半身麻痺の状態で日々を楽しんで前進している片平智子のブログ

2011年に、左半身麻痺になり数多くの葛藤も乗り越え、本当に好きな事をやりながら、日々を楽しんでいるブログです

自分を大切にする時間

2010-07-28 23:39:42 | 禅カウンセリング(愛とエゴ)

禅カウンセリング初級コースを開催しました。

今回、ヒノキと杉で作られた懐かしさを感じる会場で

とてもリラックスしました。



禅カウンセリングは、世界一シンプルなステップで作られていると思います。

テクニックや理論を教えることは殆どない

と創始者の石丸先生はいつもおっしゃいます。

テクニックや理論を教えることがないのなら何を学ぶのか?

それは、カウンセラーとクライアントのリアルな体験です。

講座でそれぞれの立場でリアルな体験をしていきながら

理屈ではなく実感していきます。

禅カウンセリング初級講座1日目の昨日が終わった後

毎回受講生の皆さんに宿題を出します。

相手の話を「聞いているよ~」という印象を与えながら

ただ黙って聞いてきてください。

今朝、受講生の方々にその宿題を行った経験をお聞きしました。

殆どの方がお母さんだったので

子供たちに対して、宿題されていました。

たった1日禅カウンセリング初級を学ばれただけで

子供たちの様子が変わったお話がいくつもありました。

本当にビックリです。

お母さんが数分、子供に対してだまって話しを聞くことをしたら

■いつも、朝幼稚園に行く時に車から降りるのにグズって時間がかかるのに
 今朝はグズらずに元気に行ってきま~す!と言って降りていった女の子

■ゲームをしてなかなか終わらない子供も自分で時間を決めて
 その時間になったら自分で終えた女の子

■お風呂になかなか入りたがらない子供も自らお風呂に入りにいった男の子

■朝、目が覚めると泣き声が聞こえて寝室までお母さんが行っていたのに
 今朝は自分で起きて台所まで歩いてきた2歳の女の子

特別なテクニックなど何も使っていなくて

ただ黙って数分だけ、聞いているよ~という印象で話を聞いただけなのに

こんなに変化が起こる事実は

禅カウンセリングの根底にあるものが本物だということをつくづく感じます。

どんな人でも禅カウンセリングをやることができます。

やること自体は誰でもできる簡単なことだからです。

しかし、理屈でいくら学んでも

そんな簡単なことなのに、それだけはしないのです。

それは、講座に出て、2日間リアルな体験してつくづく感じます。

カウンセラーももちろんですが、リアルなクライアントの体験をすることで

得ることができるのですよね~

私は禅カウンセリング初級を8回くらい再受講していますが

毎回受講するたびに、気づきが深まっています。

わかったつもりだったな~と毎回気づくことがあります。

私自身、人に自分の問題を話すことの苦手で

しかし、話してみたら、意外なことを発見していくプロセス

再受講するたびに新たなリラックスを知ることができる奥深さ

禅カウンセリングは本当に人としての真髄を教えてくれているようです。

人はただ、自分の内側に向かっていくだけ

自分の中のすでにある豊かさに出会い

自分の探している答えに出会っていく

外側に答えを探すのではなく、答えは全て内側にある

言葉では頭では、たくさん知っていることでしたが

禅カウンセリング講座で体験してみて

その状態を自分の内側が望んでいることを体感しました。

この2日間、受講された皆さんお1人お1人をみていて

禅カウンセリング講座は

自分を大切にする時間を過しているんだなぁ~と感じました。

自分を大切にすることは

自分のことをちゃんとみてあげることのように思えます。

自分と向かい合って感じていること全てを出してみるには

意見を言わずに、邪魔せずに

ただ聞いてくれる人が必要だとつくづく感じるのです。

それは、なかなか日常では体験できないものです。

禅カウンセラーの経験は結構できますが

禅カウンセラーに向かい合ってもらうクライアントの経験は

日常では皆無です。

機会をつくって、禅カウンセリングの受講をされてください。

今回もこんな機会を持てたことに心から感謝で溢れました。











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