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考えてみようコラム:新たな障害と心のバリア

2013-03-15 17:00:00 | 考えてみよう:コラム


障害には、先天性・後天性・疾病による後遺症などが一般的に理解することが出来るでしょう。

ここで言う障害は、障害の上に、新たに作り出してしまう障害のことです。
障害を持った方(高齢者含む)を援助するとき、精神的な部分で、新たに障害を作り出してはいないでしょうか。
(精神面でのケア不足)

目に見えて分かる障害に対しては、理学療法・看護・介護・治療といった形で行えると思いますが生活機能の保持、回復を目指すことですね。

しかし、目に見えない障害についてはどうでしょうか。

人間性(心がまえ・思い)ということになるかと思います。
人間性は様々だと思いますが、一つだけ共通するものがあるように思います。
援助する側であれば、「相手の思いをどれだけ受け止められるか?」と考えます。
受け止めること、受け入れることはすぐには無理だと思います。

時間をかけ、接することが必要ですね。
接する(ケア)ことが出来なければ、何も始まらないでしょう。
人の話ではなく、まず自分が色々な接し方をして相手を知ることが必要でしょう。

その中からお互いの関係が生まれてくるのではないでしょうか。

集団生活の中でも、個別的な視点は、大切だと思います。
相手に対し、イライラ感、不満、不信、不安を与えるというのは、精神的ダメージを与えていることでしょう。

障害者は持っている障害、事故や社会環境を克服するだけでも、大変な思いをしているのではないかと思います。
しかし、優しくすれば良いということではないようです。
障害者ゆえに持っているものとは、
「強気な態度」と、「どうみられるかという怖さ、緊張」の二つがあるのではと思います。

障害者ゆえの心のバリアとは、
一方が構えることによって、バリアは簡単に作られます。

そしてある意味、相手と気まずい関係になったとき、初対面の人に対してなども同じようなこと、その間の距離ができます。

歩み寄ることで、気持ちが楽になるならば、
「一緒にいて自然な気持ちになれること」が大切なのかもしれませんね。
その気持ちを、お互いが少しずつ譲り合いを、作ることも大切なのかもしれません。

ここで、個別的な視点を考えなければならないでしょう。
どういう思い、今後をどう考えるかを知るべきで、相手にあった生活環境も考えなければならないでしょう。
きっと、その相手に対する援助法が見つかるのではないかと思います。
人間関係であれば、健常者関係でも同じことが言えると思います。

良く言われる言葉、
「会う会わない、好き嫌い」など、言われる方がいますが、
「なぜでしょうね?」
思い込み(先入観)が激しく、先に立っているのではないですか。
新たな障害を、自らで作ってはいないでしょうか。

一つ一つ克服できるよう努力していくこそが、必要なのかもしれません。

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考えてみようコラム:共感とは何か?

2013-03-07 17:00:00 | 考えてみよう:コラム


『共感』他人の考えや感情に対して同じ考えや感情を持つこと。

共感とは、共に思いを共有しあうことである。
ただ単に相手に合わせることは、共感とは言えないと思います。
相手の思いを感じ取り、援助活動に結びつける事が大切なこと。

否定をしないこと相手のペースで動く事が基本であると思います。

健常者からすると、高齢者や障害者の気持ちは理解しにくいもので、自己中心的な考えから、差別感や否定しがちです。
まず、相手を受け入れること「そうなのですね」と思えることや良い姿勢を保つことが大切と考えます。
しかし、一般の健常者には、共感というものは困難と思えてなりません。

現実に出来ることを考え受け止め、共有し合うことが、健常者にも必要だと思います。

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