さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

テレビ関係者は小さな命も大切にする感性を

2020年09月10日 | 子育ての苦い経験・喜び
  テレビ関係者は小さな命も大切にする感性を

    

 今日あるテレビ番組で猫とカブトムシの映像が流れていました。
 視聴者からの映像を採用したものだと思います。
 最近は番組の最初に猫や犬など
 動物のかわいい映像が流れています。
 しかし、この映像は見るのがつらく感じました。

 この猫とカブトムシの映像
 猫が小さなカブトムシをいたぶっている様子が
 流されていました。
 カブトムシから見て猫は巨大過ぎる相手で
 かなうわけもありません。
 普通カブトムシの生活圏で猫と接触する事は
 ほとんど無いと思いますが
 撮影者は興味本位でテレビに売り込むために
 わざわざ夜行性のカブトムシを昼間猫に
 対峙させ、猫にじゃれさせたのでしょう。
 何度も何度も行いテレビ受けする映像を撮影したのだと思います。
 カブトムシが好きな私は
 これは強く大きいものが小さいものを
 楽しんでいたぶっているように見えました。
 見ているのがつらく悲しかったです。
 このカブトムシは取ってきて公園に逃がしたと
 説明されていましたが
 買ってきて撮影後に用済みになったので捨てたのだと思います。

   

 子どものころは何も考えられずに
 ずいぶん虫たちに残酷なことをしてしまい
 後々反省し命の大切さを学んできました。
 今回の映像は何も分らない幼い子どもではなく大人が
 テレビ受けするためにわざわざ行った行為です。
 それをおそらく数多くの映像からわざわざ選んだテレビ関係者。


 このような小さな虫たちではありますが
 虐待、いたぶりのような映像を面白がって
 撮影する人も、採用するテレビ会社の人も
 命を大切にする感性の乏しさに悲しくなりました。
 司会者、番組でコメントする人の感性も問われています。

 ネットではわざわざ蜘蛛の巣にカマキリを投げて引っかけて
 蜘蛛対カマキリの戦いなどの映像も流れています。
 小さな命をいたぶって面白いのでしょうか。
 人は動物も植物も虫も犠牲にして生きています。
 幼い子どものころの経験は大切ですが
 大人になったのなら
 害虫でないのならできる限り小さな命も
 大切にした方が良いと思います。

 小さな命を大切にできる人は
 大きな命はもっともっと大切にできると思います。

コメント
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