(写真)ポルティロさんの葬儀
ユタ州のソルト・レーク・シティで試合中にパンチを受けて死亡したサッカー・レフリーの追悼式が行われました。
パンチを受けた後1週間意識不明になっていた46才のリカルド・ポルティロさんが土曜日に死亡しました。
警察によると、ポルティロさんは、イエローカードを出した後、レクレーション・サッカー・リーグの17才の選手に殴られました。
過重の殴打の容疑で少年拘置所にいる彼は新たな罪を負うかもしれません。
検死がなされていますが死因は発表されていません。
およそ100人の家族や友人が、日曜日の夜、ポルティロさんの自宅の前の芝生でキャンドル葬儀を行いました。
警察の報告書によると、事件はソルト・レーク・シティ郊外の高校で行われた試合中に起こりました。
スコアを試みていた相手のフォワードを押したのでポルティロさんが彼にイエローカードを出した時、10代の彼はゴールキーパーでした。
レフリーと議論をした後、彼はポルティロさんの顔にパンチを浴びせたと報じられました。ポルティロさんは座り込んで血を吐き始めました。
彼は病院に運ばれましたが脳に腫瘍ができて昏睡状態になりました。
10代の名前は、未成年なので伏せられています。
ポルティロさんの26才の長女は、父親がレフリーをしていた8年間で殴られたのは初めてではないと言いました。
試合の審判の結果に対して過去2回殴られて肋骨と脚を負ったこともあったと彼女は言います。
死亡したポルティロさんの義理の弟でサッカーのレフリー仲間のロペスさんは、リクレーション・サッカー・リーグは次第に制御が効かなくなってきたと言いました。
「それは、子供の無知ではなく、親のマナーの悪さによる。」と彼はスペイン語で話しました。
「サイドラインから親が叫んだり屈辱したりするので子供達はより暴力的になっている。」
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レフリーは命がけで仕事をしなければならないのですね。親やファンに煽られやすい10代の試合には特に気を付けなければ殺されてしまう恐れがあるようです。