雲の切れ間から夏の太陽が顔を出す。
これでもか!と照りつけるギラギラした光が眩しすぎる。空に浮かぶ雲の色も灰色から夏の白さに変わってきている。
そういえばトンボを見かけるようになった。後は定番の蝉の鳴き声だろう。風物詩だなぁ~と子供時代を思い出させてくれる。この暑さで電力消費量が心配されるが、我が家は自然の風で涼を求めると開き直る。
暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、今年の夏はどうなるんだろう・・・・。
老眼鏡をかけて仕事をしている妻がしきりにぼやく。眼鏡を外すとぼやけて見えない・・・・。見えると思って作業をしたら、不良品を作ってしまったらしい。若い子は見えるのに・・・・。彼女はまだ自分の年を認めようとしない。いつまでも若い気持ちでいるのは大事だけれど。
いつの間にか木曜日。数字なんて考える暇もなく時が過ぎていく。新しい仕事の支度金やら、来月の生活費やらとお金の問題は付いて廻る。その前に今月の支払日対策が必要だ。
この暑さのせいで私の金のなる木は育つ気配がない。
「イマジネーション。イッツファニー・・・・」と頭の中にメロディが流れ出す。
この暑さの中で蜃気楼を見るように想像力が必要なんだ。
今朝も6時30分起床、暑さで数字がぼやけて見える・・・・・。