@telier OWLのブログ(アトリエ アウルのぶろぐ)

くつと修理とその周辺…日々の記録です。

持ち手がちぎれかけのバッグ

2020-01-14 13:14:55 | 過去のブログ2021年10月まで
バッグの持ち手の1ヵ所がちぎれかけ。
持ち手交換(本革で新しく持ち手を作成して取り付け)の修理を提案しましたが
残念ながら
お客様の予算が合わないとのこと。
直るならもう少し持ちたいけれど持ち手交換はお値段が高過ぎる…。

そうですね。
しかし
革で作成して同じように取り付けなおすとなると、どうしても安くはできないのですね。

それでは別の方法の提案。

ちぎれているところだけに革を巻いて縫うという部分補修でお受けしました。
修理跡が絶対的にわかるのと、強度は落ちますが価格は抑えられます。

↓修理前







↓修理後
とはいえ割れた芯も補強して縫ってから当て革してさらに縫っておりますので、結構しっかりしました。
これでまだまだ使って頂けます。







【合成皮革×布製ボディバッグ】合成皮革のパーツを革に

2020-01-11 23:39:35 | 過去のブログ2021年10月まで













合成皮革×布製のボディバッグです。そして例によって合成皮革はボロボロとはがれています。こうなるともうどうしようもありません。
合成皮革の部分をすべて革に交換するほかありません。そのためにはほぼ解体しないと交換できません。
慎重にばらす→合成皮革のパーツを取り外して型紙をとる→革でパーツを作成→また組み直し縫う…なかなか大変です。
正直、修理費用は買う以上かかってきます。多くの方は値段を聞いてキャンセルされます。

しかし今回。きっと思い入れのあるものなのでしょう。お客様は一切の躊躇なくそれでもやってほしいと言われました。

できもしない無茶はしないけれど…
できることは挑戦しようと
私は思っています。



(合成皮革の交換部分)
①ショルダーストラップ
②ファスナーの引き手×2
③サイド×2
④外ポケットのフチ
⑤底の部分
⑥ベルトループ
⑦Dカンの部分


元の色に近い色の革が在庫にありました。


↓修理後
合成皮革が革になって、良い感じになりました。