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新年号『令和』がスタートしました。
ここは高知の幸福の科学信者による布教ブログですが、代表管理人である私が、心のことより社会化が好きな看護師でして(笑)、しかもまた、そのサンプリングに自動車を使う変な思考を持っています。(大笑)
そこで時折、『自動車から見える日本と世界』という演題で記事を書かせていただいているのですが、これが結構アクセスが多いんですね。(爆笑)
私的には、「御縁があってブログに来ていただいた皆様への、ちょっとした箸休めにでもなればなぁ。」という企画なのですが、あっ、こんなこと言うと、高知のお仲間たちから、「ばくちゃん、お前さんの記事は、全部ばぁ、箸休めじゃきに。」と怒られそうですが・・・。(大爆笑)
そこで今回は、前時代となった平成を代表する、とびっきりの和製スーパーカー、『ホンダ NSX(初代)』にスポットを当ててみたいと思います。
ホンダNSX(以下NSX)は、トヨタセルシオ(現レクサスLS)、日産スカイラインGT-R、ユーノスロードスター(現マツダロードスター)、スバルレガシーなど、傑作国産車が目白押しの1989年に発表され、翌1990年に発売開始となっています。
これら平成元年に発表された傑作国産車は、現在も後継車が製造継続されるブランド作品となっていますし、その後の世界の自動車産業界に大きな影響を与えたことは、拙ブログでも何度か取り上げて参りました。
その中でNSXの大きな特徴は、エンジンを車体中央に置く、ミッドシップの、本格的なスーパーカーであったことです。
トヨタセルシオは、その後のメルセデス・ベンツ(独)やジャガー(英)などに多大な影響を与えたように、ホンダNSXは、フェラーリやポルシェなど、世界のスーパースポーツカーに、大きな影響を与えました。
なぜ影響を与えたかと言うと、「誰が運転しても、速く走れたから」です。
なぜ誰が運転しても速かったというと、NSXは、とても扱いやすかったのですね。
1980年代までのスーパーカーというのは、レースやラリーをイメージしているからか、ハンドルを始めとする操作系は重くて当たり前、また、室内空調は悪くて当たり前だし、空力をよくするために視界が悪く、荷物が積めなくて当然という価値観でした。
そして、エンジンやその他のパーツの調子を整えるのが難しく、常に整備をしていないと、本来の性能を発揮できなかったのですね。
当時はその扱いにくさや、維持する苦労も、「スーパーカーが買える、選ばれし人の証」というような、変な論調がまかり通っていたのです。
フェラーリ328GTB
ところがNSXは、操作系は軽いし、エアコンだってついているし、視界は広々で、トランクはゴルフバックが2個入るスペースがあり、エンジンはノンメンテナンスで、しかもVTECという、低回転から高回転まで、出力ロスの少ない最新エンジンでした。
ホンダはNSX発表の前年(1988年)は、世界最高峰のレース、フォーミュラー1(F1)で、16戦15勝という、途方もない成績を残し、NSX発表の89年も、ワールドチャンピオンに輝く、当時世界一のレーシングエンジンメーカーです。
そんな当時のホンダが作ったスーパーカーですので、もっと尖った作品かと思いきや、NSXは、とっても人間に優しいスーパーカーだったのです。
当時のホンダは、アメリカで高級車販売ブランド「アキュラ」を設立するにあたり、ホンダを代表する作品としてNSXを作ったのですが、そのコンセプトは、「人を犠牲にしないスーパーカー」だったらしく、当初から、ギンギンの作品は念頭になかったようです。
ただ、V型6気筒3000㏄で280馬力のエンジンは、当時の「自主規制という名の280馬力規制」がなければ、もっと出せていたはずなので、とても惜しいことです。
「一体何兆円の国富が失われたか。」と、私は、行政に腹が立って仕方がないです。
さて、ホンダはNSXを開発するのに参考としたのは、フェラーリ328GTBだったのは有名な話です。しかし基本的な部分などは参考にしつつも、ある意味で、フェラーリ328のネガティブな面を、徹底的に払拭したのがホンダNSXだったとも言えますね。
ちょうど、NSXが参考にしたと言われるフェラーリ328GTBも、時を同じくして、1989年に348tbにモデルチェンジします。
カタログ上のエンジンの性能などは、フェラーリ348の方がNSXより上なのですが、一般的なドライバーが運転したら、NSXが圧勝してしまう現象が、主な市場である全米各地で起こったのですね。
なぜならば、圧倒的にNSXが扱いやすかったからです。
NSXは変速ギアも、オートマティックトランスミッション(AT・通称オートマ)もありますし、AT車はハンドルの軽いパワーステアリングもついています。またトランクも広いので、お買い物にショッピングモールに女性が運転するのにもってこいでした。
その、お買い物に運転しているか弱い女性ドライーバーに、なんと、男の中の男の車であった、フェラーリやポルシェ911が負けてしまうのです。
NSXの大きな特徴は、世界初のオールアルミニウムモノコックボディ。
ボディをアルミ製にすることで、軽量かつ剛性の高いものになりますが、その分コストがかかります。アルミは、スチールよりも溶接が難しいという特徴があるため、当時の市販車では、他にこのような車はありませんでした。
初代販売時の価格は、当時の国産車の中で最高峰となる800万円と高額にもかかわらず、バックオーダーが大量に発生し、待ちきれないオーナーの中には、アメリカの「アキュラ」からの逆輸入品を購入する人も多かったのだとか。
NSXは、当初のホンダの予想を超えて、日米で大ヒットとなりました。
当然、サーキットを走れば、フェラーリ348もポルシェ911も速いのでしょうが、両者ともエンジンは昔ながらの気難しいものでしたし、348はフェラーリ初のモノコックボディで、十分なボディ強度を持っていなくて、直進安定性に問題がありました。
また当時のポルシェ911は、伝統の空冷エンジンから、今につながる水冷エンジンへの切り替え期でしたから、基本的な車つくりに経費をかけられない時期であったのかも知れません。
コーナーリングを得意とするミッドシップ車は、その反面、直進安定性に難のある作品が多いのですが、空力を安定させるために伸ばしたトランクが功を奏し、NSXの直進安定性は優秀でした。
当時、スーパーカーの雄、フェラーリの焦りは相当なものだったようです。
というのも、フェラーリの伝統は「F1レースに出る費用を稼ぐために、市販車を売る」がモットーです。しかし当時、F1でホンダに、全くかなわなかったからです。
フェラーリはホンダに、レースとアメリカ市場の両方で、存続の危機にまで追い込まれたのですね。
フェラーリ348tb
そして今度は、NSXを徹底的に研究したとされるスーパーカーが、1994年にフェラーリから発表されます。
その名はF355。
F355は、348シリーズの後継モデルで、3500㏄ V型8気筒5バルブエンジンを搭載し、ボディの強度を大幅に上げて、日本製の部品を多用してトラブルをなくし、またF1マチックという、セミオートの変速ギアを搭載しています。
F355は、「フレンドリーで速いフェラーリ」ということで大ヒットとなりました。
フェラーリF355
自動車ライター、ジョン・ラム氏によると、
「NSXは非常に欠点の少ないクルマである。技術的にNSXは素晴らしく、動力性能的にも群を抜く出来だ。魂をゆさぶる走りとロングツーリングにも適した乗り心地よさの共存というカメレオン的な性格は、従来の最高級スポーツカー市場を変えた。(中略) NSXは、それまでのぬるま湯的なスポーツカー市場に活を入れ、フェラーリやランボールギーニといったメーカーに恐怖感を与えたのだ。そして数年後、我々はNSXがもたらした影響の大きさを改めて実感することになる。フェラーリがNSXに対する答えとして世に送ったF355に乗ったとき、このクルマをここまで変えさせたのはNSX以外の何ものでもないと強く感じた。NSXの存在なしに、フェラーリがここまで洗練かつ文明的になることは、多分無理だったに違いない。」
と絶賛です。
今、世界のスーパースポーツカーは、パワーステアリングやオートマチック変速機など、らくちん運転が当たり前ですが、その最初は日本のホンダNSX(初代)からです。
つまりNSXは、フェラーリを始めとするスーパーカーを近代化させたとも言えますし、近代のスーパーカーの始祖的な存在とも言えますね。
さて、ここから幸福の科学や幸福実現党の話題に持って行くのが、この布教ブログの真骨頂なのですが(爆笑)、名車ホンダNSXから、我々が学ぶべき点は2つあると思います。
一つはなんと言っても、「規制緩和の重要性」です。
初代ホンダNSXの時代は、悪名高き「280馬力規制時代」ですので、「当時、世界で一番速かった」とも言われるNSXとて、最高出力280馬力以上には、高性能化することができませんでした。
280馬力規制がなければ、ホンダは、後塵のフェラーリF355と競争し、もっと多くの名車を産んでいたかも知れません。
つまり行政の規制には、「失われる富がある」ということで、不必要な規制はなくしていく方向こそ重要です。
280馬力だろうが64馬力だろうが、自動車の危険性には変わりありません。ということは、280馬力規制そのものが、大いなる無駄だったわけですし、ひいては、平成のはじめに、これだけ多くの名作を生んだ日本の自動車産業界が、時代が進むに連れ輝きが薄れていったのも、消費増税や多くの規制によるものということです。
これは行政、つまり政治問題ですので、ものつくり大国である日本が、今後輝きを取り戻すには、減税や規制緩和を政策とする政治勢力の躍進が絶対に必要です。
そしてもう一つは、「電力政策」です。
NSXのボディは、世界初のアルミモノコックです。
アルミは高価ですが、そのほとんどは電気代なのですね。
原料のボーキサイトからアルミニウムを分離するのに、大量の電力が必要なのです。
つまり、電気代が少なくなれば、安価なアルミニウムが作れるということですね。
今世界のアルミニウム製造のシェアは、中国が主流となっていますが、それは電気代が安いからに他なりません。
日本の政治政党で、電気代が安くなる可能性があるのは、幸福実現党だけなんですね。
つまり、幸福実現党が日本の政治で躍進すれば、ホンダNSXのような、オールアルミボディで、軽くて強くて燃費に優しい自動車がたくさん作れるようになる・・・ということですね。
自動車大好きな私は、自動車愛の方には、幸福実現党を支持していただくべきだと思うのです。
とにかくも、NSXは、全世界に革命をもたらしたのです。
革命とは、価値観の不可逆的変化をもたらします。
つまり、過去の価値観に戻らないのが、革命なのです。
日本に、「減税と規制緩和の革命」をもたらせたいですね。
それは、幸福実現党でしかできませんので、ぜひにとも、幸福実現党を応援していただければと存じます。
ということで本日は、経典『幸福の革命』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、一部抜粋をお届けいたします。
(ばく)
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「自分は才能あふれる人間である。学歴は高く、教養も能力もある。しかし、現実には成功を得ていない」と思っている人は数多くいます。
そうした人は、自分が成功できない理由が分からず、「世の中のブームに乗り遅れた」「他の人のせいでこうなった」「時に利あらず」などと考えがちです。
しかし、そうではありません。自分の心の狭さに原因があるのです。
孤高であることはよいとしても、「孤高と言いつつ、実は、みずからの心の狭さを誇っている部分があるのではないか」ということです。
心の狭さとは、結局、人を裁く傾向です。すなわち、他人のあら探しをする傾向です。
優れた才能や資質、豊かな教養を持ちながらも成功しない人たちに共通する傾向は、「他人のあら探しをする」ということなのです。
こうした人には、他の人は決してついてきません。たまたま、オーナー社長であったり、どうしても抜き難いタイプの指導者として、現在の立場についていたりしても、徳がないため、やがては人の心が離れていくのです。
そうした徳のなさは、結局、その人が強い自己愛を持ったナルシスト(自己陶酔者)である点に原因があります。
自分の孤高の性格をよしとしているため、他の人の人格を受け入れようとせず、人を裁こうとする傾向があるのです。
高い知能を持ち、素晴らしい経歴がありながら、現在、成功していない人は、この点を点検していただきたいと思います。
要するに、「寛容さが欠けているのではないか」ということです。
寛容さの基礎にあるのは、「多様な価値観を持てる」「さまざまな個性を持った人を、包み込むように愛せる」ということです。 これができない人は、偉大な指導者として多くの人を引っ張っていくことはできないのです。
もちろん、仕事の過程で他の人が失敗した場合は、それを修正させていく必要があります。しかし、そればかりではなく、他の人の欠点をも愛せる人間となることが大切なのです。
他の人の欠点がかわいく見えてきはじめたならば、あなたはすでに成功者への道を歩んでいるのです。
逆に、他の人の欠点がどうしてもがまんできず、その人を自分の視界から完全に消してしまいたいと感じるならば、いまは成功しているとしても、やがて必ず逆境のときが来ます。これは予言できます。
どうか、寛容ということを学んでください。これも大いなる愛なのです。
『幸福の革命』(大川隆法著 幸福の科学出版】P71~74
https://info.hr-party.jp/2019/8694/
☆大川隆法幸福の科学グループ総裁御法話☆
演題 「自由・民主・信仰の世界」
日時 5月14日 18時40分より
場所 本会場 幕張メッセ 衛星会場 全国支部・精舎
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2182
☆大川隆法幸福実現党総裁・釈量子幸福実現党党首
演題「君たちの民主主義は間違っていないか。」
日時 5月22日(水)18時50分~
場所 本会場ベルサール高田馬場 衛星会場全国支部・拠点・精舎
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