ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

待望のタップルーム サンクトガーレン(最終回)

2022-03-23 00:17:45 | ビール紀行(関東)
前回の「サンクトガーレン」の続きです。


次に頂いたのはYOKOHAMA XPA です。

     

     

お花やハーブ系のホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかりながら、ホップの強い苦味によりドライな印象。旨い!ハーブのようなホップの香りが特徴の、しっかりホップの苦味が効くIPAです。一般的なIPAよりはボディ感抑えめの印象。

     

     

フードのメニューです。ライチタイム時だったので、ランチメニューもありました。品数は多いわけではありませんが、ビールのおつまみにぴったりなものばかり。これだけあれば十分です。

     

     

     

     

最初のおつまみとして注文したのは「デリ盛り合わせ3種」。野菜を中心としたデリで、真ん中の柿とカリフラワーのマリネはセロリの香りが効いて美味しい。それぞれ素材の良さが伝わる一品です。

     

     

続いてはアマビエIPA覚醒版です。ホップの超濃縮エキス「インコグニート」を使用。ホップ感がぎゅうぎゅう詰めだそうです。まるでミルクセーキのような見た目。マンゴー系のホップの香りが炸裂!100%オレンジジュースを飲んでいるかのような果実感と酸味。激しく旨い!ビールとは思えない、マンゴー感とオレンジ感が炸裂するヘイジーIPAです。これは唯一無二です。エキスが上手く反映されています。

     

     

続いて「ソーセージ盛り合わせ」が到着。ガーリックペッパーとヴァイスハーブの2種。ヴァイスハーブはシンプルにハーブが香る脂抑えめの弾力のある味わいで美味しい。ガーリックペッパーはガーリックと胡椒のシンプルな香りに粗挽きのお肉がくどくなく良く合う。

     

     

最後は「ウィートワイン ウンアンヘル2020」で締め。毎年11月に解禁になるバーレーワインの小麦版で、こちら去年のヴァージョン。やや濃厚なアルコール感を感じるエステル香。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、小麦のおかげで優しく滑らか。ボディをホップのしっかり苦味が下支えする。旨い!バーレーワインながら、小麦の優しさが上手く反映された、角のないバーレーワインです。エルディアブロよりも、こちらの方が受け入れやすいかも。

今回はこれにて終了。こちらのビール、まずは定番を改めて確認しました。どれも完成度の高いビールで、モルトの香りと程よいボディ感が優れています。限定ビールは、やりたいことをやりたいように描いていて、新たな地平を切り開いている様子。あの醸造規模にも関わらず、これだけ豊富な、そして個性的なラインナップを提供できるのも、老舗ならでは実力でしょう。



サンクトガーレン タップルーム
神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード② 1階
TEL:046-230-7017

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 待望のタップルーム サンク... | トップ | 透明な枡が映える BRIGHT BL... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビール紀行(関東)」カテゴリの最新記事