今日は、平成22年第4回川崎市議会定例会代表質問の傍聴において、民主党の市川佳子議員の代表質問の中で、学校教育における苛め対策について
まず市長の定例会冒頭のいじめ対策について一言
まず今回の南菅中学校のいじめ自殺の件で、確かに市長の言われる学校巡回カウンセラーの増員、それに共生・共育プログラムを作成した取り組みを述べたが、私はこの問題で、学校や教育委員会に対して、強く申し入れたのは、今でもカウンセラーや相談員なんかいても、生徒が果たして悩みや相談を真剣に持ち込んで来るのかどうか。
私が何回も言っている力なき正義は無能であり、何も相手を助ける事が出来ない。特に暴力を含めた、いじめの問題に対しては、相手が我々を恐い存在の人間だと思わなければ、なめて来るし、それに言うことは聞かない、最後の選択は相手次第だが、向かって来たらやり返す位の力がないと、とても無理。キレイ事でやれるんだったら、こんな楽なことはない。今日の新聞を見ても分かる通り、また最近の校内暴力のデータが新聞に出たが、まだまだ校内暴力は3年連続の増加。もういい加減キレイ事を並べるのは、止めてもらいたい。
今や、学校は戦場化していると言っても過言ではない。我々のような力の組織を持った人間じゃないと、解決出来ない。それに学校で暴力を受けて、毎日苦しんでいる生徒にとっては我々の存在の方に安心して助けを求めてくる。今まで、いじめで相談に来た子供達の親から随分感謝されている。このことだけは、知ってもらいたいのだ。暴力でいじめを受けている子がいたら、絶対にやってはイケない事。相談相談といって、たらい回しにしない事。私が言いたいのは、その日に相談に来たら、その日に解決してやる事。別に難しくない。いじめを下いる相手呼んで
2度とやるなと怒れば、それで済む話だ。当然それ意外にも多少脅しますがね・・・・・それ位当たり前でしょ。今までこの方法でやってきたが、失敗は無い。それが今のカウンセラーや相談員、それに学校の教師で、自信を持って我々と同じような事ができますか?出来ませんよね。その辺はっきりした方がいい。明日は、問題の南菅中学に行き、校長を始め教頭先生それに学年主任と話をする。当然、今までの学校で起きたいじめ問題も追求する。それと対策を聞く。それに今朝の新聞にも出ていた、相変わらず増えて校内暴力の現実を教育関係者はしっかり認識し我々組織と真剣に話し合うことが必要ではないかと思っている。
次に、学校教育・いじめ対策について伺います。
市長は、定例会冒頭、いじめ対策については、「教育費」
のところで、学校巡回カウンセラーの増員や共生・共育プ
ログラムを作成した取り組みを述べられていましたが、今
回の事案を受け、「いじめを市内学校から根絶する」という
市長のいじめに対する明確な意思表示、いじめ根絶宣言を
求めたいと考えますが見解を伺います
当該校における対応を伺います。事実発生後、生徒の中
には、いまだ精神的に不安定な状態が続いている生徒も見
受けられます。夏休みを挟み、若千落ち着いた感もあると
いうことですが、今後も集中的に生徒の心のケア対策が必
要であると考えますが対応を伺います。
9月4目、最終の調査報告書が調査委員会から示されま
した。
その中で、学校体制の問題点がいくつ挙げられていま
した。教職員の組織上の問題点が指摘されていましたが、
この問題は、当該校だけてなく、どこの学校においても起
こり得る問題だと認識されます。今後、どのような改善策
を講じていくのか伺います
また、今回の事案を踏まえ、他校の問題として捉えるの
ではなく、市内公立校全体でいじめ対策について、今一度
襟を正すべきだと考えますが、教育委員会の姿勢を伺います。
画像は川崎市議会
○質問
いじめ対策についてのお尋ねでございますが
○答弁
はじめに、本市中学校に在籍する生徒の尊い命が失わ
れるというできごとにつきまして、改めて亡くなられた
生徒さんのご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族
ご親族に対しまして深く哀悼の意を表します。
いじめは、子どもの心身の健全な発達に重大な影響を
及ぼ深刻な問題であり、本有の教育の重要な柱である
人権尊重教育の根幹を揺るがす問題でございます。
学校は、いじめは絶対に許さないという共通認識をも
ち、毅然とした態度で、いじめの未然防止に取り組むこ
とが大切であると考えております。
また、仮にいじめが起こってしまったとしても、教職
員はいじめめサインを見逃すことなく、早期発見・早期
対応に取り組み、情報を共有し、いじめ問題を学校全休
で迅速に解決できる指導体制・協力体制を構築すること
が有賀と考えます。
こうした、未然防止と早期対応
をもって、家庭や地域社会と連携し、全市をあげて取り
組むことが最も大切であると考えているところでござい
ます。
画像は川崎市議会座席
○質問
いじめ問題への対応についての御質問でございますが、
○答弁
はじめに、本市中学校に在籍する生徒の尊い命が失わ
れるという痛ましいできごとが起こりましたことは、痛
恨の極みであり、重大なことと受けとめております。
ここに、亡くなられた生徒さんやご遺族ご親族に対し
まして、改めて深く哀悼の意を表したいと思います。
生徒への心のケアについてでございますが、今回ので
きごとが起こった後、生徒・保護者の心のケアのために
当該校のスクールカウンセラーとは別に6月9日から
7月16日まで土・日を除く毎日、巡回カウンセラーを派
遣し、夏季休業中も毎週水曜日計6回の特別派遣を実施
してまいりました。また、9月から当該学年の生徒に寄
り添い、相談や心のケアを行うために教員1名を加配し
たところでございます。
今後も、様々な悩みや不安を抱える生徒・保護者に
対して、学級担任をぱじめ生徒指導担当教諭、養護教
諭、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワー
カーによる教育相談などを計画的に実施し、心のケア
に努めてまいります。
次に、いじめ問題への改善策についてでございます
が、9月6目から前期終了までの約1ケ月間を「児童生
徒指導点検強化月間」と位置づけ、全教職員がいじめに
ついての認識を再確認し、教育相談等を活用した児童生
徒理解の徹底、教職員研修の実施、学校の児童生徒指導
体制の総点検を行っているところでございます。
また、全教職員にリーフレット「一人ひとりの子ども
を大切にする学校をめざして~いじめ問題の理解と対応
~」を配付いたしました。各学校では、リーフレットを
活用して、教職員のいじめに対する理解を深め、未然防
止や早期発見、迅速で的確な対応を組織的、継続的に図
るよう努めております。
教育委員会といたしましては、今回のできごとを大
変重く受け止め、9月6日に臨時合同校長会議を問催
し、「児童生徒指導の一層の充実について」という通
知を配付し、二度とこのような痛ましいできごとが起
こることのないよう、全ての学校に指導の徹底を図っ
たところでございます。
学校調査 暴力行為が過去最多 毎日新聞 9月14日(火)23時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000035-maip-soci
小中高生による暴力行為発生件数の推移
全国の小中高校生による暴力行為の発生件数が09年度、過去最多の6万913件(前年度比2.2%増)に上ったことが14日、「問題行動」に関する文部科学省の調査で分かった。小学校は前年度比9.7%増と最も大きな伸びを示し、小中ともに過去最多となり、暴力行為の低年齢化傾向がみられた。国私立も調査対象に加えた06年度から3年連続の増加となっている。
調査は、国公私立の小中高3万8389校を対象に実施した。
小学校の暴力行為は7115件。加害児童数は前年度比12.4%増の6814人で、06年度の学年別加害児童数と比べると、各学年とも約2倍近くになった。中学校の暴力行為は4万3715件(同2.2%増)。高校は1万83件(同2.9%減)だった。暴力行為が校内で起きた学校は全体の23.7%(同1.1ポイント増)だった。
発生状況別にみると、生徒間暴力が3万4277件(同5.6%増)で過半数を占めた。対教師暴力が8304件(同2.3%増)、見知らぬ人らへの暴力が1728件(同0.2%増)と人への暴力は増加し、器物損壊は1万6604件(同4.2%減)に減少した。前年度から調査を始めた被害者が病院で治療を受けたケースは4件に1件の割合で、1万1708件(同9.8%増)に上った。
暴力行為が増えた理由について、文科省は(1)感情のコントロールができない(2)コミュニケーション能力の不足(3)規範意識の欠如--などを挙げた。さらに「十数年前は集団で連携して暴力を振るうことが多かったが、最近は1人で行う傾向が表れている」と分析した。
いじめについては、特別支援学校を含む計3万9942校を調べた。認知件数は7万2778件(同14%減)で小中高のすべてで減少。このうちインターネットが関係した「ネットいじめ」は、3170件(同30%減)だった。しかし、文科省は「技術の進歩で見つけにくくなっている面もある」と引き続き注視する方針。また、いじめの早期発見に向けて、全学校で児童生徒にいじめについて尋ねるアンケートを実施するよう求める通知を初めて出した。
自殺した児童生徒は前年度より29人増え、中高生165人。小学生はゼロ。いじめが原因とされたのは2人だった。【本橋和夫】
唸声スイス/熊に襲われた男性はフェンスを越えて何がしたかったのか?
写真は熊に襲われる25歳の男性/BackChina2009/11/26より、その他の写真もあり
http://news.backchina.com/2009/11/26/gb2312_65769.html
11月21日、スイスの首都ベルンの熊公園で精神障害の男性(25)がフェンスを越えて入り込み、フィンと言う名の熊に襲われた。熊は警官に胸を撃たれ、男性は救われたが、頭部と足を負傷し病院で手当を受けている。尚、熊も快方に向かっている。
同公園は1857年に開園し、10月25日に拡張新規オープンしたばかりだった。シベリアから2匹の熊フィン(4歳)とビエルク(9歳)を同公園に迎え入れた。1万平米の公園にたった2匹の熊がいるだけといささか寂しいが、そんなベルン市の自慢の公園で起きた残酷な事件、市民は複雑な思いであろう。ちなみにベルン市のシンボルは熊である。
今年の4月には、ベルリンの動物園で北極熊と泳ぎたいとフェンスを越えてプールに飛び込んだ女性が熊に噛まれて重傷負う事件も起きた。
今回の男性は失くしたポリ袋を探すために入り込んだと言う。新しい環境に熊も慣れていなかったのかも知れないが、いずれにしても動物の縄張りに踏み込んだ人間が悪い。そのために射殺されるのは理不尽だが・・・。
2008年7月に起きた金剛山観光での観光客射殺事件を思い出した。北朝鮮の縄張り(立ち入り禁止区域)に入った女性が北朝鮮兵士に銃撃され死亡した事件だが、平和ボケした人間に責任がある。なにせ、朝鮮戦争は休戦中であり、終わっていないのだから。
熊は本能で攻撃したが、北朝鮮兵士は銃撃するように教育されている。熊は撃たれたが、もし銃撃された人間が、北朝鮮兵士を撃ったならば、どうなるだろう?
平和ボケした人間には、国境など分からない。そこを越えるか越えないかで天国と地獄もありうるのだ。