■ハーフソール(半張り)
靴底の前部分ははカカトと同様にすり減ります。薄くなって穴があいたり割れたりします。
ハーフソールはその名のとおり靴底の前半分に3㎜厚前後のゴムを貼る修理です。
靴底前半分のすり減り補強・予防・滑り止め・防水修理です。
今回のお客様は新品の革底サンダルで、底にゴムを貼ってから履きたいと思って今年の夏は履けなかった…ということでした。
新品のうちからハーフソールを貼ることで、靴底本体が傷むことを予防します。修理後はハーフソール部分がすり減ったらまたハーフソールを貼れば靴底本体は傷まず長く履けるということです。
また、革底は水に弱くすべりやすいため滑り止め加工のゴムを貼ることで防水と滑り止めの効果があります。
新品からハーフソールしたほうがいいかどうかは
別に決まってもいないので
最初から貼ってもいいし
ある程度履いてから貼ってもいいと思います(すり減りダメージが大きくならないうちに修理すれば)。
↓修理前