以前、まだコロナ前の孫たちが小さかった頃の話だ。
わが家族、次男坊一家、総勢8人で、食事に行ったことがある。
美味しいパンが売り物のレストランで、小さなパンのお代わりを、孫たちは、とても喜んだ。
食事後の団らん時、私は、そっと抜けてレジに向かう。
カードでの支払いをしてる時、隣に小さな影が…。
そこには、目を輝かせた孫娘が立っていた。
「おばあちゃん! お金を払わなくても、そのカードで何でもできるのね!」
魔法のカードだ…と、不思議そうに見ている。
今は、もう、高校生になった彼女。
カードの仕組み位、頭に入っているだろうが、小さな子供には、お金でもないのに…と、不思議だったに違いない。
以前、お隣に住んでいらしたママは、銀行に行けば、お金はたくさん貯金してるから…、今は我慢と、子供に話していたようだ。
が、それは私には、納得いかない話だと感じた。
やはり、ある程度、子供には、「分不相応」と言うことを、はっきりと教えなくてはいけないと思う。
孫たちがまだ小さかった頃、ディズニーランドのホテルに宿泊して遊ぶ子供がクラスに居たそうだ。
いっとき、孫たちは、その子が羨ましくて、両親にねだったそうだ。
両親が、どう子供たちに話したか、詳しくは聞いてないが、子供たちは、それなりに納得した様子。
その話を聞いた甘い婆は、すぐに10万円を軍資金として送ったが、実際は、そんなもので済む話ではないらしい。
賢いママは、貯金して、後日、USJにパック旅行してきたようだ。
毎日、汗水流し、一生懸命に働いてるパパ。
体が弱いので、働きにはいけないが、しっかり、家庭を守っているママ。
次男坊一家が、仲良く、明るく暮らしてる様子を見て、お金持ちでなくても、仲良しで平和なこと、それが一番…と、嬉しく思っている。
カードを使うたびに、可愛い孫の「魔法のカード」と言う言葉がよみがえってくる。
自制して使わねば! (*´σー`)エヘヘ🌞