「和室を洋室に」
というご相談は、リフォームのなかでも多い工事のひとつです。
わたしたちの生活様式や習慣が時代の流れとともにかわってきたことも
その大きな要因のひとつかな、と思います。
昔は家で冠婚葬祭を行っていました。
いまでもそうしているご家庭も少なからずあるでしょう。
そのために、いわゆる続間が必要だったんです。
縁側+和室2間~3間っていうセット。
冠婚葬祭のときには、襖・障子を開けるまたは、とってしまえば
簡単に大空間の出来上がり!あら便利!だったわけです。
縁側から出入りも出来るし、それで各地の「鬼」さんもやってきたわけです 笑
ところが。
いまやご自宅での冠婚葬祭は絶滅危惧種状態。
そうなると、続間も縁側も役目がなくなってしまい、
なんだか健康器具の置き場になって、その上に洗濯ものなんかかけちゃっていません?
孫の室内遊具が広がっていたり。
押入もベットの生活が浸透してくると、布団の上げ下げをしないわけで、こまった空間に。
布団の他、大勢の来客にそなえて座布団もたくさんあったはずなんです。
それも、今や昔。
そういう理由で最初に戻ります。
そうはいっても、まったくの洋室にしてしまうのが勿体ないとき。
こんな仕上げもあります。
押入、床の間、仏間を洋風のクローゼットにリフォーム。
畳は「オリ座」を使って、畳なのにすごくモダンな仕上がり。
これだけで見違えります。
工事前がこちら
壁や天井をいじってみてもよいでしょう。
リフォームのアイディアは無限大。
宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱
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