貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

お墓参り。

2011年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日はネットの繋がりが悪くていらついて不貞腐れていた。

誰に当り散らす訳でもなく、フレッツ光にしたのに何故なんだと文句を言うが誰も聞いてはくれない。もちろんNTTに言っているのだけれど・・・・。

隣の空き地はようやく基礎工事が始まった。

窓から作業の様子をぼんやりと眺めている。ネットが繋がるまで手持ち無沙汰なのだ。鉄筋を組み始めるが、さすがに職人、手際が良い。なるほどね~と感心しながら見ているけれど、見られているとは思ってもいない様子。私は2階の出窓に頬杖をついて熱心に観察中。もともと畑なので、咲き誇る菜の花が邪魔だと言わんばかりに、目に飛び込んでくる。

「綺麗だな~。菜の花は・・・・。それしても鮮やかな黄色だ」

ふと、気になる事を思い出した。お墓参りをしたほうが良いと言われてたんだ。

花屋に買いに行かなくても、菜の花を飾ればいいじゃないかと言うことで決断する。

パソコンを覗くが、ネットはまだ繋がっていない。「今日はダメだ・・・」と終了を選択。

階段を降りて台所に行き、やかんにお茶の葉を入れ水を汲む。

「菜の花を隣の工事中の現場から少しもらうことにするか」と思ったが、お墓の近くの土手にも黄色のじゅうたんが見える。

現地調達にしようと言う事で、自転車のかごにやかんと線香を入れ出発。

強い東風が背中を押してくれる。「楽ちん楽ちん」と軽口が飛び出す。でも、帰りはしんどいな~。

今年初めてのお墓参り。3月の彼岸には来なかった。早速、菜の花を生けるため、水を汲みに小川まで。墓石に刻まれた苗字の一部にコケが張り付いていた。

「こういう事か・・・・」と一人納得してコケを取り始める。家の庭先は毎日眺めるが、お墓はさすがにそうはいかない。

ご先祖様に話しかけながらきれいに剥す。お茶を入れ線香をあげる。

菜の花でよかったね~と自分に言い聞かせる。

視線を地面に落とすと、雑草が目についた。掃除も大事だね~と呟き、草むしり開始。なんだかんだと約2時間で作業終了。終わったら胸につかえていたものが「スッ~」と消えていった感じがした。

「また来るね~」と手を合わせて、お墓を後にする。

精神的なゆとりが、向かい風なんてものともせずに自転車を漕いでいた。

今朝も5時15分起床、先祖供養って大事なんだなぁ~・・・・・。

コメント
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