脳外記録媒体

Time is linear

オリジナリティ とは

2015-09-12 12:27:18 | 日記
CHABO
クリエーター情報なし
Mastard Records



「DADA」というアルバムが好きで、よく聴いていた。

「東京」の匂いがする・・・というか、東京の女の所に行くときによく聴いていた。


なんだか「カッコいい」曲が多くなってきた気がして、DADAより後ははあまり興味がなくなった。


しょせんはオッサンのジャパニーズ・オールドロックだ。なにからなにまで憧憬と拝借だ。調理の仕方の問題だけだ。


でもこの人の場合、声と歌唱法が独特すぎる。強烈な個性だ。それがずるい。

この人の曲を聴くといつも「オリジナリティ」について考えてしまう。

麗蘭の「ミュージック」という曲はあきらかにドゥービーの「listen to the music」が基礎にあるだろうが、

パクリではないと感じる。あのチャボの歌い方が大きい。それに、あの歌詞がすばらしい。


自分は昔からcharの音楽は全然好きになれない。でも、万人うけするほうに近いのはチャボよりcharだろう。

ギターもcharのほうが「上手い」のだろう。

しかし、今は個々人の個性能力が強く問われるのだ。努力だけでは得られないものかもしれない。

「ミュージシャン」が軽々しく「アーティスト」を名乗れない。

チャボは声と歌唱法とリリックなら間違いなく「アーティスト」なのだろう。


ま、よくわからんことをツラツラとかいてしまったが、


キースと同時期に発売されるこの、ニックネームを冠したアルバム。


アマゾンで視聴してしまった。新譜なのになんだか懐かしくてグッときてしまった。


中身のないオッサンのチョットした慰めになりそうだ。

コメント
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