暦の上では入梅。日差しはピーカン。今日も相変わらず喉の渇きと格闘する。
帰宅したら食卓には蟹が並んである。
「カニか~・・。誰かにもらったの?」とオヤジギャグを交えるが母親には通用しない。
我が家の家計では蟹と言う雰囲気ではない。
これは飲むしかないと風呂に飛び込むように入る。
風呂上りによだれが出るのを我慢する。
一応、妻に声を掛けないといけないだろうと思いつく。
下心があるときは対外そんなもんだ。
「美味しいそうなカニがあるから、先に飲んでるよ~!」と言ってしまえばこっちのもんだ。
金麦の350ミリ1本はカニをつまむ前に終わってしまう。
子供達も帰りが遅い。
焼酎の水割りで食卓に全員揃うまで時間潰し。
しかし、間が持たない。
ちびりちびり飲むはずの焼酎が水のように喉を通り過ぎる。
据え膳食わねば男の恥とばかりに「待て」のサインに堪え切れず、カニの足を1本掴みむさぼりつく。
あとは堰を堰を切ったように無言でカニを口に運ぶ。
その食べっぷりを見た母親が「子供達の分も残して置きなさいよ」と一言。
分かっているけれど・・・。
「やめられない。とまらない・・・」
カニもエビも同じだ。
今朝も5時25分起床、早起きは辛いよ・・・。