今日の高松市は、晴れ 最高気温20.8度、最低気温は8.7度でした。
朝の光景 高松市の日の出5:35
春日川河川敷の桜
通りすがりのJR高徳線
通りすがりの ことでん 志度線
高松市の日の入り18:34
四国電力は、昨日の13日午後に愛媛県庁に訪門し、愛媛県知事に対して現在、高松市の四国電力本店内にある原子力本部を松山市に移転する方針と説明したそうです。
なお、原子力本部の全組織の移転ではなく、国等との渉外業務や業務計画等の策定を行う部門の「原子力部」と、ウラン燃料調達等の業務を行う「原子力燃料部」は、高松市に存置するとのこと。
同じく13日、飲料メーカーでつくる全国清涼飲料工業会は、キャップ製造メーカーからの要望を受けてミネラルウォーター等のペットボトル飲料の品不足に対応して、多種多様にあるペットボトル飲料のキャップを統一して生産効率を上げることを計画していましたが、キャップを無地の白色に統一することを正式決定しました。キャップ規格統一により効率的な増産が進み、市場への供給量が1割ほどアップするとのことです。
さて、川崎市では「放射能に汚染された被災地のゴミを持ち込むな」という内容の苦情が殺到しているそうです。(川崎市民以外の東京都や千葉県民からも苦情があったらしい。)
これは川崎市長が東日本大震災の被災地支援として被災地の災害廃棄物(地震や津波等で倒壊した建物等の廃材類)を川崎市で受入処理することを福島県と宮城県を訪問した際に申し入れたことに対して、放射能汚染を心配する一部の住民から電話やメールで1,700件もの苦情が川崎市に寄せられたという。
そもそも、福島原発は都市生活を謳歌する首都圏に電力供給するために作られたものです。その恩恵だけを享受して快適な生活を送る人々が、原発の負の面である放射能等の不利益を一切受け入れない、排除するといったその姿勢は単なるエゴだと思います。
今回の計画停電で快適な都市生活は福島原発の電気に支えられていたと再認識し、充実した都市機能は電力を失った途端にいかに脆弱であるかを身にしみて感じた首都圏住民が、福島県やその周辺の住民だけに放射能という不利益を押しつけている現状に一切の罪悪感すら感じていないのも同じ日本人として悲しくなります。
今後、首都圏の電力不足が改善できない場合は、福島原発の代替として新たなる原発が必要となるはずです。そのときは首都圏周辺の地方部に原発を押しつけることは、もはや不可能です。そして「川崎原発」や「東京原発」を造らなければならない日が近い将来、やってくるかもしれません。