このブログ、地方の幸福の科学信者による布教ブログなんですけれども、時折、自動車関連の記事を書きます。
これには一つの法則がございまして、題して『アクセスが減ると、自動車記事が増えてくるの法則』でございます。(爆笑)
どうやら私が書く自動車関連記事は、オリジナリティーがあるようでして、ありがたいことに、一定の割合で、自動車関連の記事が、読んでくださっているようでございます。
ただ私は自動車大好き人間ですが、それだけで、布教に全く関係がないと思われる自動車記事を書いているわけではございません。
幸福の科学には政治部門としての幸福実現党がございますが、幸福実現党が政治的に力を発揮すれば、世界でも有数の実績を誇る日本の自動車産業は、更に飛躍的な発展を遂げるだろうと思っているからです。
本日は、その一端に触れることができればと存じます。
幸福実現党は宗教政党ですが、そのイメージとは裏腹に、経済に滅法強いのですね。
経済政策の基本は、『減税』『規制緩和』『交通革命』ですが、この内減税と規制緩和は、幸福実現党が唯一訴えていることだし、この減税と規制緩和には、『予算が不必要』な点が大きく、『すぐ行えて、効果が確実』という利点があります。
これを自動車関連に当てはめるとしても、膨大な文字数になってしまいます。
幸福の科学出版が、このブログの自動車関連記事を出版してくだされば、全て書ききれるだろうし、さぞかし心正しき日本の自動車好きの皆さまの、幸福実現党支持が得られるでしょうけれども(笑)、今回は幸福実現党的な自動車政策を、軽自動車に絞って綴ってみたいと思います。
自動車好きの私が、最近道行く車を見て萌えっとするのは、実は軽自動車なんです。
個人的な趣味で、小さな自動車が好きというのもあるんですけれども、実用一本の軽トラとか、ミッドシップのスポーツカーとか、とにかくバイタリティーに溢れていて楽しいです。
各メーカーの努力もあり、商品の品質も性能も、今では十分、輸出できるものとなっています。
実は日本の軽自動車、国内専用企画でして、海外には輸出されていないんですね。
実にもったいない話です。
日本の軽自動車は、サイズも決まっていますし、排気量も660㏄以下ですけれども、今現在海外には、排気量が1000㏄以下の実用車は存在しないんですね。
ですから、今日本の軽自動車を輸出すれば、このサイズのチョイノリ車のニーズを、世界中でシェア独占できるんです。
しかしどうやら、日本のお役所が、認可をしないみたいなんですね。
恐らくは、お役人や政治家のセンセ方の権益が絡んでいると思われます。
天下り先とか、業界の票とか政治資金とかは、『権益』の力が大きいですのでね。
まぁ口実としては、これもまたよく言われる、「前例がない」というお決まりのフレーズを使うのでしょうけれども。
それで、自動車産業界が、力をつけてきたり、自由な商売をやれそうになると、どこからともなく、自動車メーカーをスキャンダルが襲うというのが、ここ何十年も繰り返し起きています。
最近では、三菱の燃費不正や、日産・スバルの車検問題などですね。
しかししかし、幸福実現党は、規制緩和が真骨頂、つまり、前例主義にはまったくこだわらないのが幸福実現党です。
数兆円~数十兆円、あるいはそれ以上の可能性もある軽自動車のシェアを、たかが小役人や小政治家の権益のために失うといのは、幸福実現党的には「意味がわからん」となるわけで(爆笑)、そういうのは、とっとと規制緩和と言う名の、法律のお払い箱に入れて、ささっと時代の荒波と共に流し去るであろうと思われます。
こういう政治的荒業が、幸福党以外の他の政治組織でできるかと言えば、まず無理、いや、絶対に無理だろうと思われます。
というのも、一つは、日本の政党というのは『政党』と言うよりは、支持組織の利益保護団体であると思った方が良いところがあって、基本的に規制緩和の逆の発想をするわけです。
つまり、幸福党以外は、規制強化を政治と思っているところがあるんですね。
まぁそれが、昔の戦国時代的に言えば、所領にあたるのですから、つまり、票田からの票や政治資金のもとになる、権益の根源ですので、致し方ないかなぁと思います。
また、政治家のセンセご自分で、法律を作ったりなさらず、知識は官僚(役人)から拝借していらっしゃるようですので、基本的に官僚には頭が上がらない方が大多数・・・、これ以上言ったら、言霊がきつすぎて、色んな方にご迷惑がかかるかもですので、お察しいただければですけれども(苦笑)、要するにこの国は、放っておけば、官民一体で規制は強くなる一方だし、様々な情報などから、国民の方も、保護の名目の元に、「規制が強くなることは喜ばしいことだ。」というイデオロギー教育を受けていると思った方が良いです。
一方幸福実現党は、基本的に、官僚に負けないくらいの勉強はしていると、思っていただいてよろしいかと思います。
とにかくも、幸福実現党が政治的に力を持てば、軽自動車を海外輸出品にするだろうし、そのために必要な法整備など、あっという間にしてしまうだろうと思われます。
何故あっと言う間にできるかと言えば、規制緩和というのは、法律をつくるのではなくなくすことですから、やろうと思えばすぐできるんです。
そして日本国民の皆様にもうれしいことが。
今の軽自動車というのは、他の普通小型車より割高なんですが、これは軽自動車が国内専用車両であることが大きいんです。
1000cc以上ですと、海外に輸出できるので、大量生産できますが、国内専用だとそうはいきません。
軽自動車は生産量が少なくコスト高ですので、購買者は高くつくし、メーカーは利益は薄いんですね。
ですので、軽自動車が海外に輸出できるようになれば、大量生産が可能となって、軽自動車が格安で買えるようになるかと。
となると現時点の日本国民の皆様は、「前例がない」というお役人の決まり文句のために、かなりの出費をしているということになりますね。
「前例がない」というのは、政府お役人の都合でございまして、かつて江戸時代の幕藩体制の折り、幕府の都合で全国各地に藩の関所があって、人々の往来や経済の行き来を滞らせておりましたけれども、今の日本も、藩や関所が規制に替わっているだけで、一向に進歩していないんじゃあないでしょうか?
とにもかくにも、何が言いたいかと言いますと、幸福実現党は自動車業界や自動車が欲しい方にとっての、強い味方であるということなんです。
本日は幸福実現党の江夏正敏政調会長が、日産の無資格検査問題を、モラルではなく、規制の点から訴えた論文がありましたのでご紹介いたします。
(ばく)
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幸福実現党 主要政策(2017年)
幸福実現党 江夏正敏の闘魂メルマガ vol.101 2017年11月21日発行
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江夏正敏 幸福実現党 政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「本当に日産が悪いのか―日産の無資格検査問題の本質」
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●日産の無資格検査問題とは。
日産自動車が出荷前の完成車検査を無資格の社員に行わせていた問題が発覚し、2週間近くの国内出荷停止となり、百万台以上にのぼる大規模なリコールに発展しました。
道路車両運送法に基づいて国道交通省が定めた「通達」を日産は無視し、それが発覚した後もその通達を破っていたとのことです。
そして、11月17日に日産は、原因究明と再発防止策をまとめた報告書を国交省に提出しました。その報告書では隠蔽行為もあったとされています。
●隠蔽体質は良くない。
隠蔽行為は、自動車の安全性に対する信頼を大きく揺るがすことになり、良くありません。私たち国民が安心して車に乗れなくなります。
法令順守や規範意識は、人の命をあずかる企業にとってはとても大切です。
●出荷前の完成車検査とは。
そもそも、出荷前の完成車検査とは何でしょうか。
本来、公道で車を走らせるためには、完成車を1台ずつ陸運局に持ち込んで保安基準に適合しているか審査を受けて車検に合格し、その証明を得る必要があります。
しかし、そうした手続きを大量生産される車のすべてに行うのは大変です。そこで、道路運送車両法は、大量生産される自動車に簡易手続きを認めているのです。
保安基準に合致しているという車種ごとの「型式認定」をあらかじめ受けておき、メーカーの工場で行われる完成検査でその型式に合致していると確認できれば、
あとは書類審査だけで車両登録を認めて販売できる仕組みとなっているのです。
●完成検査員とは。
このように、国に代わって各自動車メーカーが1台ずつ「完成検査」を行うのです。つまり、製造者自身によって最終チェックをすることになっているのです。
検査を行う「完成検査員」とは、国交省の通達で「完成検査に従事する検査員は、(中略)あらかじめ指名された者であること」と定められており、
どのような人を置くかという認定基準は各メーカーに委ねられています。各メーカーが、それぞれの知識や経験に基づき、検査員を決めてきたのです。
ところが、その実態は日産などで検査員以外の従業員がこれに携わったり、社内の資格を持たない代行者が検印を押したりすることが行われており、
法令順守に違反しているとして、問題となっているのです。
ここで少し驚きなのが、認定基準がメーカーに委ねられているのです。
(この段階で、有資格者か無資格者かということに、あまり意味がなくなるような気がします。メーカーが勝手に基準を決められるので。これについては後述します)
●現場での実態。
モータージャーナリストの御堀直嗣氏が次のような興味深い現場の実態をレポートしています。
「現在の自動車工場は、機械化による自動化が『ここまでか』と思うほど進められている。
自動化は国内工場だけでなく海外の工場にも展開されており、品質を保って世界市場へ新車が送り出されている。
部品の一つひとつがバーコードなどで管理され、組み立てた後にも正しく取り付けられているかが自動で検査され、次の工程へ作業が移されていく。
製造ラインは、ミスや不具合を検知すると、信号が点灯したり、ブザーが鳴ったりして作業を中断。
その場ですぐ点検や修正が行われる。工程の改善により、完成検査項目が工程内に分散しているとも言え、さらに、自動化が進められたことによって新車の製造精度は非常に高くなった。
『完成検査』についても自動化が進み、検査機器に新車が搬入されると、ハンドル、ブレーキ、ライト、排ガス浄化といった安全性や環境適合性などが自動で調べられる。
検査体制を含む生産工程全体の進化により、自動車製造の効率は上がり、1台の新車が数分でできあがっていくほど、自動車工場はどこも生産性が高まっている。
したがって、たとえ完成検査員でない従業員でも、検査機器の信号が青であれば不具合のない自動車と認め、『完成検査終了証』に印鑑を押すことに抵抗がないという実態がある。
このため、日本はもちろん、海外に輸出されたり、現地生産されたりした新車が、今回のような検査違反によって不具合が出たという話は聞かない。
海外には、完成検査に関する法令自体が存在せず、それゆえ、問題となっているのは国内のみである」
●現場と法令の乖離。
以上のレポートを見ると、生産技術の向上により、古い慣習でできた保安基準が、生産現場に適合していないのではないでしょうか。
法令違反が良いとは言いませんが、違反したことだけを糾弾していては、問題の本質が見えなくなるように感じます。
そもそも完成車検査の在り方が時代に合っていないならば、そこを変えなければメーカーも国民を不幸です。
●海外は検査を求めていない。
さらに、日産の出荷停止が「国内向け」だけであるのです。不祥事が発覚した工場では、輸出用の自動車も一緒に生産しています。
一緒に検査しているのに、無資格者が検査していても、輸出はOKなのです。
その理由は、海外では有資格者による最終検査を求めていないからなのです。
●検査の有資格者はいい加減!?
また、「通達」で定められた有資格者による検査についてですが、有資格者に、どのような技能が求められるかは明確に定義されていないのです。
資格は国などの公的機関が認めたものではありません。高度なテクニックが必要というわけでもありません。「能力をもった人を会社が指名する」といった程度なのです。
日産の肩を持つ気はありませんが、日産で無資格者が検査を続けたのはなぜなのでしょうか。
それは、「無資格者が検査しても、有資格者が検査しても、実態的には何も変わらないから」という指摘があるのです。
ある識者は「20年以上、自動車産業を取材してきて、多くの自動車工場に訪れた。自動車工場の写真撮影はアングルなど制限があるが、
この最終検査工程だけは、何の制約もなく写真OKのことが多い。つまり『儀式』の工程であり、何のノウハウもないといっても過言ではない場所だからだ」と述べており、
最終検査工程にあまり意味がないことが透けて見えます。
●官僚の権限強化に利用されている!?
さらに、『選択』11月号に興味深い記事が次のように載っていました。
「今回の日産不正問題は、国交省の省益確保を優先したもの」という報道です。
要約すると「自動車業界にとって重要なのは経済産業省。メーカーは国交省など歯牙にもかけていない。これは国交省にとっては面白くない。
実は、日産の不正が根深い方が、国交省にとっては好都合である。国交省はメーカーに睨みを利かせ、規制を存続するためにも日産には悪役になってもらいたいと願っているだろう。
国交省は、今回の問題で『メーカーの自主性には任せられない』と印象付けることに成功した。
結果、国交省による無意味な各種規制は今後も存続し、官僚の天下り先である交通安全環境研究所などの存続も安泰となった」というものです。
●企業の発展を阻害。
うがった見方をすれば、国交省のこのような意図もあり得るでしょう。官僚による発展の阻害は今までもありました。
幸福実現党の大川隆法総裁は、次のようにIT産業を潰した検察庁の問題を指摘したことがあります。
「ライブドアの堀江氏や村上ファンドの村上氏が逮捕されるということもありました。
『ITバブルは許さない。“濡れ手で粟”のようにして儲けることや、そのようにして大儲けをした人は許せない』ということは、気持ちとしては分かります。
ただ、その影響で、株式投資をしていた人の多くが大損をしてしまうことになりました。全体で何十兆円損をしたか分からないほどです。
以前、幸福の科学の雑誌『ザ・リバティ』誌上で指摘したこともあるのですが、あのようなかたちで検察庁が動くときには、たいてい不況になります。
公務員の給料は法律で決まっていて、あまり上がらないので、“濡れ手で粟”的に儲かる人が悪人に見えるのです。
そこで、“悪代官”を取り締まり、しょっぴいてしまえば、世の中が良くなるように考えるわけです。ところが、その波及効果は大きかったのです。
『資本主義の精神』そのものが、かなり攻撃を受けました。
そのため、発展・成長することが悪であるかのような風潮が煽られ、景気が急速に冷え込み、IT系の新興企業の株価は軒並み下がってしまいました。
結局、“不幸を求めてしまう”ということになったのです」
●時代とともに制度改革を。
今回の日産の件について
「車の品質がごく低かった60年前ならいざ知らず、今の自動車工学の水準のもとでは完全に形骸化している。昔のまま法や規則を放置していたのも問題」という指摘があります。
つまり、最終検査や国土交通省が主管の「型式認証制度」は一部が時代遅れになりつつのではないでしょうか。
場合によっては、有資格者による最終検査制度の廃止を検討しても良いと思います。ここを議論すべきでしょう。
海外では有資格者による最終検査がないのですから。
実は、国交省は、このところ高速道路のトンネル崩落、耐震偽装、燃費不正、今回の完成検査と、まさに失態続きなのです。
しかしながら、国交省は、そのような事件が起きる度に、うまく批判をかわし、規制を強化してきました。
そろそろ、企業をいじめるのではなく、不作為の罪に陥っている可能性があることを自覚し、民間が仕事をしやすい環境を整えることに発想を変えていくべきでしょう。
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2、編集後記
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法令順守、規範意識は当然大切です。
しかし、時代遅れのしきたりや、既得権益で、それ自体が悪になる場合があります。
だからこそ、政治家が存在し、良い仕事をしなければなりません。
良い仕事をするためには、高い見識と、国民や国家をどの方向に導こうとしているかのビジョンが必要です。
そのビジョンによって、政策が違ってきます。
幸福実現党は発展・繁栄のビジョンを掲げており、小さな政府、安い税金を目指しています。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、政務調査会長。
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・政務調査会長)
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ホンダ・S660 試乗インプレッション 車両紹介編