どこかで芋煮を食べると、必ず家でも芋煮を食べる。
別に嫌いではないけれど、味の違いで戸惑う。料理は個性だというけれど、基本が大事。
土曜の夜は子供時代から作りなれた友人達が作った芋煮。芋の食感を生かし、牛肉の甘味で味を出す。昨夜仕事から帰宅したら妻が芋煮を作っていた。芋煮にまだ慣れ親しんでいない。大概、我が家の芋煮は自分が作る事が多い。最近は学校でも子供達だけで芋煮会をする事が聞かれなくなった。親子行事などで親が作るか、出来合いをとるかぐらいだろう。最近の子供達は一人で芋煮を作れるのだろうか、当然うちの子供達にも言えることだけれど・・・・。
妻に味付けは教えているが、目を離すとやたらな食材で賑やかだ。はっきり言って、芋煮とはいえ、幾らなんでもじゃがいもを入れるとは言語道断。 こりゃ~、里芋とじゃがいもが喧嘩してるよ。ついでにさつまいもを入れるという暴挙に出なかった事がせめてもの救いだ。牛肉から予算の関係で変わった豚肉も仲裁できないよ~。醤油ベースだったから良かったものの、一歩間違えば、豚汁の中に里芋が入っているとしか思えない微妙な味。味噌味だったら完璧に豚汁、醤油味でもけんちん汁という認識しかなかったのは残念。それに里芋を細かく切りすぎだ。芋煮なんだから・・・・・。しめにカレー粉を入れればなんて甘い考えは通用しない。
土曜の夜、芋煮にカレー粉を入れて、しめの芋煮カレーうどんは絶品だったろうな~と悔しがる。
そんな思いが過ぎるけれど、文句も言わずにお代わりする。
空腹は最高のスープいう言葉が身に染みる。
今朝も6時30分起床、どんよりとした曇り空、穏やかな日だ。芋煮はまだ残っている・・・・。