、そのときは、我が“炎の剣”を披露してやろう」「――アナタの宝具を?」「星の終わりを」 ほら!! 勝手に盛り上がっちゃってるじゃん!!!
・キリシュタリアさんをリスペクトするのはわかるんだけど、彼が対価を払ったことを黙っているのに様付でいきなり呼び始めて周りに「どしたのアイツ……」されてたオフェリアさん、あまりにもだよ……。キリシュタリアさんは言わない人だけど、割とよくないですよ……。
・ということで、シグルドさんを召喚したオフェリアさんですが…… 「いいや。この肉体は異聞帯の英霊のそれではない」 はい。
・「嗚呼、佳き名だ。ファムルソローネ。西暦以降の天使に似る音を戴くか」(略)「つれないな。おまえは、すでに俺を知っているはずだぞ。この俺にとってはつい先立ってのことだ。お前には違うのか? 俺はその視線を決して忘れまい」 ほら、勝手に盛り上がってるじゃん……
・「喜べ。歓喜せよ。ヒトの娘よ。あの刹那に、縁は結ばれたのだ。クク。ク。はははははははははははは!」 スルトくん自身は復活のほうではなくて、再会のほうに対してテンション上がってそうなんですけどね……。
・「お前が、こうして我が魂を外に出してくれた。(略)然り。肉体を取り戻した暁には、そう……まずはこの異聞帯を灼く。ラグナロクの続きだ。そして、星のすべてを灼こう。見せてやるぞ、オフェリア。おまえに。俺の――星の終わりを」 スルトくんノリノリでやる気満々だけど、それただの煽りだよ!!!!
・むしろそれはすごいことだぞと、フォローを入れるキリシュタリアさん。いやまあ彼のとこは彼のとこですごいとこみたいだからね……。
・そういえばパシリに使われてたカイニスさんは、中身についても知ってたんですかね? 知らずに喧嘩売ってても、知ってて喧嘩売ってても、どっちでもヤバいんだよなあ……。教えてあげててもあげてなくても、キリシュタリアさんはおもしろいし。
・「しかし異聞帯が消滅すれば信憑性も同時に……」「ああ、所長。やっと気付いてくれましたか。カルデアから提出された特異点報告についても、同様の問題が会ったはず。そう、その感覚ですよ」 起きた途端に楽しそうですね、ホームズ野郎は。
・「真に神造兵装が振るわれれば、為す術などない。当方はそのように考える。だが当方は目にした。神造の剣に対して、人造の盾を以て守らんとする姿を。限界を越えて立ち上がり、震える脚で、腕で、重い盾を支えんとする姿を」 ――当方に人間の尊厳あり!


――――


オフェリアさん、マジでちゃんとしなきゃヤバいよ……。
やりたいことだけはあったカドックくんと違って、これじゃまずいよ……。
死にゆくところを二度目の生掴んで、地球に喧嘩を売ってこれはどういうことなんだよ……。
あまりにもフラフラしすぎてるし、自分でやりたいこともわかってないんじゃあ……。パロロワならサクッと落とされちゃうよ……。
とか思ってたら、ほんとにとんでもねえ登場話書かれて、ひたすらフラフラしてたキャラだとわかって笑ってしまった。彼女的には笑えないんだろうけど。納得感はある。

とか冗談はさておき、本当に安心したよ……。
テメェなにがしたいんじゃ~~~~! ちゃんとせえや~~~~~~! って思ってたけど、なんのことはなかったのだ。
ただ「そうかあ死ぬのかあ」と思っていたら、あまりにも輝かしい偉業を見てしまい、見てしまったからクリプターになってしまっただけ。
あんなにすごいことをやって助けられてしまったので、目の前に差し出された二択からクリプターとして生きることを選ぶしかできなかっただけ。
キリシュタリアさんの交渉を見ていなかった5人(実際には見てたヤツがいるのかもしれんが)とは違い、どうしてもやりたいことがあったり死にたくないから選んだとかじゃなく、あんなにすごいものを見てしまったから彼の手助けをしたくなっただけ。
そりゃあね……そりゃね……。

――さて、ここまで話が動いたら、おそらくもう終わるはず。
『VSスルトくん』『VSスカディさん』『VS空想樹』が順番前後するか、一緒になるかだけだろうし。

予想なあ。
スルトくんはね、結局なにも理解していないんだろうけど、しかしあのときオフェリアさんに出会わなければよかったかというとそれは否定することでしょう。
ブリュンヒルデさんが出会わなければよかったなんて思わないように。
だからこそ、彼を全力で倒さなきゃいけないんですよ。
『こんなことならば出会わなければよかった』ではなく、『だとしても出会えてよかった』であるなら、全力で迎え撃たなきゃダメなんですよ。覚悟のススメならそうする。
…………ということで、そのときにはスイミングの時間に持ち込むしかないのだが、うううううーーーーーーーむ! 炎の巨人にはメチャクチャ効果抜群っぽいが、うーーーーーーーーーん!!

予想じゃなくて希望は、オフェリアさんになんとか! なんとか見せ場を! 見せ場っていうか、なにかやりたいことぉお!
なんにもしないまま再び死にゆくハメになって、最期に「こんなことなら――」とか「結局なにをしたかったんだろう」とかエンドだけはカンベンしてあげて!
そういうのは、大なり小なりやらかすだけやらかしてから言ってグッとくるのであって、なんにもしないで言われましてもよぉ~! しかもメインキャラによぉ~! 頼むよ~~~!

FGO2部 ゲッテルデメルングをやりながら書いていた感想のようなヤツ、その1

2018年07月22日 | 日記
FGO2部の2です。


出るらしいキャラは――
快男児(シグルドさんやナポレオンさんを指しているのかもしれん)。
オフェリアさん。
ナポレオンさん。
ブリュンヒルデさん。
シグルドさん。
ワルキューレさん(くくり広くない?????)。

あんまり予想することはないというか、なんというか。
ナポレオンさんは人々の抱いた希望としてのなんとかだよって事前に明かしてきたんだから、そりゃもう自信あるんだろうなあくらいの。
予想するもなにも、こういう感じになるんじゃないの~~~~ってのが全然ないよね。
僕的には、クリプターことAチームの面々が最初の異聞帯のときみたいに、普通にいいヤツっぽかったら嬉しいくらいかな。
もしも小物になるなら、そのときはそのときで中途半端な小物化はやめてほしいところ。
あと例のクリプター会議をまたやってほしいですね。アレは定番にしてほしいな。ドンドン人が減っていくヤツ。

――さておき。
葉隠覚悟なんじゃないのかと言われていたシグルドさんが、マジで強化外骨格を纏っており、眼鏡男子であり、かつて愛を知り、しかし遠く離れた時代と場所で蘇った正義失格者っぽいぞと興奮しております。
いや、蒼銀の回想もだいぶそんな雰囲気だったもんね……!
引けましたえへへ。
アナスタシアさんという超凍結冷却液とともに、僕のカルデアに現れました。えっへっへ。
えへへへへへへ。
最終再臨のセリフが正義失格者として荒廃した遠い未来に蘇ったが、しかしサーヴァントなので間違いなく人間であるマスターがいるときのセリフって感じで、マジ最高ですよね。
えへへへへへへへへへへへへへへへ。
スキルレベル8→9のときの、見たことない素材を24個よこせとかいう謎のヤツをやめろ。
いや全然えへへへへじゃないぞ、なにを笑っていやがる。

特に予想することもないので、無駄な時間を使わずに始められていいですね。
でも長いんだろうなあ。


こっからネタバレ。

プロローグから第6節まで。


――――



・「彷徨海……彷徨海だと……!? あの!?」 開幕ちゃんとリアクション取りつつ、三大組織の説明もする新所長、実に偉いですね。いまの人員で、彷徨海にびっくりできるのは彼くらいですからね。
・「しし知ってるわバーカ! だがよく知らんものを訳知り顔で言う私ではない!」 カルデア買い取ったころはずいぶん調子こいてたってこと。
・彷徨海のことなんて誰も知らんから、ほんとの彷徨海からの信号かなんてわかるか。そらそうだ。
・ホームズ野郎と新所長によるカドックくん尋問計画、正直寝て起きたときにこの二人並んでたらどうしていいのかわからないですよね。マジで。
・「だが、そんな私にも不明な要素が二つある。『空想樹』と『大令呪』だ」 ちゃんと気になってたとこ聞いてくれるみたいでひと安心。
・複合魔術装甲のシャドウボーダーに効くRPG。興奮してきたな……
・時速90キロで走ってRPGぶっぱなしてくる言峰、五部ゲーのセッコくらいうざそう。
・「(僕に残留していた彼女の名残だったのか……くそ。我ながら都合のいい考えに吐き気がする)」 余計なこと考えるカドックくんいいですね。
・夢あるなーなにやってるんだろうなーと期待してたのに、コヤンスカヤさん提供のRPGだからってオチなんやねん! ガッカリ!
・新所長の飛び降り経験カミングアウト、笑えないんだけど笑えないのを持ちネタにしてるのはいいぞ。
・ラスプーチンの霊基だけ手に入れた言峰の死体宣言、いや本当にラスプーチンさん勝手に満足して帰ってるんじゃないぞ。ゴミは持ち帰りなさい。迷惑だよ迷惑。
・お持ち帰りされたカドックくん。異聞録移動すればするほど、シャドウボーダーがどんどん満員になってく展開はないみたいです。ちぇっ。
・キリシュタリアさんの格が高くてひと安心。まあ僕は軽率ミスった仲間殺しを見たら見たで、こういうタイプのボスだあ~~~~! とかアガってくるんだけど。
・ええ!? プロローグ終わったと思ったら、もう1つあるの!? 長いんだろうなとは思っていたが……
・ヘルシンキ郊外に誰かがいた痕跡。ふーむ。
・しかしこの一人称パート、誰の視点なんでしょうね。
・ムニエルくんの「レイシフトに比べりゃ大したことないぜ~~!」に「えっ、たしかにムニエルくん怪しくはあるけど、こんな露骨に実はヤバいヤツだよフラグ撒くか……?」とびっくりしてしまったら、ただの三味線だったらしく、おのれムニエル野郎。
・虚数空間に入っていく演出、ラブデスターで生還するときのアレみたいですね。

・第1節『魔剣襲来(前)』とのことで、いきなり来るみたいですね。
・日曜日が嫌いだった――という、おそらくオフェリアさんのモノローグ。いったいサンデー兆治がなにをしたんだろう。
・「縁起でもないことを言うな平ムニエルが!」 平目のムニエルならおいしそうなのに。
・虚数空間のことをまったく知らないほど愚かではないが、しかし理解できるほどハイスペックではないので、ひたすら恐怖を感じてしまう新所長いいですね。
・「いえ、知らないなにか……だと思います。でも不思議と、嫌な感じはしないというか……。どこかほんのりと……あたたかいような――」 ギャラハッドくんとか、ゲーくんとかが浮かぶけど、さておきこんなふわふわの説明では新所長も当然不安になるのである。
・ということで、不安な浮上を決行するハメになった。どれだけアンタが嫌な感じはなしなかろうと、急な浮上によって結果全員嫌な気分になるので、あったかいヤツは反省してくれ。
・氷と炎に覆われた山嶺。神々の山嶺編だ。
・巨大生物。巨人だ。やっぱり北欧神話なのか。あんまり知らないぞ。
・巨人種が現在まで生存している異聞帯……それだけ聞いたら、なんかそこまでって気がするかもだ。
・なんか雪に魔力を推してきますね。しんしんと溶けゆくがよい。
・トライヘルメスにて巨人種の情報を得ていたというホームズ野郎。知っていてもおかしくない前フリをしていたら、いくらでも知ってることにできる名探偵この野郎~~~~ではあるんだけど、同時に仕込みをちゃんとやってるのがおもしろいな。
・燃えない炎の話を聞こうとしたところで、強烈な魔力反応。それだけの格があるとはいえ、超絶に持ち上げられますね。

・2日空けてプレイ再開。うわまだ第2節だあ……いやしかしこの間が空いたうちに巨人が首位攻防戦で連敗したので、巨人倒すシナリオに乗り気になってきたね。
・北の巨人ってことは小笠原道大さんとか、古城茂幸さんとか、マイケルとか、あと逆に大田泰示さんとか出てくるのかな。そんなことを考えている暇があったらシナリオを進めなさい。はい。
・「予兆もクソもない! なにもない雪原にポンと出てきやがった!」「おそらくサーヴァントだ。つい今しがた霊体化を解いたのだろう」「たしかにサーヴァントであれば、その方法で接近が可能です!」 そうですね。
・「面目ない、わからない! わかるのは敵性反応ってことだけだ! なにしろ、こちらに向けられている魔力に強い呪詛が込められているからな!」(略)「その気になればもっと近くまで接近できたかもだ。だが相手はそれをせず、我々を目の前にして霊体化を解き、姿を見せた」(略)「モニターは無理だ。死角にいやがる!」 おもしろいですね、この辺。スゲー敵対者アピールみたいなのに、死角にはいるのか。
・こういうことされると出るしかなくなるよなってところで、虚数潜航を提案してくる新所長。お、大人だ……。その提案に乗った結果見つかってしまったけど、好感度はきっちり高いですね。
・「クク。混ざり物か、おもしろい」 どうも仮面の英霊さんのイメージと違うんだけど、イメージと違う口調にする方法なんて、狂化なり、反転なり、バーサークサーヴァントなり、剣豪英霊なり、いくらでもあるせいでそれだけで「えー? 本物~?」とか言えないのが困った話ですね。しかしなにがどうおもしろいんだろうね。
・マシュだけでなくホームズ野郎に対しても混ざり物呼ばわりだったのが気になるけど、まあホームズ野郎もなんかあるんでしょうな。
・「しかし疑問はいくつか残る。無双の存在とは言うが、その怪力はいかなる由来のものだ? それに――その瞳は――?」「…………クク。そうか、貴様。汎人類史の知恵者か」 あっ、そうか。異聞帯のシグルドさんだからキャラが違うって可能性もあるのか。なおさらなんでもありだ。でも混ざり物がおもしろいとか謎のこと言ってたし、彼も同じく混ざってるって感じなのかなあ。
・「あれは……言ってしまえば、単に払っているだけさ! 彼は一度もグラムを振り抜いてはいない!」 こういう格の上げ方好きですよ。でも「うるさい」とグラムの真価を見せずに斬りかかってくる辺り、やっぱり混ざり物とかじゃなく普通にニセモノな気もしてきたな……。ホームズの腕を落としたけど、この程度が魔剣グラムの本領じゃないでしょ……
・「霊核がどうとか言ったな。それがどうした」 一流にはその先がある。
・「…………フン。これが英雄の矜持とやらか。命を拾ったな、ヒトの仔」 目の色が青くなり、再び赤くなるシグルドさん。ま、混ざり物くせえ……(二つの推測を反復横飛びするプレイヤー)。
・いやでも、青目が本来のシグルドさんで、赤目が――って感じでしょ!
・「さて……サーヴァントらしく遣いを果たしてきたワケだが褒美はないのか。マスター、オフェリア・ファムルソローネ」「……ご苦労様、セイバー。私の最強の騎士。しばらくアナタの仕事はありません。くつろいでもらって結構よ。そうね、休暇が褒章ということで如何でしょう」「ン。悪くない」 ……え!? いいの!? パシリにさせられたのに、「しばらく休みにしてあげる」でいいの!? …………いいの!? ギル野郎とかオジマン野郎とか考えると、めっちゃいいサーヴァントじゃん……。
・「――悪いけれど、その赤い瞳で私を見つめないで」「フ。クク。お前は俺を笑わせてくれる女だ。常ならざる瞳はお互い様だろう、オフェリア?」 …………いいの!? ただマスターとサーヴァントというだけで、たかだか人間の魔術師に「そんな目で見るな」とか言われて、その程度の煽りを返すだけでいいの!? それこそギルレベルじゃなくても、普通に「は? 殺そ」するサーヴァントたくさんいると思うけど……
・「ペーパームーンという“目”がなければなにもできない。彼らはもはや足をもがれたも同然。ロシアの異聞録を切除したことは評価します。でも、彼らの旅はここで終わり」 相手をナメることなくきちんと評価してるの、好感が持てるな。
・氷雪の女王さん出てきた。誰やねんって感じですが、彼女が異聞帯の王かな。なんか厄介そうな性格してそうね。「なぜ奪う?」「なぜ殺す?」め、めんどくさい……
・「……セイバー。マシュ以外は殺しても構わないと言ったでしょう」「ヒトの見分けは付かん」「……アナタ……!」(略)「皆殺しにして構わんのなら殺しに行くぞ」「やめて! ……ダメよ。マシュ・キリエライトは殺さないで」 そういえばマシュと仲良くしようとしてたAチームのメンバーもいて、それがオフェリアさんでしたね。しかしさっきご褒美に休暇もらったのに「そんなに言うなら皆殺しならできるよ」するセイバーさん、いいサーヴァントに見えてならないな……
・「そして騎士よ。殺すな。殺してはならぬ。私の氷雪は死ではなく、我が愛のカタチである。この純白を真紅なぞに染めることはこの私が許さない」 厄介サーヴァントだ……
・末の戦乙女さん、シルエットがガチャで出てきたワルキューレさんのそれだ。

・ひえ……(まだ第3節だというのに、その第3節が7分割であるという事実を前に漏れた声)
・まあ無茶苦茶されて奪われた挙句、クソ雑に持って帰られて壊されちゃうよりは、キレイなままお持ち帰りいただいて取り返すほうがマシかもね。そしてペーパームーンを奪ったってことは、あのシグルドさんはクリプター側。ロジカル!
・「それはつまり……この氷雪が……仮に、何者かの魔術によるものだった場合――」「術者はすっごい力を持っているってコト。おそらく異聞録の王なんだろう。仮定の仮定だけどね」 ひえ~ッアナ雪じゃんって思ったけど、クッソ厄介な氷雪の女王って普通にアナ雪ですね。彼女も英霊召喚されたら、キレッキレの厄介な時期から出るでしょ……。
・「目の前でかわいい子が助けを求めても、私レベルの子じゃないと無茶しちゃダメだぞ? いいね?」 しそう。トリスタンくんのときと違ってダヴィンチちゃん本人いないし、こういうフリされたらしそう。しそう。
・ダヴィンチちゃんスキー板。転倒防止の護符とやらはすごいが、リフト乗ってる最中に落っことすヤツの対策は充分かな。
・今回、なんかフォウくんやたら喋るね。
・巨人に襲われている女の子。あらかわいい。この異聞帯初の、ここに住んでいる人間かな。ゲルダちゃん。
・「あ、でも、綺麗なものなら少し前にあたしも見たことがあるのよ。空に虹が架かったの。とっても大きくて、お山の向こうまで届く七色の虹!」 ヤガのように獣人でもなければ、虹を見て美しいと思う感性もある。うーん、大人がいないとかなのかなぁ。
・「大人は明日の準備でそれどころじゃないから、子どものことは子どもがなんとかしないと」 大人いない説、5秒くらいで死ぬ。儚い命であった。
・北欧神話の世界にしてもおかしい。ラグナロクが変な感じで終わったとかなのかしら。
・炎地帯と氷地帯の間はちょうどよく暖かくて、巨人的にもむしろこっちのが住みやすそう。おもしろいね。
・巨人エネミーとアーチャーで戦うと、ひたすら膝を撃っていて「弱かったゆえにそちら路線の強さを伸ばした汎人類史だ……!」になっていいですね。あんまりモーションが動くヤツよりも、ぴしゅんぴしゅん系のほうがベネ!
・「すぐに戻るわ! あたしだけ、じっとしたままなんてダメだと思う!」 いやどういう理屈やねん! なんですが、こういう無茶に付き合わされる気持ちを主人公らも一度は学んでほしいのでナイスプレーかもね。
・「摘んできたわ! 薬草!」 えっ、すごい……摘んできちゃったすごい……(迷惑かけられる気満々だったのでびっくりしている人です)
・「大人はみんな巨人につかまって、残さずぺしゃんこにされてしまうのに――」 おかしなこと言い出しましたね。
・「惑わされることもない。私の礼装には、心理防御のための護符も組み込まれている」「えー。守りを固めるってコトはぁ、そこが弱いって自覚があるってコトじゃないのぅ?」 わざわざムッとしてあげるオフェリアさん、たしかにそこが弱そう。
・「此処にはアナタを追い詰める人間はいない。此処には日曜日なんて永遠に来ない」 なぜか知っているコヤンスカヤさん。コヤンスカヤさんの今後の展開で一番ムカつくの、しれーーーっと「これが狙い通りでした! さあ最後の異聞帯を滅ぼして、人類史を取り戻しましょう!」ヅラして仲間入りすることだと思うんですよね。

・「ふとってる! ふとったひと、初めて見たわ! ふとっちょって言うのよね!」 お、重い……(ダブルミーニングです)
・ゲーッ! 大人いない説! お前、5秒で死んだはずじゃ……!
・15歳までに子どもができていなければ即ぺしゃんこ。子どもがいたら25歳まで育ててぺしゃんこ。100の集落に100人ずつをキープ。なるほどなるほど。
・「いいさ。カドックにはあれでよかった。彼の持つ私への苦手意識は、理論では払えない」 キリシュタリアさん、把握度が高いですね……
・カイニスさん。また使いっパシリやらされてるらしい。あの人も偉いな。
・「勘違いをしないで。アナタは私の騎士であり、剣であり、盾。それ以上の接触を私は求めた覚えはないし、求めるつもりもない。弁えなさい、サーヴァント」(略)「フン。草花を育む趣味はないが、お前の言葉であれば従う他にないな。オフェリア」(略)「未だ、私の背後に立ってほくそ笑んでいるのでしょう」 こ、こいつら、コミュニケーションが取れていなくないか……? たぶん、セイバーくんは割とオフェリアさんのこと気に入っているほうだと思うよ……
・ひとまず赤目のシグルドさんは、セイバーくん呼びで行こう。
・「君はこの異聞帯を……いや。この集落と、その周囲にあるすべてについて……いったいどのように感じて生きているのだ?」 外のことを知らぬ家畜として生きている少女に、外にある無限の選択肢を教えてしまうゴルドルフさん。残酷だ。残酷だが、マシュにそのように接したのがロマンであり、知って限られた命で死ぬことを選んだのがマシュであり、なにも知らぬまま燃やすゲーくんを否定したのが主人公である。
・そう考えると、カルデアの所長としてふさわしいのかもしれませんね。えっ、旧所長……?
・それにしても、逆に無限に生きられる異聞帯出てくる前フリな気もしてくる。そんな素直なことはしてこないかな。
・ヴァルハラに行くみんなとのお別れ会。わはは、ここにやらかすのは残酷だぞ。傲慢だぞ。価値観の押し付けだぞ。でもやるんだろ。
・「待て!」 わははははは!
・「ど、どうしてあんなことしたの、マシュさま! 御使い同士で喧嘩なんて! そんなのきっと――神さまが怒って――」 が、我慢ができなかったから…… ←僕はやりやがったやりやがったと爆笑ですが、作中キャラには怒られるべき。
・「いいわけ! ないだろ! 死なせないし死なせたくない! 誰も!」 うわはははは! 子ども相手に「お前がいいとか関係ねーんだよ!」と本気でキレる! うわはははははは!
・「其処には、炎が立っていた。否――炎が如き、ひとりの男が立っていたのだ」 熱い地の分だ。こういう登場はグッとくるね。そしてタイトルの『快男児』は素直にナポレオンさんでよかったのね。
・「俺は、そうさな――誰かが期待する限り、誰かが“もしも”と願う限り、そのすべてに応えてみせる男さ。世界の運命ってやつに抗う少年少女の背中に、星の輝きを見出した男さ!」 か、かっこいい……! 『そういうもの』だと受け入れていた人々に願いはない。
・あっ、虹ってナポレオンさんの前フリだったのか! いまサポートのナポレオンさんを使うまで、彼の宝具を知らなかった。
・「俺はアーチャー、ナポレオン。可能性の男、虹放つ男――北欧唯一の人理の英雄だ」 かっこいい名乗りだ。しかし北欧唯一と来たぜ。

・「定めの日にしか御使いは来ない。それ以外の降臨は、神様に定められていない。大きな鉄の塊を持った彼は、そんなことを言っていたね。本当かどうかはわからないが――」 ロシアのときと同じく、以前からいたサーヴァントは詳しいな。
・「――雪と氷の女神スカサハ=スカディ」 うわあ……めんどくさそう……こいつ厄介女王だな……とか思ってたら、明かされるこの真相。納得しかないでしょ……。
・汎人類史の「う~~~ん死とかわからんわ! 殺してみせよ」 異聞帯の「う~~~~ん愛とかわからんわ! 管理してやろう」 まあでも管理してやるか~~~するだけ、サクッとうりぼうを滅ぼした汎人類史のほうよりマシかもしれませんね。
・「この目と耳で集めて回った情報だ。情報源についちゃ……まあ、いまは言わずにおこうかね」 直に接触とかしたのかね。オフェリアさんが弓兵と会ったことあるみたいなヤツ、すでに言われてましたよね。
・生前より、いろいろ誇張(カリカチュア)されているというナポレオンさん。ナニはどうなんですかね、ナニは。
・こっちが「ナポレオンなのに寒いところ大丈夫かな」とかこそこそ言ってたら、「本音を言うとロシアで復讐を遂げたかったが仕方ない」と返すの100点すぎる。
・「……ヒナコとやらの担当異聞帯なぞ論外極まる。残る四つのうち、二つもまるで話にならぬ」 ヒナコさんのところ、随分やべえやべえ言われますね。
・殺すときはすぐ殺すし、愛するときは最後まで愛する。アレですね。正体が判明するまではめんどくさそうな人だ……だったけど、スカサハさんだと判明した途端に「スカサハさんにしては面倒じゃない」になりますね。前提次第で評価は変わる。
・さっきまでの僕「氷雪の女王さんにアナ雪するのかな!」 いまの僕「スカサハさんとなると、これはもうアナ雪するなんて言ってられねえ。殺すか殺されるかだ」
・なにかを隠しているナポレオンさん。悪い人では全然なさそうだけどね。

・「へえ、そうか。あの二羽の鳥、お前たちにも見えてるんだな」 ずっと思わせぶりなこと言ってますね、ナポレオンさん。
・すでに城に一度侵入済みで、失敗ではあるがある種成功ではあったというナポレオンさん。やっぱりあの弓兵はミスリードとかじゃなくナポレオンさんのことで、オフェリアさんらに会ってるっぽいね。
・武器が大砲なのでバレる。そりゃそうですね。
・クラス『?』じゃあないんだよ、この野郎。
・「是なる氷雪の城は我が魔力を以て編み上げたものであり、言わば、私の胎のなかにお前たちは立っているのだ」 あっこれ影の国だぞと気付いてから、平然と沈黙していた汎人類史のスカサハさんに見せてあげたいもんだなあ! この、いきなり真相教えてくれる異聞帯の自分をよォー!
・「汎人類史にあっては神は消え失せ、神霊と成り果てて、およそヒトはその姿を見ることはないのだと聞く。斯様な世界で生きていゆくのは如何にも苦しかろう?」 そ、その話、もう1部の7章でやったんですよ……言いづらいんすけど……!
・ということで外見が明らかになるスカサハ=スカディさん(今後スカディさん表記で行こう)。杖の先端が鋭利なんですが、いざってときは左胸に刺してくるんでしょうか。
・しかし言っていることが、本当にティアマトさんとあんまり変わらないですね。もう卒業したあとなんで……
・「だが、悪いな。オレは北欧じゃあもう決めた相手がいるんでね!」 ほう。
・「カルデアで同じチームにいながら、私はAチームの皆さんを知ろうとしなかった。だから――だからこそ、皆さんのことを知りたいのです」 初登場時のマシュ、まあ普通にヤバいヤツだったしね……。
・話を聞きたいと思うし、もともとあのころから話をしたかった。けれど、いまの自分はクリプターである――とオフェリアさん。いいですね。カドックくんとは別のやり方で、いまの自分は敵だって教えてくれる。「クリプターになる以前ならば――」を言えるオフェリアさんと、言わないカドックくん。どっちもやさしいですよね。やさしいのはいいことだ。
・「敵になったつもりはありません。あなたたちと対話する意思が私にはあります」 咄嗟に返答できず困るオフェリアさん。困りたくなかったカドックくん、アレはアレで正解ってこと。逃げの一手だけどね。
・「オフェリア・ファムルソローネ――あの麗しのマドモワゼルはな、オレの……婚約者だ!」 オフェリアさん、随分とサーヴァントから矢印が伸びてますね……。
・「と、ともかく、ええと! オフェリアさんが婚約者だったなんて――!」「違うわ」 こっちは普通にサクッと返答できるオフェリアさん。
・「ば、バカバカしい! 返答するまでもない言葉というものがあるでしょう!」 ナポレオンさん、完全にお互い理解し合えていないセイバーくんよりよっぽど正解の攻め方をしているように見えてきた……
・「女王陛下、城内を血で汚すことをどうかお許しください」「いや……なにを言っている、オフェリア。つがいとなるにはちょうどよい男であろう? 私の認めた命を屠るのは大罪である」 平然と「えっ? ダメだけど? なに言ってんの?」してくるスカディさん、だいぶおもしろいな……。
・「さて、どう殺すか。どいつから殺そうか。いやいや、やはり貴様か弓兵。口の減らん間男め」 あっ、赤目でも魔剣グラム使えるんだとかさておき、お前……お前……完全にお前……。
・「――ああ、そう。そうなのね――。アナタ、そういう瞳ができるようになったのね。マシュ・キリエライト。なんだかとても眩しいわ。それに、綺麗」「そう。アナタ、昔に比べて本当に強くなった。驚いてしまうくらいに」「悪いけれど、アナタはそこでじっとしていて頂戴ね」 か、完全に……完全に……。
・この2人「いや完全に……完全に……」の似た者同士主従なんじゃないのか、オフェリアさんセイバーくん組。いやまあオフェリアさんが言わないのは納得なのに対して、セイバーくんははっきり言ったほうがいいと思いますけど。
・編成制限とか言われたので「そんじゃあマーリン入れっからな!!」した結果、間男のナポレオンさんにベッコベコにしばかれるセイバーくんになってしまい、割と胸が痛い。
・「どうせ向けるなら笑顔だ、笑顔! もっとこう、色っぽい仕草でひとつ頼む!」 笑えよ。
・「なにより、私が見るに堪えぬ。我が子らの殺し合いなど」 スカサハさんなら死ぬまでやるがよいしてたのに……。
・「気が合うなァ女王サマ――神は久遠だ。絶対だ。ヒトに殺せるものじゃあない。そうだ、神霊と化したいまでも変わりはしない」 あっ、すっごい偉そうな口調なんだけどやってることはパシリでしかなく、ロシアに行ったと思ったら今度は北欧に行かされてる人だ……。僕、結構好きです。寒いところに行かされて、また寒いところに来て大変だろうに。
・「ありゃ執念だ。野望だ。人の身には過ぎた欲望だ! あんなクソみてぇな人間に負けた自分が、マシに思える程度のな!」 ま、また偉そうな口調で、自分以外を持ち上げている……!
・「駄賃をねだる前に、主人の伝言くらいは果たすがいい」 メチャクチャマスターの言うこと聞いてくれるセイバーくんだけあるセリフで、じわじわ来ますね。セイバーくんはやってから報酬をほしがって、「しばらくお休みで」程度で納得し、全然休みねーじゃねーかオチなのに言うこと聞いてるもんね……偉いね……全然伝わってなさそうだからマスターとお話しようね……。
・「――ああ、そう。そういうコト。こいつは楽しくなってきた。(略)となると、俺が台無しにするのも野暮ってもんだ。その役目はとっくにいやがるときた」 まただよ! まーーーた遠くからこんなクソ寒いとこまで来たのに、勝手に納得してじゃあ任せるわで仕事だけして帰る気じゃん! カイニスさん、どんだけいい人なんだよ!! こんなに偉そうな口調なのに!
・「君たちであればロシアを攻略し、近接した異聞帯である北欧に到達していると信じて、だ」 もうちょい油断してよ~。いや、ちゃんと相手をナメない大物は好きですよ。
・「我々の目的は人類史の再編である。端的に言えば、“神のいる土壌”を作り直すことにある。汎人類史は間違いではないが、同時に正解でもなかった」 格が高いなあ。安易に「汎人類史なんぞ間違いんだよ~!」してくれないのか。
・キリシュタリアさんの「こっちが正史になったら幸せは幸せそう」を拒否した結果、残り2つがどえらい異聞帯で「うおーキリシュタリアさんを否定したんだから絶対に負けられんぜっ!」する感じになりそうね。
・「ゆえに、我が盟友、大神ゼウスはこう名付けた。『アトラスの世界樹』と」 ひょえ~~~~wwwwwwwww
・「賛同者の喉へ槍を突きつけるか? お前を従者に選んだヴォーダイムめの底も知れるぞ?」「控えなさい、カイニス……! キリシュタリア様の信頼に背くのですか!?」「…………チッ」 カイニスさん、ほんと偉そうなだけでちゃんとしてるな……。
・「……海神を失い、海には汎人類史の英霊が何騎か現れていると聞きます」 えっ、あの海神、また死んだの……?
・「――そうだな。クズのアルテミスの面倒もある」 僕の友達にキャンパス内の適当な学生に「今日クズいる?」って訊いたら、大学にいるかいないか教えてもらえるヤツがいましたね……
・「挨拶は済ませたんだ。次はいよいよ本番ってな? そのときまでマシな戦士になってやがれ。死んだ目の相手なんざ、魚だけで十分だからな」 めっちゃ遠くから来て発破をかけてくれるスゲーいい人じゃん……なんなんだカイニスさん……パシリなのにいっつも最後には「じゃあ頑張れや」で帰るじゃん……


――――


なんかいったん捕まってひと段落しそうなので、ひとまずここまで。
ま、まだ第6節……? えええ……。いや、今回は第10節までとかの可能性もあるから……(なさそう)

なんかアレですよね。
いまのところあんまり話動いてないですよね……どんだけ続くんだろう……。
どういう話なのかもわからんので、現状特に予想とかもないっていうか、なんていうか。

赤目のシグルドさんことセイバーくんの正体バラしとかやるのかな。ブリュンヒルデさんも出るだろうしね。
君はもっとマスターとお話をしような……。わかるようにだぞ。

汎人類史のスカサハさんよりはだいぶマシそうなスカディさんとか、クッソ偉そうなのに毎回「じゃあ頑張れや!」で帰る寒いとこまで世界各地を行ったり来たりパシらされてるカイニスさんとか、もう笑っちゃうんですよね。
カイニスさん、今後もこの路線で頑張ってほしいなあ。

あっ、そういえば日曜日が嫌とかの話があったな。
なんか大事そうですよね、アレ。
絶対日曜日中に終わらせたほうがよかった気がするな。もはや無理。おーまい。