平成25年(2013年)10月27日(日)
きょうの松山市は、晴れ。
朝の最低気温は、いきなりの10度以下の午前6時36分に9.4度(きのうの午前6時の気温が16.0度)で
最高気温は、12時50分に20.4度でした。
きのうの土曜日の午後6時半に鹿児島県喜界島の喜界空港を出発した小型プロペラ機(JA4159・ビーチクラフト式A36(ボナンザ36))が松山空港に着陸の際に前のめりとなり2回バウンドして前脚支柱が折れて前輪脱落、プロペラも破損で滑走路上で動けなくなって停止。
そのため、松山空港の滑走路は3時間も閉鎖されました。で一部報道では、当該機から松山空港への着陸要請をしてからの着陸だったようで飛行計画書がどうなっていたかは不明。
空港閉鎖の影響でJAL系とANAとジェットスターの計13便が欠航し、JAL系とANAとジェットスターの到着予定便が目的地変更で広島空港や高知空港等に着陸となりました。
今朝も松山空港では始発便に影響が出てANAは7:40の羽田行きと8:15の伊丹行きが欠航し、JALの7:35羽田行きは何とか運航してくれるらしいが20分程度遅れる予定でしたが、実際に14側に離陸した姿を確認したのは8時23分。
いつまでも離陸しないJAL機をあきらめて自宅に戻ると
14上がりでJAL機が飛び立った。
8:26 離陸後上空を通過中の 7:35発予定だった 羽田行きJAL機
始発便で唯一運行予定のJAL機を延々と待っていた時に
7:55に 松山空港を14側に離陸した小型機
14:38 ANA機
15:02 午前中は快晴状態で 午後からは時々、雲が流れてゆきました。
数日前からのどが痛かったのですが、きのうから急に肩とか首とか上半身が筋肉痛状態で夜には頭が痛くて熱っぽくて風邪薬を服用して早々に寝ました。きょうも自宅で静養でどこにも出かけず。
さて、小型機による空港閉鎖で約1,700人以上もの人に多大な迷惑をかけたようで、一部の方は松山市内のホテルが満室で空港ロビーで夜を明かしたそうです。
で、ちょっとした交通事故でも当事者の氏名等は公表されるのに今回の事故を起こした飛行機の操縦者の住所氏名等は、なぜか公表されていません。
ちなみに事故を起こしたA36は、1947年に初期型が生産されてから現在も生産中で単発小型プロペラ機の世界のベストセラー機らしいが、この事故機体JA4159は、過去の国土交通省の航空重大インシデント調査報告書(当事者の懲罰目的でなく、事故原因等を究明して事故防止を図る目的の調査報告書です。)で報告されています。ただし、現在は所有者が変わっているかもしれませんが。
その報告された案件は、2006年(平成18年)11月に名古屋空港の誘導路で管制の離陸許可前の待機中に到着機のJALのボンバルディア機が管制の着陸許可を得て滑走路に進入している状況を現認しながらも管制指示の無線を聞き間違えて許可も無く滑走路に進入してあわや大惨事寸前ということでJAL機は、危険回避で着陸をやり直したそうです。この時は飛行訓練中で機長(教官)と練習生が乗っていたそうです。
これって練習生が間違ってやってしまったのではなくて、管制指示の無線を聞き間違えて錯乱状態だったのはベテランというべき機長(教官)で自らフットブレーキを踏むのを止めて前進しようとしたら、当然のことだけど練習生側もブレーキを踏んでいたので ブレーキ解除で急いで発進すると訓練生に言って自ら操縦して滑走路へ進んだそうです。
この時の報告書内に 飛行計画書の目的地は調布飛行場とあり、訓練生の供述でも「調布での交信は」「前日に調布飛行場から」とあるので この当時の駐機場所は調布飛行場であったと推測されますが、現在はそれも不明です。