キャンプ内インターネット・カフェで、ネットワークが使えなくなった影響は大きかった。
エチオピア人の青年タムラットは、インターネットは難民キャンプでとても大切だと、次のように力説している。「インターネットは仕事上の最新情報を得るには最適なメディアであり、資料を送り、受け取り、意見を交換するにも、とても便利だ。 ネット市場で取引をする人たちにとっても大切だ。しかし、いつもアクセスできるわけでない。 ここでは電力不足の時もあるし、インターネット・カフェの数も十分とはいえない。ネットワークが使えないと憂鬱になる。 NGO団体の努力で、キャンプ内のネットワーク・サービスを増やしてくれたら、本当に助かるのだが」
エチオピア人難民のアシェナフィは、UNISA(南アフリカ大学)遠隔教育の学位取得プログラムで学んでいる。遠隔教育を受ける者にとって、キャンプ内にインターネットがあることは重要だ。「誰にも邪魔されずに、友人や家族、役所と連絡できるので助かる。 ネット市場もまた然りだ。インターネット・カフェを主に使っているのは、コンピューターの知識と技術を持つ一部の難民ではあるが、キャンプ内に他のを立ち上げる仲介を、UNHCRがしてくれたらと願っている。そうすれば競い合うから、サービスは良くなるだろうし、適正な料金になるだろう。 2ヶ月間、インターネットが通じないので、ちょっとした連絡も取れないし、週2回の講義を受けられないでいる学生は多い。 3月はじめからだから、とても辛いよ」と、アシェナフィは話してくれた。
ブルンジ・コミュニティー出身の青年、フェストは、難民はインターネット・カフェから多くの恩恵を受けていると言い、次のように説明している。「インターネットという手段で、世界の様々な地域の人々と交流できる。 自国を出てくる前に始めた大学のコースを終了するために、奨学金や保証人を見つけようと、皆、目を皿のようにしてインターネットを探している。 じっと座って UNHCRがしてくれることを待ってはいられない」。 このように言う彼も、他のインターネット利用者もこの2ヶ月間、世界のどこともコミュニケーションが取れず、惨めな気持ちになっている。 エリート難民の多くは、生活必需品を失ったようだと感じている。
22歳のウガンダ女性、ケイトは、ものの大切さはそれを失ったときにわかる、と言い、KANEREとのインタビューで次のように話している。「ここのネットワークが長い間使えなくなって、インターネットが難民にとってどれだけ重要であるかがよくわかりました。 特にNGOのオフィスで働いていない難民にとっては痛手です。 私はオフィスで働いているからインターネットにアクセスできますが、ネットワークが故障した時は難民インターネット・カフェを使います。 実際、3月から5月にかけてのネットワークの停止のせいで、たくさんの難民が様々な場面で友人や親類と連絡が取れず困っています。 つまり、インターネットが使えなくて困っている状態は、寝ているうちに着ていたものがなくなってしまったような状態です」
21歳のエチオピア人、ゲベは、インターネットは面白いと、次のようにKANERE記者に話した。 「インターネットサービスがキャンプで始まると最初に聞いた時、実際僕は小躍りしたよ。情報を与えてくれるし、コミュニケーションの手段として安全だし早い。 週に5回はインターネットを使っているし、インターネット仲間がたくさんいるよ。難民が皆、インターネットの使い方を習い、しかも無料でインターネットサービスを受けられるようになれば、どんなに素晴らしいことだろう。 今の料金では払える人は、ほんのわずかしかいない」
アベベ・グタマはこう言う。「キャンプ内でインターネット・カフェが使えなくて、最悪だった。 僕は毎日、インターネット・カフェを使って家族や友人と連絡をとっているので、インターネット・カフェが閉められた時には、ひどく悲しくなった。 全然コミュニケーションが取れず、ニュースや情報や教育現場からまったく孤立した状態だ。 Eメールは電話よりずっと安いから、インターネットは今や生活必需品だと思うよ」。 アベベの意見では、複数のインターネット・カフェを難民キャンプに開設して、食料配給のように2週間に一回は、難民に僅かな費用であるいは無料で、インターネットサービスを使わせるべきだ。
スーダン人でUNISA(南アフリカ大学)の学生、ピーターは次のように述べている。「キャンプ内のインターネットサービスは本当に重要だ。 僕たちが世界の一部だと感じられる、たった一つの手段だ。インターネットを通してJRS(イエズス会難民サービス)の教育プログラムが受けられる。インターネットを使って、先生や南アフリカ大学の学生とコミュニケーションがとれる。 暇なときには、他の国の友人達とも話ができる。それに、スーダン・プログラムの諸機関で職探しができる唯一の方法でもある。 約2ヶ月間インターネットが故障したとき、全く連絡が取れず、僕は全世界から孤立しているとつくづく感じていた」
コンゴ人の若者アベルは次のように話している。 「難民キャンプにインターネットサービスがあるのはとても興味深い。コミュニケーションという点で、難民に多くの機会を与えてくれる。NGOで働いているから、僕はオフィスでインターネットにアクセスできる。 でも祝日や週末にはインターネット・カフェでサイトを見ながら、自由な世界にひたっているよ。 僕にはそれほど影響は無かったけれど、2ヶ月間キャンプのインターネットサービスが使えなかったから、多くの難民や地元コミュニティーの人たちはとても困っていた」
ケニア人のサイディ・アトリは次のように述べている。「難民や地元住民に、無料でインターネットサービスを提供するのはとても大切だ。 安いし、すぐに連絡が取れるから、最近では手紙や電話よりもインターネットやEメ-ルの方が好まれる。仕事を探す時に僕たちが使えるたった一つの方法は、インターネットだ。 知りたいことを探すのも、最新のニュースを見るのもインターネットだ。 この地域を取り上げている新聞は少ないが、インターネットではこのフリー・プレスへの投稿も活発に行われている。 僕の経験を話すと、インターネットで仕事に応募し、返事を待っていたが、この2ヶ月間のネットワークの故障で回答をチェックすることが出来なかった。 やっとアクセス出来たら、決められた面接日はすでに過ぎてしまっていた。 とは言っても、トゥルカナ地方でインターネットがあるのはここカクマキャンプだけだ。 そこで僕が提案したいのは、難民と地元住民への援助を拡充するために、多くの人がアクセスできるブロード・バンドのインターネットを支援団体が設置することだ。 たとえば、僕がスーダンで仕事をしていた時、ルンベックの若者も収入を伴う活動ができるようにと、UNICEFはとても立派なインターネットの機械を設置した。 カクマでもNGO団体は同じ事をやるべきだよ」
エチオピア人の青年タムラットは、インターネットは難民キャンプでとても大切だと、次のように力説している。「インターネットは仕事上の最新情報を得るには最適なメディアであり、資料を送り、受け取り、意見を交換するにも、とても便利だ。 ネット市場で取引をする人たちにとっても大切だ。しかし、いつもアクセスできるわけでない。 ここでは電力不足の時もあるし、インターネット・カフェの数も十分とはいえない。ネットワークが使えないと憂鬱になる。 NGO団体の努力で、キャンプ内のネットワーク・サービスを増やしてくれたら、本当に助かるのだが」
エチオピア人難民のアシェナフィは、UNISA(南アフリカ大学)遠隔教育の学位取得プログラムで学んでいる。遠隔教育を受ける者にとって、キャンプ内にインターネットがあることは重要だ。「誰にも邪魔されずに、友人や家族、役所と連絡できるので助かる。 ネット市場もまた然りだ。インターネット・カフェを主に使っているのは、コンピューターの知識と技術を持つ一部の難民ではあるが、キャンプ内に他のを立ち上げる仲介を、UNHCRがしてくれたらと願っている。そうすれば競い合うから、サービスは良くなるだろうし、適正な料金になるだろう。 2ヶ月間、インターネットが通じないので、ちょっとした連絡も取れないし、週2回の講義を受けられないでいる学生は多い。 3月はじめからだから、とても辛いよ」と、アシェナフィは話してくれた。
ブルンジ・コミュニティー出身の青年、フェストは、難民はインターネット・カフェから多くの恩恵を受けていると言い、次のように説明している。「インターネットという手段で、世界の様々な地域の人々と交流できる。 自国を出てくる前に始めた大学のコースを終了するために、奨学金や保証人を見つけようと、皆、目を皿のようにしてインターネットを探している。 じっと座って UNHCRがしてくれることを待ってはいられない」。 このように言う彼も、他のインターネット利用者もこの2ヶ月間、世界のどこともコミュニケーションが取れず、惨めな気持ちになっている。 エリート難民の多くは、生活必需品を失ったようだと感じている。
22歳のウガンダ女性、ケイトは、ものの大切さはそれを失ったときにわかる、と言い、KANEREとのインタビューで次のように話している。「ここのネットワークが長い間使えなくなって、インターネットが難民にとってどれだけ重要であるかがよくわかりました。 特にNGOのオフィスで働いていない難民にとっては痛手です。 私はオフィスで働いているからインターネットにアクセスできますが、ネットワークが故障した時は難民インターネット・カフェを使います。 実際、3月から5月にかけてのネットワークの停止のせいで、たくさんの難民が様々な場面で友人や親類と連絡が取れず困っています。 つまり、インターネットが使えなくて困っている状態は、寝ているうちに着ていたものがなくなってしまったような状態です」
21歳のエチオピア人、ゲベは、インターネットは面白いと、次のようにKANERE記者に話した。 「インターネットサービスがキャンプで始まると最初に聞いた時、実際僕は小躍りしたよ。情報を与えてくれるし、コミュニケーションの手段として安全だし早い。 週に5回はインターネットを使っているし、インターネット仲間がたくさんいるよ。難民が皆、インターネットの使い方を習い、しかも無料でインターネットサービスを受けられるようになれば、どんなに素晴らしいことだろう。 今の料金では払える人は、ほんのわずかしかいない」
アベベ・グタマはこう言う。「キャンプ内でインターネット・カフェが使えなくて、最悪だった。 僕は毎日、インターネット・カフェを使って家族や友人と連絡をとっているので、インターネット・カフェが閉められた時には、ひどく悲しくなった。 全然コミュニケーションが取れず、ニュースや情報や教育現場からまったく孤立した状態だ。 Eメールは電話よりずっと安いから、インターネットは今や生活必需品だと思うよ」。 アベベの意見では、複数のインターネット・カフェを難民キャンプに開設して、食料配給のように2週間に一回は、難民に僅かな費用であるいは無料で、インターネットサービスを使わせるべきだ。
スーダン人でUNISA(南アフリカ大学)の学生、ピーターは次のように述べている。「キャンプ内のインターネットサービスは本当に重要だ。 僕たちが世界の一部だと感じられる、たった一つの手段だ。インターネットを通してJRS(イエズス会難民サービス)の教育プログラムが受けられる。インターネットを使って、先生や南アフリカ大学の学生とコミュニケーションがとれる。 暇なときには、他の国の友人達とも話ができる。それに、スーダン・プログラムの諸機関で職探しができる唯一の方法でもある。 約2ヶ月間インターネットが故障したとき、全く連絡が取れず、僕は全世界から孤立しているとつくづく感じていた」
コンゴ人の若者アベルは次のように話している。 「難民キャンプにインターネットサービスがあるのはとても興味深い。コミュニケーションという点で、難民に多くの機会を与えてくれる。NGOで働いているから、僕はオフィスでインターネットにアクセスできる。 でも祝日や週末にはインターネット・カフェでサイトを見ながら、自由な世界にひたっているよ。 僕にはそれほど影響は無かったけれど、2ヶ月間キャンプのインターネットサービスが使えなかったから、多くの難民や地元コミュニティーの人たちはとても困っていた」
ケニア人のサイディ・アトリは次のように述べている。「難民や地元住民に、無料でインターネットサービスを提供するのはとても大切だ。 安いし、すぐに連絡が取れるから、最近では手紙や電話よりもインターネットやEメ-ルの方が好まれる。仕事を探す時に僕たちが使えるたった一つの方法は、インターネットだ。 知りたいことを探すのも、最新のニュースを見るのもインターネットだ。 この地域を取り上げている新聞は少ないが、インターネットではこのフリー・プレスへの投稿も活発に行われている。 僕の経験を話すと、インターネットで仕事に応募し、返事を待っていたが、この2ヶ月間のネットワークの故障で回答をチェックすることが出来なかった。 やっとアクセス出来たら、決められた面接日はすでに過ぎてしまっていた。 とは言っても、トゥルカナ地方でインターネットがあるのはここカクマキャンプだけだ。 そこで僕が提案したいのは、難民と地元住民への援助を拡充するために、多くの人がアクセスできるブロード・バンドのインターネットを支援団体が設置することだ。 たとえば、僕がスーダンで仕事をしていた時、ルンベックの若者も収入を伴う活動ができるようにと、UNICEFはとても立派なインターネットの機械を設置した。 カクマでもNGO団体は同じ事をやるべきだよ」
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