障害には、先天性・後天性・疾病による後遺症などが一般的に理解することが出来るでしょう。
ここで言う障害は、障害の上に、新たに作り出してしまう障害のことです。
障害を持った方(高齢者含む)を援助するとき、精神的な部分で、新たに障害を作り出してはいないでしょうか。
(精神面でのケア不足)
目に見えて分かる障害に対しては、理学療法・看護・介護・治療といった形で行えると思いますが生活機能の保持、回復を目指すことですね。
しかし、目に見えない障害についてはどうでしょうか。
人間性(心がまえ・思い)ということになるかと思います。
人間性は様々だと思いますが、一つだけ共通するものがあるように思います。
援助する側であれば、「相手の思いをどれだけ受け止められるか?」と考えます。
受け止めること、受け入れることはすぐには無理だと思います。
時間をかけ、接することが必要ですね。
接する(ケア)ことが出来なければ、何も始まらないでしょう。
人の話ではなく、まず自分が色々な接し方をして相手を知ることが必要でしょう。
その中からお互いの関係が生まれてくるのではないでしょうか。
集団生活の中でも、個別的な視点は、大切だと思います。
相手に対し、イライラ感、不満、不信、不安を与えるというのは、精神的ダメージを与えていることでしょう。
障害者は持っている障害、事故や社会環境を克服するだけでも、大変な思いをしているのではないかと思います。
しかし、優しくすれば良いということではないようです。
障害者ゆえに持っているものとは、
「強気な態度」と、「どうみられるかという怖さ、緊張」の二つがあるのではと思います。
障害者ゆえの心のバリアとは、
一方が構えることによって、バリアは簡単に作られます。
そしてある意味、相手と気まずい関係になったとき、初対面の人に対してなども同じようなこと、その間の距離ができます。
歩み寄ることで、気持ちが楽になるならば、
「一緒にいて自然な気持ちになれること」が大切なのかもしれませんね。
その気持ちを、お互いが少しずつ譲り合いを、作ることも大切なのかもしれません。
ここで、個別的な視点を考えなければならないでしょう。
どういう思い、今後をどう考えるかを知るべきで、相手にあった生活環境も考えなければならないでしょう。
きっと、その相手に対する援助法が見つかるのではないかと思います。
人間関係であれば、健常者関係でも同じことが言えると思います。
良く言われる言葉、
「会う会わない、好き嫌い」など、言われる方がいますが、
「なぜでしょうね?」
思い込み(先入観)が激しく、先に立っているのではないですか。
新たな障害を、自らで作ってはいないでしょうか。
一つ一つ克服できるよう努力していくこそが、必要なのかもしれません。
応援宜しくお願い致します