それでも日は昇る

今日よりいい明日が来ますように!

お産は命がけ・・・

2017-06-06 11:17:01 | 日記
去年の5月、京都の産婦人科医院で帝王切開した母親とその子供が重い障害を負っていたことがわかったのだそう。
帝王切開するときは、背中に細い管を差し込んで、そこから麻酔薬を入れる「硬膜外麻酔」というのを行うのだけど、この女性はその際に昏睡状態に陥ったそうで・・・。
すぐ別の病院に搬送されたものの、その途中で心停止の状態に。
何とか蘇生して持ち直したものの、未だに寝たきりのまま。しかもそのとき生まれた子供にも重度の脳性麻痺が見つかったのだそう。
この件について、家族は病院を相手に損害賠償を請求して提訴。
麻酔の針が別のところに入って呼吸ができなくなったこと。それなのに気道の確保が遅れ、低酸素脳症になったのが原因だと主張しているみたい。
中でも問題視されているのが、当時お産を担当していたのがたった1人のドクターだったこと。
万が一に備えて普通は他の医師も立ち会うものだと思っていたけれど、たった1人で対応していたなら、その時に迅速活適切な対応ができたかどうかは疑問だよね・・・。
そういえば先日も、同じように硬膜外麻酔を使った無痛分娩でトラブルが起こったというニュースを見た気がする。
分娩方法は違うものの、どちらも硬膜外麻酔を使ったと言う点で共通しているんだよね。
もちろんたいていの人は何のトラブルもなくお産を終えているんだろうけど・・・。
もともと出産というのは命がけで行うもの。医学が発達した今でも、やっぱりお産を行う時は万全の体制で挑まないとだめだよね。