Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年3-4月号 今月号からの引用

2009年08月16日 | 今月号からの引用
「タンザニアとケニアの難民キャンプで私がインタビューした難民は、自分たちの権利と自由がUNHCRから十分に擁護されていないと強く感じていた。自分たちで組合を組織化しようとする難民やフリープレスは、ときには政府機関からよりもUNHCRのスタッフからしばしばより大きな敵意を向けられる」
――ザカリー ロモ/「キャンプに於ける難民の人権」

「カクマの難民を統治する政策と法律に難民は関わっていないので、意思決定は片手落ちである。だから我々は正義と民主的統治を要求する」
――難民コミュニティーリーダー/「民主主義と難民参加の意思決定」

「誰もが権利や人権について話しているが、カクマでは権利というものを持ったことがない」
――難民認定を却下されたエチオピア人/「難民認定:申請却下に直面して」

「国連世界食糧計画(WFP)は、外国産の化学薬品を持ちこんで難民に害を及ぼすかわりに――難民は、どこかの大学での研究のための実験動物として利用されているのです――『ミックスミー』 を、地元で入手できる、または地元で生産されている食品と変えてくれないでしょうか?」
――匿名の難民/「コミュニティーの話題:『ミックスミー』」

「難民がいないUNHCRは、目がないと鏡を見ることができないのと同じで、不可能だ。UNHCRがなくとも自由さえ与えられれば難民はやっていける。難民にだって潜在能力はあるのに、それを試そうともしない。難民に機会や自由を与えてくれれば、自分たちの能力も人生の価値も分かってくる」
――エチオピア難民/「ある視点から見た難民の生活」

「人生は円運動にたとえられ、人生の軸に個人がくっついて回転している。そこには幸せ、悲しみ、愛、平和、争い、多くの好運、不運が付随している。 ある人は一日の人生で死を迎え、ある人の人生は多くの年月を費やしても、それぞれが完璧な円を描いている。違いは円の大きさだけだ。」
――ウガンダ難民/「ある視点から見た難民の生活」


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