買い物で外出中に、携帯に茨城の友人から5回も電話があった。
バックの中に入れっぱなしだから、バイブの揺れにも気が付かなかったらしい。
茨城の彼女はご主人が入院中なので、「まさか!」と、胸の動悸が激しくなる。
夜になってはいたが、まだ、電話をかけても失礼にならない時刻だ。
早速、かけると、案外、元気な声で安心する。
ご主人名義だった自分の電話を、名義変更する手続きが大変だったこと。
一人になるのに、大きな家は経費が大変だから、アパートに引っ越すように娘たちに言われていること。
ご主人は、あと、3か月か半年だと、お医者様から言われてること。
堰を切ったように、私に訴えてくる。
30年以上の友人だから、家族関係もスッカリ承知だ。
娘だから、辛辣なことも、ずけずけ言ってくる。
お嫁さんの様に、遠慮すると言うことがないのよ…と。
(我が家は、私の耳にも痛い話、ずけずけ、するけどな~)
そのくせ、じゃ~、一緒に住みましょう…とは言ってこない。
彼女の愚痴は、延々と…。
今までのところを引っ越してしまうと、近所の仲良しさんとも離れてしまう。
犬や猫はどうしたらいいだろう…。
聞いてるこちらまで、切なくなってくる。
電話を終えたとたん、傍にいた主人が、ぽつりと。
「おい! 〇〇(地名)の彼女たちとは、連絡とってるのか!」
最近は、自分のことにかまけて、ご無沙汰だった。😠
また、連絡しなければ…。
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