きょうは!

思いつくまま

東京ステーションギャラリーでエミール・クラウス

2013-07-13 | その時折

 

                   

 

           15日までの 「エミール・クラウスとベルギーの印象派」。

            エミール・クラウスという名は初めて聞きました。

    

 

 

           ステーションホテル復元工事といっしょに

           丸の内北口に新規オープンしたステーションギャラリー。 

 

 

                   

 

             重要文化財に指定されている構造用レンガ、

 

 

 

 

                   

 

            シックな周り階段、 

 

 

 

 

                 

 

 

           ステーションホテルと同じような飾り窓や、

           旧ステーションギャラリーで使っていたシャンデリア、

 

           独特のシックな雰囲気を醸し出しています。              

 

 

 

 

           フランスの印象派はよく目にするけれど、

           ベルギーの印象派を意識してみるのは初めて。

 

                   

 

 

           その代表が エミール・クラウス。

           フランス印象派と一見似て見えますが、

 

 

 

                  

 

 

           雰囲気が もっと明るく開放的

 

 

 

 

                  

 

 

           特に、逆光の澄んだきらきらした表現*

           女性の髪の毛やうなじに当たる光の素敵なことったら*

 

           独自の 「ルミニスム(光輝主義)」という名がついているとのこと。

 

   

           ベルギー印象派第一人者の彼は、 

           実は日本とのつながりも深かったとのこと。

 

           大原美術館の収蔵品の土台を作った画家児島虎次郎が

           絵の勉強をしに行ったのがベルギー・ゲント。

           そこで個人的に指導してくれたのがエミール・クラウス。

           同じく留学していた太田喜二郎とともに、とても良い環境で、

           教えを受けたという。

 

                    

 

           二人の作品も展示されており、

           画風の流れがよくわかります。

           これが、エミール・クラウスについての日本初の展覧会ということですが、

           逆に、今まで紹介されなかったということが不思議な感じでした。