暖かな秋の陽射し。
行楽日和。
みなさん、いかがお過ごしでしょう。
昨夜、BSの番組で「穂高」が流れていました。
ご覧になりましたか?
山好きとしては、見逃せないタイトル。
とはいっても番組に出てくるのは本気のいわゆる3000M級の山々。
実際には見ることの難しい景色を見た気分にさせてくれる映像と音声。
でも、今回の番組はその山番の方が事故でお亡くなりになっていて。
なんとも言えない空気感が映像からも伝わってきていました。
観光地としても有名な岐阜の高山市からは
晴れていればそれはそれはびっくりするような高さの穂高連峰を目にすることができます。
初めて高山を訪れたときのことは忘れられません。
高山の東側にアルプス、穂高連峰があることは頭では知っていました。
が、あーいう風に見えることを想像していなかったのです。
いや、想像できていなかった、といったほうが正しいでしょうか。
あれが3000M超えの山々なのか。
高さはもちろん、白さと圧倒的な質量。
物体としての圧力。
自分の想像力があまりに陳腐すぎて、思わず笑ってしまったほど。
その穂高。
「なぜ人は山に登るのか」
彼の答えは「生きるために登る」。
山岳救助のエキスパートでもあったその方は、しかし一方で残念ながら
毎年10名くらいのご遺体の搬送にも立ち会ってきたそうです。
山で死なないためには登らなければいい。
ごもっともです。
でも、登ってしまうんですよね。
今日もきっと、たくさんの方々が登山を楽しんでいることでしょう。
最後の秋を惜しみつつ。
今日で閉山というところも多いはず。
どなたも、無事に下山されますように。
宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱
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