@telier OWLのブログ(アトリエ アウルのぶろぐ)

くつと修理とその周辺…日々の記録です。

ルイヴィトンのバレエシューズ

2020-06-13 02:53:54 | 過去のブログ2021年10月まで
ルイヴィトンのバレエシューズ
①カカトの減り補修
②左足前部分(足の甲・履き口)1ヵ所破れ
→あて革補強&縫い


↓修理前


カカト修理
減っている部分、別の資材で継ぎ足すのですが、ブランドのロゴがせっかく残っているので削りたくない…。
ということで、ロゴを避けマスキングテープの通り三日月型に加工することにしました。

まっすぐ削ってしまったほうが簡単なわけですが、やっぱり、可能ならロゴは温存したいと思うわけです(ロゴ部分も減ってたら了承をもらって削りますが)。



↓修理後、カカト
修理部分の靴底の柄は変わりますが
減りは補充され、ロゴも残せました。






↓左足破れ修理しています。





破れてしまったものは元には戻せません。継ぎをあてる=修理跡は目立つ…これは変えようがありません。

けれどもなるべく
"目立たないよう・違和感なく・強度も出す"
を目標にやっています。

今回の修理ではお客様にも喜んで頂けたと思います。


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