あれからまもなく一年の月日が流れようとしている。
時間が経つのは早い。
それぞれの思いは魂に届く事を信じている。
またもや親戚の訃報が舞い込んだ。
春めいた陽気に戸惑いを感じながらもタメイキがこぼれる。
もうすぐ春ですね～とキャンディーズの歌声が聞こえてくるこの季節、生かされている事を実感する。
静かに黙祷を捧げよう。
娘が教習所の卒検に合格した。
支払いが待っている。
頑張らないといけない。
まだまだ人生これからさぁ～。
今朝も６時３０分起床、週末は雪マークかぁ～・・・・・・。
妻がケータイをスマホに変えた。
やけに帰りが遅いと思っていたのだが・・・・・。
腹が減ったので帰りを待ちきれず夕食を先に食べる。
ディズニーのスマホだ。
帰宅早々娘に「アカウント作って～」と一目散。
待ってましたとばかりに長男と次男が炬燵に集まってくる。
妻は食べるのも忘れて娘の動作を凝視している。
先に食べていて正解だったとグラスに氷を入れてウイスキーを注ぐ。
食卓で新聞を読みながらオンザロックを楽しむ。
向こうはスマホで盛り上がっているから、こっちはアルコールで盛り上がろう。
「貸して～！」と長男と次男が我が物顔で使っている。
そんな時代になったよね～。
またも中島みゆきが歌いだす。
ミッキーがそのうちに出てくるじゃないかと思うぐらいだ。
夢の国に連れてってと、おやじだけがもがき続けている。
腰が痛いけど、春めいた陽気に心弾みたいものだとなんて、老いぼれピーターパンは嘆く。
やっぱり契約ごとは大安吉日に限るんだね～。
そうだよ、木曜は大事なんだ。
グラスをかさねるごとに瞼が重くなり、気持ちは夜空を飛び廻る。
今朝も４時４０分起床、ディズニーという魔法は永遠なんだ・・・・。
娘が駅まで送って行ってとせがむ。
雨が降っているから？
歩いても僅か１５分ぐらいの距離なのに・・・・・。
友達と隣町まで電車で遊びに行くらしい。免許を取って車を乗り回して遊んでいる子もいると言うのに、彼女はまだ仮免合格して只今路上教習の身なのです。１７日までには何としても免許を取りたいと頑張っているらしい。でも、この時期は合宿の大学生が優先されるらしいのです。誕生日のハンデは意外なところにも付き纏う。何故１７日までなのかと首を傾げる。毎日のように彼女の携帯に自動車学校から連絡が入る。予約が取れた時に乗らないと彼女の道は開けない。
『思想は現実化する』のノウハウを使っているのかと嬉しくなったが、本人は意思していない。たまたま彼女の需要と供給があっただけに過ぎないのかも。たぶん知らず知らずの内にそうなっただけだ。駅まで送ってやるから買い物して来いとロト６のマークシートを手渡す。当たると評判の売り場があるデパートまで行くと言うので、娘に託すのも悪くない。嫌だとすねるが「お前の教習所の支払いもあるから、当たればめっけものだ」と言うと「自分で買えばいいじゃん」と不貞腐れる。このへんがまだ子供だ。まだまだあどけななさが残る。これで世間に出して大丈夫なんだろうかと不安が過ぎるけれど・・・・。
何もかにも親が買い与える必要はないと思う。我が家にはとてもそんな余裕はない。免許は必要だが、車は２年後に必要になるかどうかは娘次第。自分で買うからいいと突っ張っている。欲しいものは自分で手に入れた方が価値が高いし大切にする。奨学金を返すという事も借金の法則の勉強も兼ねているから良しとするか。でも、就職するんだったら無理にでも買わなければならないが、月々の返済は自分でやれと言うしかない。田舎は車がないと生活が出来ないのだ。
１７日の学校説明会には髪を短くしくなくてはならない娘は必死だ。そんな髪型で免許の写真を取りたくないという乙女心らしい。せめて今の髪型で～という気持ちなんだろうな～。思い出ってやつですかね～。年頃の娘らしくなってきたと苦笑い。子供は知らず知らずに成長する。
私も早く金持ち父さんへの道を歩まないといけない。２年後には長男が高校卒業、来年次男は高校受験と続く。計画出産の筈だったけれど、子育てに終わりはないのかも・・・・。
何故か中島みゆきが頭に浮かんでくる。どうしてなんだろう？
そんな時代なのかもしれないね～。
今朝も６時起床、まわる～まわるよ～時代はまわる～・・・・。
天気は二日ばかり雨模様。
二月の雨も変だが、三月になると妙に納得してしまうのは何故だろう。
年度末の今月は何かと忙しい。
中学野球保護者会の総会資料作成に取り掛かる。
それというのも集落の会計を同級生が務めている為、資料まとめの手伝いを頼まれたからだ。
去年の引継ぎの時に手伝うから分からない時は言ってと伝えてある。そうだ、人のお手伝いも良いが自分の事もやらないといけない。帳簿を整理してようやく金額が合いひと安心と胸を撫で下ろす。何気で去年の資料を捲ったら、思いっきり『事業報告』に頭を叩かれた。金の算段に必死になっていたが、大会や練習試合の記録がまったくない。「参った～」と頭を抱える。飲み会の記憶は領収書から多少なりとも蘇る。ほとんど意味をなさないけれど・・・・。顔を出していないので、試合の記録はほとんどない。これでは総会資料の意味を成さない。
次男に学校からスコアブックを借りてくるように頼み込んだ。頼みのスコアブックと開いた途端あっけに取られる。試合内容はそこそこだが、私が欲しい何処の場所で、どの大会だかは何も書いていない。「なんだこれは！？」と呆れ返る。子供達がスコアを付けるのはこんなもんなんだと改めて分かった。日付すら書いていない。どうしたもんかな～と頭を掻く。主要な大会だけでも部活顧問の先生に聞くしかない。声を大きくしてスコアブックは試合結果だけではなく、場所と時間など書くべき欄はすべて埋めなさいと言わねばならぬ。これでは野球における『黒皮の手帳』の意味をなさない。私の手帳にも野球の事は一言も見当たらぬ。こんな事ならブログに書いておくべきだったな～。
そもそも今まで溜め込んでいた学校からの案内文プリントを、何も考えずに年末に処分したのが間違いだった事にようやく気が付く有様だ。祭りの片付けもよく考えないといけない。
後の祭りとはこの事だ。
今朝も６時３０分起床、今日は火曜日かぁ～・・・・・。
今日は定休日、給料日と重なり朝から支払いの為走り回る。
当然の如く右から左へと流れて行き、手元には残らない。
給料日ぐらい自分へのご褒美を忘れないようにしよう。唯一の証として・・・・・。
黒角を買うと決めて支払いが終わり、スーパーに車を向ける。
黒角の上の段にはタンブラー付きの角が占領していた。
黒角の隣には白角とまるで『角のトライアングル』という感じでディスプレイされている。
黄色が強烈に目に飛び込んでくる。
黒にするか角にするかと腕組みして悩むが、黒の存在を黄色が消してしまう。
貧乏が長いと『おまけ』の存在が購入動機を決める。
黒角は来月の給料日に廻すことにした。
角を手に取りレジに向かう。
考えてみればハイボール用のタンブラーだから、ロックで飲む私には関係ない。
でも『おまけ』の威力は凄いのだ。
ちびりちびりと味わって飲もう。
今朝も６時３０分起床、ウイスキーはお好きでしょ～・・・・・。
