平成23年7月12日(火)
今日の高松市は、早朝は晴れで日の出前に東の空が普段よりも広く赤く染まっていました。その後は曇りで午前6時半頃より雨でした。昼前には雨も止み、西の空には青空が見え始めましたが、西の空の地平線付近に青空の帯があり、その他の空域は曇り空という状況が午後4時頃まで続きましたが、その後はやっと晴れになりました。
今日は午前中まで雨が降っており、午後も雲が広がっていたのでそんなに暑くなりませんでした。最高気温 28.3度、最低気温は 24.1度でした。
いつもより赤い朝焼け
屋島の方向まで赤く染まっている
五剣山方向 赤い背景に浮かび上がる五剣山のシルエット
ここまで 朝焼けの光景
夕方は青空にきれいな雲がありました。 よく見ると雲に幻日が、
水面に映る幻日
夕景 屋島 夕景 南の空と月
福島県の肉用牛11頭から放射性セシウムが検出された問題で、出荷した農家が原発事故後に同じ稲わらを与えた牛が5月と6月にも計6頭が出荷されていたとのことです。それらの牛は、東京の食肉処理場等を経由して、その一部が愛媛県の卸業者から愛媛県に本部を置くスーパー「フジ」に納入されたそうです。
フジでは、その肉を高知県と徳島県の店舗で販売したそうです。朝のNHKのローカルニュースでもその内容が放送されていましたが、よほど急いで報道したのか画面上のテロップに「先月の10日から12日の間に…」と表示されるものが「先月の10月から12月の間に…」なっていました。
さて、この汚染された牛肉を販売したフジの店舗は高知県の高知市の1店舗と徳島県の阿南市の1店舗の2店のみだそうです。高知市の店舗は「ヴェスタ桜井」で阿南市の店舗は、ショッピングセンターのWillアオキ跡地に出店した「フジグラン阿南」とのことです。
この肉を1年間で毎日200グラム食べ続けたとしても放射線量はCTスキャン1回分の約40%にとどまるので人体に影響はないとか。牛肉を1キロ食べた時の人体への影響は、胃のエックス線集団検診を受けた時の影響の約23分の1なので人体に影響無しとのことですが、外部照射による放射線の影響と放射性物質に汚染された食物摂取による内部からの健康被害は、全く違うような気もしますが…。
今回の出荷した農家も震災後1ヶ月ほど運送業者等が放射能を恐れて飼料運搬を拒否したため、飼料が全く手に入らなくなり牛たちを餓死させるわけにいかないので仕方なく禁止されていた稲わらを与えたそうですからその農家を責めるわけにもいきません。