さくら工房の徒然日記

宮城・仙台・塩釜 リフォームと新築現場を実況中継。
スタッフが思いつくまま、気の向くまま。
住まいのあれこれ。

批判も承知で住宅ローンと女性活躍と多様性について物申してみた。

2020-01-23 17:59:05 | リフォーム

住宅ローンよもやま話の続きです

世の中で住宅ローンを使わずに、All自己資金で家を購入・建築できる人って

いったい世の中にどれほどいるんだろう?

様々な〇〇研究所や地銀や生保の〇〇調査というものがありますが

こちらで出てくる数字は住宅ローンを年収いくらだといくらまで組めるとか

上手は住宅ローンの組み方とか頭金はいくらがいい、とか、そういう数字。

つまるところ、うんと成功した人とか芸能人とかスポーツ選手?でもないかぎり

ニコニコ現金一括払いで家を手に入れる人はいない、ということでは?

どう思いますか

実際、長くこの仕事をさせて頂いておりますが、

中古購入にしてもご新築にしてもある程度まとまった規模の工事をされるかたは

ほぼ住宅ローンをご利用されています

仮にご資金があっても、税制面の優遇(住宅ローン控除ほか)や低金利を考えると、

現金は手元に残しておこう、とお考えになられるかたがほとんどです

つまり、それくらい住宅ローンは優遇されている、とも言えます

ということは、真面目に働いている人は等しく住宅ローンを申し込める世の中であってしかるべきじゃない?

と思うわけです

これからの世の中、外国人に限らず日本人だって優秀な人材はつねにヘッドハンティングされるでしょう

そうしたら、ヘッドハンティングで移籍する方は単純に書類だけみたら

「勤続年数が短い」とみなされてしまいます

長いことだけが正義!という見方を、正したいなぁ

政府というか国策の問題なんでしょうけれど

 

国は女性活躍なんとか、なんてうたっているけれど

これも、攻撃をされることを承知で物申すと、ならばいまの「配偶者控除」とか考えなおしませんか、と思うんです

あきらかに配偶者がいることが前提の税制ですよね

しかも配偶者は夫に対する妻だけのことで、同性婚ももちろんダメだし、主婦の婦が「夫」もダメ

これで多様性をみとめようなんて、ちゃんちゃらおかしな話しじゃないのかなぁ

女性も働こう、人口減による労働力の低下を女性の労働力でまかなおう、というのに

女性がモリモリ働いて独身だと住宅ローンはNo!っておかしくない!?

既婚でモリモリ働いたら扶養控除外れて、子供ができたら保育園なくて

育休とったら復帰できなくて、ってふざけてます?!

って、みな怒りますよ、そりゃ、ね。

こういう世の中をどうにかしないと、という流れとか制度って

個人ではどうにもならないかもしれませんが、それでもどうにもならない、ってあきらめると

ほんとうにどうにもならないので 苦笑

あがいてみました

まぁ、いっぱい反論もあるでしょう

いいんですよ、それで

沢山の意見があって

たくさんの考え、アイディアの上にこそ、素晴らしいものが出来そうじゃないですか

もっと素晴らしい日本に

もっとステキな毎日に

そして、もっと幸せな家にみんなが住めますように!

 

宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱ 


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